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ピアノを昔 少し習っていた時に貰ったハノンを最近見つけ出し、久々に始めたいと思っています。
しかし、ハノンの練習方法が分かりません。
習っていた教室は緩い感じで、とりあえず1曲弾いて終わり、という感じでしたので、あまりあてになりません。

出来れば、指が速く動くように、長い曲でも指が疲れないようになりたいです。

とりあえず今はハノンは5曲弾いても疲れない程度の腕です。(多少4,5の指に疲労が出ますが^^;)

・ハノンは1日どのくらい練習すればいいのでしょう?
・ただ弾いてるだけではなくて、もっと効果的な方法とかあるのでしょうか?

回答おねがいします!

A 回答 (1件)

こんにちは。


ピアノ教師です。

ハノンに限らずですが 疲労させずに指を速く動かすには いつくもの注意点があります。言葉で説明してもなかなか理解して頂くのは難しいと思いますが 頑張ってみますね(^^;

*脱力…肩から腕・手首の力を抜きます。(と一言で言うのは簡単ですが)自分で抜きやすいのは肩と腕の力です。弾く時は常に意識して下さい。ネットでピアノ・脱力を検索すると詳しく説明されていますので 原理を是非理解して下さいね。手首はなかなか自分で意識しても脱力しにくいので ハノンの冒頭にある(全音版なら書いてあります)リズムを変化させる練習をしつこく!やって下さいね。スタッカートも脱力には有効です。脱力した腕の重みを指に乗せる感覚で弾いてみて下さい。
*ローリング…手首を回すテクニックです。最初慣れない時は3番の指だけ押さえて内側から外側へ手首を回す練習をしてみて下さい。本当はローリングをしながらハノンを弾くのも効果的なんですが 独学だと難しいので準備運動として*手首を柔らかく回す*上下に動かす*左右に回す・振るような感じかな。シュッテリングといいます。(ドアのノブを回すように)という手首の柔軟体操をしてみて下さいね。
*指の付け根から(第3関節)動かす。←結構わかっているようで出来ない事が多いです。親指は手首に第3関節があるつもりで動かして下さい。
*指のフォーム…指を鍵盤に対して真っ直ぐにする。自然に指を鍵盤に置くと どうしても外側へ指が寝てしまいがちなので 親指に少し重心を置くようにして指を真っ直ぐにします。この時肘に力が入ったり肘が外側へ出たりしないように気をつけて下さい。指は力を入れずに立てる感じで各関節がへこまないように。アーチ状と言われる形を目指して下さい。・・・・・・・*指を独立させる。とても重要です。ハイタッチと言って指の付け根から高く上げ下ろしして訓練する事もあります。指の関節や筋力が強くならないと なかなか独立できないので 脱力を常に意識しながら指を独立して使う事癖をつけて下さい。できたら(ピアノでなくても)5本の指を全部押さえておいて 一本だけ上げ下ろしする練習もしてみて下さい(結構辛いですけど^^;)指自体が固いと(腱の結合が固い)独立しにくいので 指をお風呂の中で前後左右にストレッチしてみるのも良いと思います。・・・?ハノンの練習方法から遠い話しになっちゃいました(汗)
最後に練習量ですが リズムを変化させる練習を10パターンくらいプラススタッカートを毎日こつこつ♪
リズム変化練習をした後 決死の覚悟で?速く弾く練習を1~2回。ハノンにも書いてありますが何曲か止まらずに通して練習するのも良いと思います。
ただし疲労がひどかったり 少しでも痛みを感じたら休む事です。無理をすると腱鞘炎などトラブルを起こしますので 指は大切にして下さいね。
ネットで検索すると結構色々な情報が提供されていますので 是非正しい奏法を身につけて頑張ってください♪
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