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もうすぐ上棟を目前にした、関西地方の一施主です。
●断熱は、透湿性や防音性という利点も含め、初期よりセルロースファイバーで断熱することを考えていますが、
構造用合板とビニールクロスでは、透湿性といったSF断熱の意味が半減するのではと考え、現在高性能GWを使うことも
含め、建築家の先生に検討頂いているところです。
●一つの選択肢としては、デコスドライ工法で、防湿層なしで構造材はダイライト・・・と透湿性を高めた案を考えていますが、
そうすると、「冬は過乾燥する室内をせっかく加湿しても外へ逃げる水蒸気量が増える、夏は冷房などでせっかく除湿しても流入する水蒸気量が増える」ということ、断熱性能自体が落ちるわけではないものの、その加湿の気化熱に必要な冷暖房費がかかることになることを教えていただきました。
●サッシについては、いろいろ御助言をいただき、当初トステムのデユオPGだったのをシンフォニーマイルドに、
ガラスは、遮熱断熱ガラス (ただしコスト減のために伊藤忠の輸入するアメリカ製というのが少し心配) に変えました。
●24時間換気についても集中排気型などを教えて頂きましたが、今から変更が可能なものか、時間やコストがかかるのではないか、
これから調べる段階です。
●どちらにしましても、気密性と断熱性を向上させて、次世代省エネ基準の改正にも対応できるくらいの家にしてもらいたいと
考えています。
●しかし、関東以西のIV地域の工務店では、きっちりとした気密性を確保したレベルの高い施工が出来るところは1割程度という話も聞きました。
●一方、西方さんのHPには、
『簡易に気密を得るには、断熱材にセルロースファイバーを使い防湿シートをなくし、外回りのタイベックで気密をとる。
関連する工務店は実際にこうした方法で簡易に隙間相当面積1cm2/m2を切っている。』との記述があります。
http://nisi93.exblog.jp/9258399/
現在は、この西方さんの、ボード(合板)気密工法 http://www.nisikata.co.jp/n2002/sink/002/sink002 …
で気密性が確保できるのではないかという話になっていますが、実際西方さんの仰るように簡易に気密性を向上させることは可能でしょうか?
そのためには、工務店にはどのようにお願いしていけば良いでしょうか?
もともと、住宅性能評価を受けることも考えていましたが、最終的には話し合いで受けないことになりましたので、
どうやってチェックしていけば良いかなど、悩むところです。

●またセルロースファイバーの外壁内壁の透湿比が1:2は必要とのことですが、
このボード気密工法で行く場合内装材等に何を使えばこの比率になるのか、あるいは1:1で行くのか、
また、コストの点も含め、全てを転換し、従来の防湿層を設けたGWによる断熱に変更するのか・・・など迷うところです。

その他、断熱・気密の向上に関することで、色々御示唆・御助言頂ければ幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (7件)

#1&5 です。



>結局セルロースファイバーのメリットはなくなるわけで、それなら高性能グラスウールの方が、
>割安ということでしょうか。

これについては既に "質問番号:4720406" で、このスレの #6 である ultra1long さんが、根気よく丁寧に回答されています。
もう一度、よく読み返して見てください。
それでも理解できなければ、単純に「メリットは無い」と考えていただいた方が、hiro200901 さんにとって気持ちの整理がつきやすいと思います。

>セルロースファイバーの場合、吹き込むだけで技術は要らないとなると、
>どこに頼んでも同じと理解してよろしいでしょうか?

