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個人信用情報について分からないことがありますので、質問します。

例えば、CICに事故情報が載っていたとします。
全銀には何の情報も載っていないとして
その状態で、銀行にローンやクレカの申請をします。
審査でCRINを利用して、審査にパスしない可能性が高いことは分かりますが、

CRINを利用し事故情報があることをしった銀行が、全銀に事故情報の登録をしてしまうことはあるのでしょうか?

分かりにくい質問ですが、疑問に感じたのでよろしくお願いします。

A 回答 (6件)

かつて『CIC』の『個人情報取扱主任者』の認証を受けていました。



> CRINを利用し事故情報があることをしった銀行が、全銀に事故情報の登録をしてしまうことはあるのでしょうか?
このご質問については【できませんから、ありません。】という回答になります。
『個人信用情報機関』の『加盟会員』である銀行から登録できる「事故情報」は、「契約情報」に基づくものになります。
ですから、ご質問の場合の「事故情報」は、当該「契約」が存在し、「その契約」についての情報の一部となります。
したがって、銀行等に「契約」が存在しない以上、「事故情報」を登録することはできないんです。

せっかくの機会なので、『個人信用情報』について解説させていただきたいと思います。
概ねのことは#3・4・5さまが書いてくださっていますけれど。

> 例えば、CICに事故情報が載っていたとします。
仮にクレジットカード契約における『延滞』があったものとしましょう。

> 全銀には何の情報も載っていないとして
『延滞』を起こしたクレジットカードの発行・管理を行っている会社が『全国銀行個人信用情報センター(KSC)』に加盟しておらず、かつ、銀行等金融機関からのお借り入れをされていない…という状況と考えましょう。

> その状態で、銀行にローンやクレカの申請をします。
「銀行」の名称を冠したクレジットカードもありますが、実際には、銀行でクレジットカードの申し込みをしても、その審査をするのは「クレジットカード会社」になりますから、その「クレジットカード会社」が『CIC』に加盟していれば、『CRIN』を利用せずとも、その『延滞』の情報は把握できます。

また、銀行でローンを利用される場合には、「銀行が指定する保証会社の保証」を付けていただくことが多いのですが、この場合、銀行が『CIC』に加盟していなくても、保証会社が『CIC』に加盟していることが多いです。
ですから、こちらも『CRIN』に依らずとも、その『延滞』の情報は把握できます。

要するに、世間で広く「ブラック」と言われている情報は、「個人」に対するものではなく、「個人がしている契約」に対しての情報なんです。

ただ、ご質問者さまは『事故情報』と書かれていますが、我々が『事故』と捉えているものと、一般の多くの方が捉えている『事故』の間には、結構隔たりがあるように感じます。
「契約情報」に基づく『延滞』と「官報記載情報」に基づく『自己破産』等については、#3・4・5さまが記載してくださっていますが、もう1つ「契約情報」に基づく『返済・支払遅延』の情報があることも、私どもでは「事故」と捉えることがありますので。

『返済・支払遅延』というのは、文字通り、『延滞』までは達していないけれど、返済や支払いについて契約期日に行われなかった…というものです。
クレジットカードですと、口座引き落とし日に残高不足で引き落としがされず、連絡があって支払った…というような場合が、これに該当します(実際には、よほど悪質と判断されない限り、「大目に見てもらえて」情報登録されないこともあります)。

尤も、『返済・支払遅延』の情報は、契約が継続され、利用もされていれば、情報が登録されている期間は、『延滞』や「官報記載情報」と比較して(はるかに)短いですし、CRINの交流対象情報ではないので、無視されがちなのですが、「ネガティブ情報」には変わりありませんので…。

例えば、
> CICに事故情報が載っていたとします。
これを、仮にクレジットカード契約における『支払遅延』があったものとしましょう。

> 全銀には何の情報も載っていないとして
『支払遅延』を起こしたクレジットカードの発行・管理を行っている会社が『全国銀行個人信用情報センター(KSC)』に加盟しておらず、かつ、銀行等金融機関からのお借り入れをされていない…という状況と考えましょう。

> その状態で、銀行にローンやクレカの申請をします。
クレジットカード会社や保証会社が『CIC』に加盟していれば、もちろん、『支払遅延』に関する情報も把握できますので、これが理由でNGとなる可能性はあります。

