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当方、民間企業にてNMRの分析業務に従事している者です。
掲題に記載したように、常磁性シフトについて理解ができる参考書などを探しておりますが、どなたか適当な参考書などがあればご紹介して頂けないでしょうか?
よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

例えば


荒田洋治ほか編, 新生化学実験講座 1 タンパク質III 高次構造, 東京化学同人, 1990.
http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/DocD …
北川進ほか著, 多核種の溶液および固体NMR, 三共出版, 2008.
http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/DocD …
などに常磁性NMRの解説が載っています。一冊まるまる常磁性NMRについて書かれた和書は、私は見たことがないです。

洋書なら、古い本ですけど
G. N. La Marほか編, NMR of paramagnetic molecules: principles and applications, Academic Press, 1973.
http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/DocD …
が、論文などでしばしば引用されている有名な本です。

Coordination Chemistry Reviews が閲覧できる環境なら、
I. Bertini and C. Luchinat, NMR of paramagnetic substances, Coord. Chem. Rev. Vol. 150 (1996).
が一冊まるまる常磁性NMRについて書かれた比較的最近の本で、おすすめです。

アマゾンで paramagnetic NMR をキーワードに検索すると、いくつかヒットしますけど、私自身はどれも読んだことがないので、どれが良い本なのかは分かりません。ごめんなさい。
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この回答へのお礼

丁寧に回答して頂きありがとうございます。
当方、非鉄関連の企業に勤務しているため、測定対象物に思わぬ常磁性化合物が溶解していることがあり、NMRでは大変苦労している次第です。
上記の文献等を参考に、解析を進めていきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/02 23:34

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