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徐福に500男と女の子供がつれて日本へ渡るという言い伝えはほんとうですか?

A 回答 (2件)

古代日本に朝鮮半島や中国大陸から多数の人間が日本列島に移住し、


高い文化や技術を伝えたらしいことはほぼ事実と考えられています。
しかし日本の国の歴史は現在2~3世紀ぐらいまでしかさかのぼることが
できません。徐福が日本に行ったと言われているのは紀元前3世紀、
日本の歴史が明らかになり始める時代から見て500年前~600年前の話ですから、
徐福という人が本当に日本に来たのかどうかなんて全然分からないのです。
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 漢の時代に作られた最初の歴史書である「史記」に記載されています。



 司馬遷の記述によるものですが、彼の見識や自尊心はきわめて高く、数百年前の春秋戦国時代の記述も生き生きしています。

 もっとも、春秋の記述は、彼が古老からの言い伝えを聞いたり、文献によったりしたものでしようが、秦の時代は彼の生きた時代にきわめて近く、(司馬遷は紀元前145年生まれと言われている。始皇帝が死んだのは紀元前210年。65年しか違わない。)始皇帝の墓に水銀を多量に使ったとか、始皇帝の使った車などや軍制は、始皇帝陵の周辺の地下土壌がかなり水銀に汚染されているとか、銅車馬、兵馬俑などの出土によって、相当確実性の高い記述であったという裏付けが取れています。

 ですから、徐福が多数の男女を連れて船出したというのは、たぶん事実ではないかと思われます。

 ただ、いきついた先が日本なのか、台湾なのか、はたまた沖縄であったりするのかは不明です。

 日本の「徐福伝説」については遣唐使によって「史記」が日本に持ち込まれた後に、各地に生まれたものとみた方が間違いが少ないと思います。
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