「お昼の放送」の思い出

Aさん「変なこと言ってごめん」
Bさん「全然そんなことないよ。むしろ嬉しい。」
これはおかしいですか?

A 回答 (4件)

「むしろ」には、「それよりも」という意味もあります。


基本的に「 A よりもむしろ B 」という比較の構文になるのでしょう。
むろん「どちらかといえば」という意味もあります。

相反する2つの意味があるのはおかしいような印象もしないではありませんが、大局的な意味として、
A や B は、
【あるひとつの事柄から推測可能な形容etc.】。
そして、「むしろ」は、
『【あるひとつの事柄から推測可能な形容etc.】を比較し、その中からその事柄に対する評価・判断を選択する』という意味に捉えることができるように思います。

たとえば、
「アパートというよりもむしろマンションだ」は、
「住居」という事柄から推測可能な「アパート」と「マンション」という形容を比較しています。
この場合は「どちらかというと」という意味になるでしょう。
「アパートというよりもむしろ(人の住めない)鳥小屋だ」という表現も可能で、この場合は「それよりも」という意味になるでしょう。

ご質問にあげられた例文の
事柄とは「相手の言葉を聞くことによって生じる感情」です。
A が「変なことを言われて生じる不快感」
B が「(理由はいろいろあるでしょうが)嬉しいという感情」
です。
略さずに表現すると、
「全然そんなことないよ。それよりも嬉しい。」は、
「全然そんなことないよ。私がそれを聞いて気を悪くしたと思って気遣ってくれたんだね。でも不快じゃないし、それよりも嬉しい。」
ということになるのでしょう。
 
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補足1について。


これは「全然」を、「むしろ」以下にも係るとするからおかしく感じるのです。
「全然」は「そんなことないよ」で受けています。その後の文章に迄係りません。「むしろ」はその前の文章全体を受けているとみれば、少しもおかしくありません。
まあ、口語的用法の場合は、この辺が厳密の文法で当て嵌めると厳しいばあいもありますが、今回はこの説明で良いかと思います。
なお、「むしろ」は「寧ろ」と書くように、必ずしも「どちらかといえば」ばかりでなく「却(かへ)って」の意味もあります。
御参考にならば幸甚です。
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補足を読んで針のむしろに立たされた思い。



「全然~でない」は マイナス100%をプラス100% にする時だけに使う言葉ではなくて マイナス100%をプラス5%程度にするときにでも使っていいと思います。

ですから
「全然そんなことはない。すごく嬉しい」でないとおかしいことはなく、

「全然そんなことはない。むしろ嬉しい」でも違和感はありません。

「むしろ」は「どちらかといえば」の意と辞書には載っていますが、
この場合「逆に」と置き換えてもいいでしょう。

「変なことでは全然ないよ。逆に嬉しい」と。

この回答への補足

>「全然~でない」は マイナス100%をプラス100% にする時だけに使う言葉ではなくて マイナス100%をプラス5%程度にするときにでも使っていいと思います。

これはどういう意味ですか?
マイナスをプラスにするのではなくて、これは否定の言葉だから、プラスをマイナスにではないでしょうか?

補足日時:2009/05/24 22:47
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この回答へのお礼

>「変なことでは全然ないよ。逆に嬉しい」と。

これは、「変」の逆は「嬉しい」ではないから、「逆に」を使うのはおかしいのではないでしょうか?

お礼日時:2009/05/24 22:50

おかしくありません。




むしろ、普通の言い回しです。

この回答への補足

むしろは、どちらかといえばの意味ですよね。
それなら、
その前の、「全然そんなことないよ。むしろ嬉しい。」の「全然」はおかしくありませんか?
全然なら、どちらかといえば、とは言わないですよね。

補足日時:2009/05/24 15:36
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