いいえ!!
吹き込みと、その後の(吹き込み口をキチンと塞ぐ)作業自体に技術が必要です。
防湿フィルムに何カ所もの穴を空けて吹き込むワケですから、隈無く吹き込むためには経験と技量は不可欠でしょう。
このためには 3~4人がかりで3日間程(9~12人工)の手間賃が必要でしょうから、安い代理店の見積りに関してはその辺をチェックすればよいのではないですか?
あとは元請工務店とそれらの代理店との取引関係でも違ってくるハズですが。。。


>批判といわないまでも、もう少しご示唆が頂ければ幸いです。

ヒントは既に #5 でも申しあげましたが。。。。

1.断熱層内では結露が起きないという世にも希な "仮説"

2.耐力壁自体で気密まで確保出来るという "思い込み"
 (建物が単純な6面体だというのなら、まだ話は別ですが)

【お断りしておきます】
この手の "断熱" に関する質問に、賢明な専門家の方々からスレが立たないのは、不毛の論争に巻き込まれたくないからですよ。
このカテゴリーで他人の持論への口出しは、天に唾を吐く如し愚行ですからね。


ultra1long さんも再三のアドバイスされていましたが、高高を計画するうえで "断熱" "気密" "空調" は三位一体であるべきです。
集中排気を後回しに考えていらっしゃるようですが、ちゃんと断熱工事と併せて計画していらっしゃいますか?
(ダクトの取り回しとかありますよ)

1限目の試験が終わってから、2限目の勉強では手遅れですからね。
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この回答へのお礼

hide650929様、いつもありがとうございます。
SFのメリットは、壁体内結露への許容力が高まること、ultra1long様
からご説明頂いていたと思います。反対に、防湿層なしだと、ホウ酸がが室内に水蒸気とともに出てくる危険性をご指摘頂き、その点は心配になってきていて、本当に迷います。ボード気密工法の問題点というのは、私には理解の水準を超えてしまっています。
ただ、建築家の先生に問い合わせたところ、「ラフに・・・」という点だとおもいますが、「気密のために内部にシートを張るのではなく防湿のためのシートであり気密性のためであればそれなりの相当隙間面積が要求されますが、防湿のみで考えればそこまでいらないということです。適当に防湿シートを施工するということではなくその方法も明示されています。」と説明を受けました。いかがなものでしょうか?
あと、ultra1long様から、ご指摘いただいた先張りシート・時既に遅し・・・かという点ですが、【先張りシート】「上棟に平行して行えれば一番良いのでしょうが、工法上できない場合もありますので組みあがった後でも平坦な壁のシートの施工の前に、梁の取り合いにシートをカットして施工する方法もあります。後施工でも気密補足材やシートを使って施工する方法です。柱で気密シートが分断されるところやパイプの貫通箇所、コンセントボックスなども全て同じです。上棟までにしなければだめということはないのではないかと思います。」とご回答頂いております。ベストではなくても、ご助言が功を奏したと考えてよいかとも思います。
 それから、あしたは、早速、「"断熱" "気密" "空調" は三位一体」でとお願いしてみようと思います。明日は午前中からほぼ1日打ち合わせとなっております。確かに集中排気のことは全く考えられていないですから・・・。 ご助言ありがとうございました。
 あと、デコスドライ工法では、やはり気密が十分取れないのか、というか、やはり結局加湿(気化熱)分の暖房費が余分に掛かることを諦めるのと、ホウ酸が人体に影響ないか・・・という不安をどう割り切るか・・・というところでしょうか?
 hide650929様、また何かございましたら、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。ultra1long様もありがとうございました。お二人の粘り強いご助言に感謝いたします。

お礼日時:2009/02/28 01:04

No.5のご意見に同意です。



シートを省く方法は、間違いなく気密性能は悪化するでしょう。
施工側の手間削減にはなり得ますが、施主側にはリスクにはなっても何のメリットも無いはずです。

なお、上棟より前に、先張りシートの施工が望まれる部分がありますが、その建築家さんは分かってますか。
時既に遅しかもしれませんが・・・
「その各部位の気密の取り方はこちら↓」を参照。
http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/632
http://www.house-support.net/seinou/kimitu.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。気密の具体的な注意点などが詳しくわかり参考になりました(どれだけ理解できているかは心もとないですが・・・)。
あ、今気がつきました。ultra1long様ですね!

う~ん、なかなか理解が及ばず、同じことの繰り返しで申し訳ない限りです。
先張りシートの件、確認してみます。
ありがとうございました。m(。。)m

お礼日時:2009/02/27 02:11

#1 です。



いずれにしても断熱材が決まらないことには、上棟後に間もなく工事がストップしますので、基本的な事をもう少しだけ助言させていただきます。

まず、高高住宅を目指すという意志は固い様ですので。。。
【高高の大原則】
館内の空気(温度・湿度)は、全て空調機器(エアコン+24H換気)で管理するべし!!