ただし、先ほども書きましたように『支払遅延』の情報は、「CRINの交流対象情報ではない」のです。
ですから、
・クレジットカード会社が『CIC』には加盟していなかった場合
・ローンを申し込んだ銀行が『CIC』に加盟しておらず、かつ、申し込んだローンに「保証要件」がなく「保証会社」を利用することがない場合
などには、『CIC』に「『支払遅延』という『事故情報』」が登録されていても、クレジットカードやローンの審査には影響しない…ということもあります。
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#4です。



CRINは主に「延滞情報」の共有です。

「官報情報」は、それぞれの機関が収集・保有するもので、
相互に情報共有はしていないようですよ。

http://www.cic.co.jp/rgyoumu/gy09_crin.html
http://www.fcbj.jp/credit_data/relation/index.html
http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/crin/index.html

利用するクレジットやローンによって、加盟する信用情報機関が
違いますから、保有期間の幅が7~10年も有ると言うことです。

注意したいのは信用情報機関への「加盟」と「提携」。
加盟は『照会』と『情報登録』が出来て、提携は『照会』のみ。
一つの会社は、幾つかの信用情報機関に「加盟」と「提携」を
しています。 漏れが無いようにするためだと思われます。
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>官報情報を信用機関が拾い忘れていたらどうなるのでしょうか?



その信用機関ではデータが残らないということです。

>CICには登録された場合の官報情報は何年間登録されるのか?

決定日より7年以内の保有期間です。CCBも同様。
http://www.cic.co.jp/rgyoumu/gy05_touroku.html
http://www.ccbinc.co.jp/customeninfo/registratio …
全情連や全銀協は10年間。
http://www.fcbj.jp/credit_data/content/index.html
http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/about/index.html …

この回答への補足

CICの官報情報の保有機関は7年間、全銀、全情は10年間ですね。
では、7年間経過して、CICのデータがなくなったとしても、CRINで共有しているわけですから、10年はクレジットやローンなどは難しいと考えるのが妥当ということでよろしいでしょうか。

補足日時:2009/03/24 17:46
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CRINは、CIC・全銀情・全情連の三者提携による情報共有システムです。


http://www.cic.co.jp/rgyoumu/gy09_crin.html
http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/crin/
http://www.fcbj.jp/howto/crin/index.html

ちなみに「全情連」は間もなく解散されて、テラネットに事業委託されます。

この回答への補足

なるほど。それでテラネットのHPを見たときに全情連の文字がふんだんに使われていたのですね。

延滞などの情報は直接被害があった金融機関等が信用機関に登録ということですが、官報情報は、信用機関が拾い忘れていたらどうなるのでしょうか?
また、仮に全銀協が拾い忘れていて、CICには登録されている場合、その事故情報は何年間登録されることになるのでしょうか?

補足日時:2009/03/24 07:50
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>CRINを利用し事故情報があることをしった銀行が、全銀に事故情報の登録をしてしまうことはあるのでしょうか?



ありません。
各個人信用情報機関への登録は「実弾(直接被害)を受けた金融機関が、加盟している各個人信用情報機関へ登録申請を行ないます。
ですから、他の情報を元に登録する事はありません。

数十年前までは「各個人信用情報機関の情報は相互に公開しない」事が実情でした。
ですから、銀行でブラックになってもサラ金からの融資はOKだったのですね。
結果、多重債務者・過激な取り立て・トンズラ・自殺などの社会問題が発生したのです。

この悪循環を断ち切るために、各個人信用情報機関は業界の枠を越えて情報を公開する事になっています。
サラ金系個人信用情報機関でブラック登録になれば、銀行系・信販系個人信用情報機関でもブラックになっているのと同じです。
つまり、一つの個人信用情報機関にブラック登録されると、全個人信用情報機関にブラック登録されたのと同様です。

ただ・・・ただ・・・。
その情報を利用する各金融機関の判断は、色々です。

この回答への補足

>つまり、一つの個人信用情報機関にブラック登録されると、全個人信用情報機関にブラック登録されたのと同様です。

テラネット、CCBでもブラックという解釈でよろしいのでしょうか?

補足日時:2009/03/23 23:27
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CICに限らず、どこにも事故情報が記載されていなくとも、ローン等の申込み先毎に独自の審査をどんな信販会社や金融機関であっても必ず行なっておりますので、事故情報が記載あるなしに関わらず審査通過するか否かは、申込みの都度違うと言っても決して過誤ではないと言えるでしょう。

勿論、ローンに限らず、分割払いやクレジットカードの新規申込み等、全般的に言えることです。
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