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XRDはX線回折のことを指しますが、
X線散乱もこれと同じことなのでしょうか?
回折と散乱は異なる物理現象ですが、同じようにして使われているのを
見かけたので気になりました。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

小角とは入射角が小さいという意味ではないですよ。


回折角が非常に小さい領域という意味で、ブラッグの法則からもわかるように、
回折角が小さければそれだけ大きな構造を反映した信号が得られます。
なので、原子サイズよりもはるかに大きい周期構造があれば、
小角域でもピークは出現します。
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個人的な意見ですが、X線回折は本来的にはX線散乱というべきものだと思います。


なんといってもX線回折の回折線中の光子は、
入射光によって原子に束縛された電子が振動させられることによって放射されたもので、
この現象自体はトムソン散乱と呼ばれていますからね。

が、こういう用語は歴史的な背景を背負っているので、
今まで広く使われてきた用法を変えるというのは難しいでしょうね。

現状では回折とは何か,散乱とは何かと考えてもあまり益はなく、

「同じX線の散乱現象でも結晶格子によるものは回折と呼び、
小角領域や液体からのものなど、ピークが存在しないもの、
あるいは、ブロードなピークとなるものは散乱と呼ぶ」

としておくしかなさそうな気がします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。


勉強不足なので教えて頂きたいのですが、
小角領域のものでもピークは存在しないのでしょうか?
斜入射X線回折というものがあるように、より表面近傍の構造を表したピークが得られるのではないのでしょうか?

お礼日時:2009/05/24 20:09

結構ムツカシイですね。


蛍光X線などはどうお考えになりますか?
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