SFの透湿性云々に拘っていらっしゃる点からも、どうやら勘違されているようですが、高高住宅ではたとえ補助的にでも断熱材に "調湿" の機能を期待する必要などありません。
機械空調のエネルギーロスを少なくするための高高ですから、断熱材は "断熱" に専念させれば良く、無理に湿気を吸わせたり吐かせたりする必要は全くないのです。
ですから、断熱材の内側にキチンとした防湿・気密層を築いてください。
SFなら断熱・気密工事を専門業者が請け負うので、工務店の技量は問われません。
GWなら工務店が施工するので 「きっちりとした気密性を確保したレベルの高い施工が出来るところは1割程度」 という中に、その工務店が含まれるかどうかになります。

なお "ボード気密工法" についてHPを参照してみましたが、たいへん面白かったです。
※興味深かったという意味ではなく、純粋に笑えました(^_^)

特定個人への批判となるので敢えて深くは触れませんが。。。
>25年ほどの経験と理論から、通気層の働きが高く、防湿層がラフに施工されても~

このあたりの記述ですかね。
--------------------------------
とにかく後は建築家の先生とよく話し合いの上、早めに決断できるといいですね。
良い家が出来ることをお祈りいたします。
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この回答へのお礼

ご親切にありがとうございます。感謝です。
気密を高めて、防湿しっかりして、ということは、結局セルロースファイバーのメリットはなくなるわけで、それなら高性能グラスウールの方が、割安ということでしょうか。工務店の技量が問われないところが唯一のメリットと考えたら宜しいでしょうか?
ちなみに、セルロースファイバーの場合、吹き込むだけで技術は要らないとなると、どこに頼んでも同じと理解してよろしいでしょうか?
ちなみに、同じデコスドライ工法の代理店でも、3社の見積もりのうち、1社は段違いに安かったのですが、やなりそれなりの理由があるということでしょうか?

ボード気密工法のことは、そんなにいい加減とは思いませんでした。おそらく、うちの建築家の先生もそういうふうには受け取っておられないと思われますので、事態は深刻かもしれません。
個人名を出してしまった私が拙かったのですが、批判といわないまでも、もう少しご示唆が頂ければ幸いです。

どこまでも厚かましい奴で申し訳ございません。
もしお時間がございましたら、可能な範囲内でもう少しご助言頂けると幸いです。(合掌)

お礼日時:2009/02/27 02:08

高気密、高断熱がすべての解決策で無いこともご理解の上なのでしょうか?



>次世代省エネ基準の改正にも対応できるくらいの家

これは、とても簡単です
これは、計算で求められますので
どんな部材を使えばいくつになるかわかります
最高値になる様に、入手可能な部材を購入しましょう

#1の方の助言が私は正しいと思います
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この回答へのお礼

いえ、高気密・高断熱がすべての解決策ではない(何にとっての??)
ということは、十分に理解できていないと思います。
 もちろん、高性能だけでなく、デザイン性その他も非常に要望の多い施主なのですが、高性能だけを求めているわけではなく、
特に家内には「とにかく、明るく暖かい気持ちで住める家に・・・」と言われています。なのに、それに沿えていませんね・・・今の状態は。。

 入手可能な部材といっても、よくわかりませんが、コストと時間などの現実の範囲で、決めて行きたいと思います。

ありがとうございました。また、よろしくお願い致します。

お礼日時:2009/02/26 00:10

>関東以西のIV地域の工務店では、きっちりとした気密性を確保したレベルの高い施工が出来るところは1割程度という話も聞きました。



その1割に今の工務店さんが入ってるのでしょうか?

