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(1)
中央銀行が政府部門の借金である国債を買うと、政府国債の投資家になると考えますが、合っているでしょうか?
そうして、現金が、中央銀行から政府部門に流れます。
その効果は 何でしょうか

(2)
買入消却とよく聞きますが、償却あるいは消却とは、存在をなくしてしまうという意味に思えます、つまり借金の存在をなくしてしまう。
一体 なぜ 存在しなくなるのか 仕組みを 教えてください。

それから、政府が借金をしたのに、存在しなくなるようにするなんていう仕組みは非常に都合が良く聞こえます。借金をゼロにすると。
本当は、いけないことではないのですか?

A 回答 (1件)

(1)


二つの効果があります。
一つは量的緩和です。日米とも政策金利はゼロ近辺です。これ以上の緩和策ができない状態ですので、マネタリーベース(資金量)で緩和しましょうということです。
もう一つが、今、政府が景気対策や金融対策で大量に国債を増発しています。国債を大量に発行しますと債券下落利回り上昇し市場金利が上がります。長期国債買い入れことによって金利の上昇を抑える効果があります。
(ここでいう金利とは商取引など一般的な金利です。日銀が金融機関に供給する政策金利ではありません、企業が倒産するような不況時は貸出し金利が上昇するのです。)

(2)
国債を買い入れますが、日銀は「償却」はしません。国債は純然たる借金で国債を買っている人に償還しなければ、国の信用を失います。いわゆるデフォルトすることはありません。
株式と勘違いされていませんか?
株式の場合は、エクィティとして新株発行し資金調達できます。
株式動向次第では新株発行やMSCBは、株価下落要因でもあり、企業の株価対策では市場で自社株を買って「消却」し株数を減らします。
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この回答へのお礼

2:
償却でなくて消却でしたね。国と日銀は別なので、消却はありえないと。ただ、大蔵省(財務省)の特別会計とか色々と日銀とつながっていてわかりにくいです。

1:
国債への需給バランスがくずれて供給過多になると(増発)、金利が上昇するので、それをおさえるために日銀が買うと。。。でも、その買う資金は、日銀はどこから工面しているのですか。質問2につながるような気がします。国債を日銀が買っても、市場に資金は回らないと思います。財務省に渡るだけなので。市場に回るという意味がわからなかったです。。。回ったとしても、それが銀行の信用創造メカニズムを通じて個人や企業に融資されるかどうかは疑問です。都市銀行なども結局コール市場や日銀への準備勘定に積んでいるだけではないでしょうか、残念です。

お礼日時:2009/03/21 07:43

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