都道府県穴埋めゲーム

戦時中、治安維持法などを根拠に、誘拐、監禁、傷害、殺人などが国家権力に基づき、憲兵や特高によって行われたことは周知の事実です。

終戦直後、無実の政治犯などは恩赦や特赦で刑務所から釈放されました。戦犯は東京裁判で処罰されました。しかし、これでは何の正義も実行されていないと思います。

質問1. 日本の法体系では、戦時中の法律、行政や軍の行った罪悪行為は、当時の憲法違反や法律違反ではなかったことになっているのでしょうか。

質問2. これらの戦時中の国家権力側の犯罪者は、日本の国内法では戦後も何ら処罰されていないのでしょうか。(殺人なども全く問われていないのでしょうか。)

質問3. そうすると、現在、国家権力が腐敗しており、その中に重大な犯罪が隠れていることはもはや周知の事実ですが(公務員の公金横領など)、これらも、政治体制が変わっても、再発防止の美名のもと、何ら罰せられずに忘れ去られていくということになるのでしょうか。

質問4. 政治体制が大きく変わり、憲法や法律に抜本的な改正が行われて、これまでの腐敗した権力者側の人間たちを裁くことができますか。つまり、現在の法体系は巧妙に抜け穴を用意しており、普通の裁判手続きでは有罪に持ち込むことはできません。たとえば、首相の命令だったと言えば許されると思っている公務員も多いのです。しかし、これらは犯罪であることは子供でもわかります。こういった行政上の抜け穴(言い逃れ)を許さない裁判・法律は可能ですか。ここで尋ねているのは、日本の文化や風土ではありません。技術的な法理論上の回答を求めています。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

まず論理構成がめちゃくちゃで面白い文ですねww



わかる範囲でコメントさせていただきます。

法理論上の回答をお求めのようなので…

>>これまでの腐敗した権力者側の人間たちを裁くことができますか。

現在、日本国憲法では近代刑法の原則である法の不遡及を定めています。

第三十九条 何人も、実行の時に適法であつた行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問はれない。又、同一の犯罪について、重ねて刑事上の責任を問はれない。

つまり、この規定を削除しない限り、たとえ新しく法律を改正したとしても「これまで」の罪が適法であったなら罰せられません。

裁きたいのであれば削除すればいいと思います。

頑張って憲法改正運動をしてください。

しかし、この規定を削除することは質問者さんが大好きな「正義」がなくなることを意味すると思いますよ。

それこそ国家権力側が過去に罪でなかったことにまで恣意的に罰する可能性があります。

国家の不正を糾弾するために改正したはずが、国家の不正を助長することになるなんて…本末転倒ですね(笑)



>>こういった行政上の抜け穴(言い逃れ)を許さない裁判・法律は可能ですか。

自分はお偉い学者さんではないので抜け穴を許さない「理論」はわかりませんが…。

法理論と法実務を勘違いされてませんか。

法律に完璧なものなどないんです。

だからそれを解釈で補うんです。


>>つまり、現在の法体系は巧妙に抜け穴を用意しており、普通の裁判手続きでは有罪に持ち込むことはできません。たとえば、首相の命令だったと言えば許されると思っている公務員も多いのです。

質問者さんの投稿を見る限り、首相の命令だったと言えば許される=抜け穴と解釈できます。

首相の命令だったと言えば横領の構成要件が満たされているのに無罪になると思われますか?

日本の司法はそこまで失墜してはいないと思います。

疑問でしたら最高裁で判例でも検索してみたはいかがでしょうか?

http://www.courts.go.jp/
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