入っていなければ、今の工務店の実力以上の技術を望むのは、酷ですよね。

ある程度の所での妥協も必要です。

欠陥工事をする訳でもなく、誠意をもって仕事に取り組んでくれているのでしたら、それだけで良いじゃないですか。

工法や技術は日々改良されています。これで完成というのは無いでしょう。


私は北海道で新築しました。
外張り断熱でほぼ真四角の標準仕様の家で隙間相当面積0.2cm2/m2でした。
ここまでは必要無いですよね・・・。
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そこまで信用できないなら、建築士やハウスメーカー、工務店を変更し、設計しなおすべきです。


っていうか、あまり無茶な要求をする施主は、業者も嫌がります。予算も、大きく変わりますが、その辺の余裕もあるのでしょうか?

確かに家は一生に一度ですから、完璧を目指したいのでしょうが、完璧なんてありえません。逆に、住んで、問題あれば、都度修正はできます。知識武装もほどほどにしないと。
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以前より hiro200901 さんの断熱材選定に関する下記の質問は拝見しておりました。


(質問番号:4720406,4659656,4641925)

また、最近では下記の質問にも回答させていただきました。
(質問番号:4744146,4740657)


率直に。。。今週末(本来なら先週)にも上棟という時期に、未だこのような事で悩んでいらっしゃること自体について理解に苦しみます。
「建築家の先生と検討中」との事ですが、この期に及んで寄せ集めの知識を基にあれやこれやと思案したところで、いったい誰が部材を調達し、そして誰が施工するのでしょうか?
hiro200901 さん自身「工務店にはどのようにお願いしていけば良いでしょうか?」と仰っていますが、私はどうお願いしようと所詮無理な話だと思います。
やったこともないない事を押しつけられる工務店さんにはいい迷惑で、口には出さずとも正直既にうんざりしていると思います。
このままでは、間違いなく現場がストップすることになりますが、本当にそれで工期と予算は大丈夫なのですか? (施主の都合で現場が動かなくても人件費はかかるのですよ)

hiro200901 さんにとっては初めての家造りで、あれこれお悩みになる気持ちも解りますが、それにしても施主さんをここまで悩ませるとは大した建築家の先生だと呆れます。
それでなくても既に3年越しのご計画なのですよね?

この際ハッキリ申し上げます。
今更の仕様変更は "百害あって一利無し" ですから、絶対に思い止まるべきです。

喩えて云うなら。。。一夜漬けで偏差値10UPを目指すようなものです。
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この回答へのお礼

hide650929様、土台関連のことでは大変ありがたいご助言ありがとうございました。
しかし、断熱材関係でも色々ご回答くださっていた方とは同定できておりませんでした。

さて、未だに悩んでいることが理解できないと仰るのはよくわかります。
ただ、この間、仕様の変更については、もともと建築家の先生もとりあえず確認申請を急ぐことと、請け負い業者の見積りもとりあえずのところというところで見積もってもらっており、請負契約時もまだまだこれから決めていく・・・という前提のもとに契約致しておりました。
 そして、実際、この教えてGOOで色々、ご助言頂くなかで、サッシの変更、ガラスの変更、遮熱シート(タイベックシルバー屋根のみ)の採用、などなど、随分変わってきております。
 したがって、偏差値でいうならば、最初の仕様と比べて、少なくとも10以上は上がっているのでは、と思います。もちろん、こうした高性能希望は、急に始まったわけではなく、最初からお願いしていたことではありますが、ともかく、いろいろな事情から基本設計・実施設計ともに3回もやり直すという普通には考えられない経過を経ており、とにかく通常では考えられないプロセスを辿るなか、請け負ってくださっている建築家の先生の努力にはとても感謝している次第です。
 今、建築家の先生も、仕様の検討をして下さっており、今更の仕様変更というよりも、仕様が決定していない状態です。
 もちろん、工務店にはご迷惑をおかけしている話だとは存じますが、
これも最初の時点から含まれての契約だったと認識しております。
 どちらに致しましても、通常では考えられない非常識なこととしか思われないのも当然と認識いたします。

ご忠告ありがとうございました。これに懲りませず、今後ともご助言頂ければ、幸いでございます。どうか、またの時には、よろしくお願い致します。

お礼日時:2009/02/26 00:03

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