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資格取得を目的として法律の勉強をしています。

ところで、民法の総則が苦手で困っています。
いい勉強方法などはないでしょうか。

ゴールとしては、たとえば司法試験の択一が難なく解ける程度、
すなわち、だいたいの民法の総則の問題ならば、
見た瞬間に正誤が判断できる程度までを求めています。

現在、専業として法律を2年程度勉強しており、
勉強法を変えたり、分かりやすいテキストに変えたりとしておりますが、
どうしても総則の問題はつまづいてしまいます。

よく過去に出題された問題を解きまくるという勉強法がありますが、
過去の問題についてはもう暗記している程度ですが、それでも苦手です。
見たことのない問題を見る度につまづきます。

多分、出題の意図に気づかないので、
(または、出題の意図が制限行為の論点なのか、意思の瑕疵の論点なのか、代理の論点なのか混乱して)
答えが選べないのではと思っています。

また、民法に関しては、どうしても文章の理解に時間がかかってしまうので、それも苦手意識になっております。

総則に関しての勉強は、一般的にどれくらいの勉強をすれば、
得意分野に変わるものなのでしょうか。さっぱり見えません。
それ以前に、問題の消化量が少ないのでしょうか。
一般的に、他の方(法律家を目指すような方)は、
どれくらいの問題量を消化されるのでしょうか。

もしかすると法律センスが根本的にないのかもしれませんが、
どなたか、よい勉強方法があればご教授下さい。

A 回答 (1件)

 相当の難問ですねぇ。



 まず,法律は,問題があって答えができればいいというものではありません。過去問の答えを暗記するというだけでは,法律が分かったということにはならないでしょうね。

 たとえば,Aという問題の答えは,判例でBと決まっているとします。このとき大切なことは,Bという答えが決まっていることではなく,なぜ,Bという答えになったか,ということです。Bという結論を出すために,大審院や最高裁が何を考えたのか,それを理解することが重要なのです。

 特に,民法総則は,条文の規定が抽象的で,その条文の元となった考え方が条文には書いていませんので,そこまでさかのぼって理解することがポイントになります。

 教科書を読むにしても,問題を解くにしても,そのようなところまでさかのぼって考えることが大切だと思います。

 さて,勉強方法ですが,古い方法になりますが,我妻の民法講義をじっくり読む込むという手はどうでしょうか。最近の教科書は分かりやすい分,味がないという印象を受けます。味とは何だと反問されても困るのですが,碩学のものの考え方とでもいいましょうか,読んでいるうちに,何となくじわーと理解できてくる,そういうもののことです。

 上手くいくことの保証は何もありませんが,苦しい中ですので,試してみるのもいいかと思います。
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