
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ニトロ基は電子吸引基なので左のベンゼン環(1)が反応しない、ということでOKです。
ベンゼン環(2)がortho, para配向性になるのは、ニトロフェニル基を弱い電子供与基と考えれば説明できます。
メチル基、フェニル基は電子供与基ですので。ただNo.1の方のように(2)のortho位は立体障害があるためpara配向性が強まりますが、それでもortho付加体が無くなるほどハッキリとは変わらないでしょう。
ここから先は余談ですが、ベンゼン環は一つ一つは平面構造ですが、ビフェニルの場合、2つの環を平面構造にするとorthoの水素原子同士が反発するため少しねじれた構造になっています。このためニトロ基の電子吸引性は(2)のベンゼン環には影響しにくくなります、ということをNo.1の方が仰っています。
(共鳴の極限構造式では平面になりますが、その状態は不安定で寄与が小さいということです)
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