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暫く使用していなかったアンプですが、電源投入直後、5秒間ほど片チャン、接触不良の時のようなノイズが出ると共に音が途切れます。その後、この症状は時間と共に症状が出ている長さ回数とも加速度的に少なくなり、5分~10分もすれば治まります。その後、思い出したようにその症状がでたかなと思うときもありますが、概ね治まり、不具合はありません。どこが悪いのでしょうか?宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

>> 20年ほど前のパワーアンプで、10年ほど前に手に入れたものです。

手に入れた当時は1年間ほど使用しておりましたが、最近、使い始めたところ //

>> 時間が経つに従い症状が軽くなっていったことと、翌日は前日、鳴らし始めた時よりは少しはましになっていたことなど //

>> 1時間ほど聴いて、電源を入れっぱなしにして1時間後に再び聴くような時は質問した症状は出ません。 //

以上からすると、原因としては(1)のキャパシタ(コンデンサ)が最も臭いように思います。

アルミ電解コンデンサは、主に電源系のノイズを除去する役割がありますが、劣化したコンデンサは、正常にノイズを除去できなくなり、他の部品(主に半導体=トランジスタ、ダイオード、ICなど)の破壊の原因になります。また、それに至らなくても、オーディオアンプの場合はノイズが出力に現れ、聞こえる原因になり得ます。

多少の劣化であれば、そのコンデンサの規定の電圧を加えることで自己修復されますが、あまりにひどいと修復されないばかりか爆発・発火するなどの問題も引き起こします。

件のアンプは、使用を再開したことによって一定の修復効果が現れたものと推定することができます。

ただ、どの程度回復するかは、かなり微妙です。もとより、アルミ電解コンデンサの寿命は20年程度が限界だからです(温度によって、さらに短く、あるいは長くなることもありますが、どのような温度環境であれ、経年劣化は避けられません)。仮にノイズが聞こえなくなったとしても、それは、アンプが安全のために取っているマージンぎりぎりで使っている可能性があります。

とりあえず、スピーカー出力端子のプラス・マイナス間にテスターを入れて、直流電圧がかかっていないか程度のことは調べた方が良いかもしれません。直流電圧がかかっていると(電源投入時、あるいはスピーカープロテクタのリレーが繋がったときに、スピーカーからボコッという音がしたら、漏れている可能性が高いです)、音質が劣化するばかりか、最悪の場合はスピーカーの故障の原因になり得ます(ふつうはプロテクタが働きますが、それに過剰な信頼を寄せることは禁物です。プロテクタの回路といえども、不老不死ではないのですから)。
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この回答へのお礼

たいへん参考になりました。テスターも安価なものがあるようですので近々買い求めて、調べてみることにします。
修理となるとそれなりの出費でしょうがスピーカーを壊さないとは言い切れないのでしたら考えないといけませんね。
教えて!gooに投稿して良かったです。
Yorkminster様、ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/20 18:34

典型的に考えられるのは、(1)キャパシタ(主に電解)の劣化、(2)リレー、スイッチ、ボリューム(半固定抵抗器を含む)、端子、内部配線等の劣化、(3)ハンダの劣化、(4)ホコリ等の堆積による絶縁不良、(5)トランジスタ(又は真空管)、ダイオード等の半導体の劣化、(6)抵抗器の劣化、などです。

極論すれば、箱以外は全部といっても、あながち間違いではありません。

あり得そうな度合いでいうと、(1)=(2)=(3)>(4)>(5)>(6)でしょう。

(5)は、真空管はともかく、半導体が経年や熱による劣化で壊れるということは、あまりありません(が、ない訳でもない)。(6)は、(1)~(5)の結果として生じることはありますが、それ単体で壊れるということは、稀です。

(3)であれば、筐体を軽く叩くなどすると接触が良くなることがあるので、原因がこれだと推定できます。もちろん、完全に修復するには分解修理が必要です。

(1)(5)(6)は、1個1個のパーツにまで分解し、ちゃんとした測定環境を用意しないと、どのパーツが原因かまでは突き止められません。

(2)であれば、ボリュームやセレクタのノブを何度か回してみる、リレーを繰り返し動作させてみる(たとえはスピーカーセレクタをON/OFFするなど)、端子類・ケーブルの末端は無水アルコールなどで洗浄してみる、などの方法で解消することがあります。

(4)は、筐体を開け、基板や配線についているホコリを吹き飛ばすか、吸い取るかすれば解決しますが、その際にパーツ類に触れると別の問題を引き起こしかねないので、慎重な作業が求められます。

けっきょく、(2)(4)以外については、専門の業者などに点検・修理を依頼するほかありません。

この回答への補足

早速、回答頂きありがとうございます。
放って置いたアンプです、原因はともかく、端子類のクリーニングを指示どうりの方法でしようと思います。
症状の詳しい経緯を説明させて頂きます。
このアンプは内部はわかりませんが、電源SW以外何もない20年ほど前のパワーアンプで、10年ほど前に手に入れたものです。手に入れた当時は1年間ほど使用しておりましたが、最近、使い始めたところ、質問にあるような症状が出ておりました。
長い冬眠から覚めたばかりの時はこの症状がひどく、このアンプで音楽を聴くのは一瞬あきらめたほどでしたが、時間が経つに従い症状が軽くなっていったことと、翌日は前日、鳴らし始めた時よりは少しはましになっていたことなどにより、ここ10日間ほど使用しております。そして現在、だいぶ症状が軽なってきました。しかし、使わない時間が長くなると症状も悪化しているような気がします。
また、1時間ほど聴いて、電源を入れっぱなしにして1時間後に再び聴くような時は質問した症状は出ません。
補足説明で原因をもう少し特定できないでしょうか?宜しくお願い致します。

補足日時:2009/04/20 15:17
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