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2歳と5歳の子供に、絶対音感を習得させるか迷っています。
絶対音感の弱点があると聞きましたが、
具体的にどんな事ですか?
それと、絶対音感はどこで習えるのでしょうか?
専門の所で習うのでしょうか?
それとも、ピアノ教室?ですか?
よろしくお願いします。

A 回答 (12件中1~10件)

絶対音感を身につけさせることは、お子さんを縛り付けることに他なりません。


たとえばヴァイオリンを小さい頃から弾いていると絶対音感が身につきますが、あとでその音感をなくすには大変な努力と苦痛を伴います。やりたい音楽を諦めなければならないということにも繋がります。

絶対音感というのが何のことかはご存知でしょうか?これはA=440のピッチのみで音名が分かるということです。しかしながら、世の中のピッチはA=440だけではありません。モーツアルトの時代の頃はA=430付近ですし、バッハの頃のドイツではA=415付近、その頃のフランスではA=392付近、また、戦前のドイツではA=460付近と、いろいろなピッチが存在します。近年は、作曲された時代のピッチを用いることは一般化して来ていますので、絶対音感があるとバッハやモーツアルトは気持ち悪くて演奏できない、ということになってしまいます。つまり、絶対音感があると、特定の音楽(ピッチ)にしか対応できないということになります。

対して、相対音感は、どんなピッチに対しても音名あるいは階名が分かるというものです。音楽をやるためには必要なものです。

私の周辺にも絶対音感を持つ人が何人もいますが、アンサンブルをしようと思っても、気持ち悪さを我慢しながら弾くか、諦めるしかありません。

絶対音感がある人がもてはやされているようですが、これはヴァイオリンなどを小さい頃から弾いていると自然に身につくものであって、偉いわけでもなんでもありません。むしろ上で述べたとおり、害悪以外の何者でもありません。身につけるべきものは絶対音感ではなく、相対音感です。
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この回答へのお礼

とても、丁寧に説明してくれて、どうもありがとうございます。
絶対音感は440だけで、他のピッチは対応してないんですね、
初めて知り、不便を感じました。

どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/05/30 12:03

アマチュア音楽家です。

どうも世間には誤解があるようです。「絶対音感は音楽素養、プロには必須なものだ」と。つまり絶対音感と音楽才能が比例する、という大きな誤解です。

これは間違いだと思います。プロの一流の作曲家、演奏家でも絶対音感が備わっているわけではありません。絶対音感がなくとも超一流の演奏家や作曲家はたくさんいます。特に作曲家はクリエータですから、絶対音感があるせいで素晴らしいメロディやハーモニーが作れるわけではありませんね。

友人に有名な声楽家で絶対音感の持ち主がいますが、絶対音感が無伴奏の際に役に立つことは認めています。「ま、その程度ですよ」と苦笑していました。

こんなサイトがありますので、ご参考までに。
http://bungei.net/takuki/onkan.pdf

参考URL:http://bungei.net/takuki/onkan.pdf
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この回答へのお礼

サイトのぞいてみました。
絶対音のn恐ろしさ。。。。を知り、
自分の子供に習わせる前にみんなの意見聞いててよかったなぁー
と本当に思いました。
本当にありがとうございます。

お礼日時:2009/06/01 15:38

こんにちは


 #10です。補足です。
>絶対音感の弱点があると聞きましたが、具体的にどんな事ですか?
 #10に書いたように習って身に付く程度の絶対音感なら問題ないと思いますが、生理的に固定化された絶対音感を身につけてしまうと変化に対する適応力が無くなります。

>それと、絶対音感はどこで習えるのでしょうか?専門の所で習うのでしょうか?それとも、ピアノ教室?ですか?
 皆さんの意見をまとめると、あえて絶対音感を習わせると云うよりも楽器を習っているうちに身に付いてしまうもののようです。
 将来、専門家になっても困らない程度ということであれば、すでに5歳のお子さんにピアノを習わせていることで十分じゃないかと思います。
 毎日弾いていれば、鍵盤と音高の関係を覚えてしまうことでしょう。
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この回答へのお礼

普通に習って身につく程度の方がいいですね。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/06/01 15:35

こんにちは


 #3に1票!
 趣味で管楽器やってます。
 確かに音階が正しく判断できれば、役に立つことがあると思います。
 音を当てる、耳コピーが出来るとか。

(1)クラリネットの場合、移調楽器なので楽器によって楽譜のドがピアノでラb、ミb、レ、ド、シb、ラ、ファといった具合にバラバラです。
 絶対音感が楽譜のドとピアノのドが同じものとしか認識できない能力なら、楽譜の記音と実際に楽器から出てくる音が違っていると精神的に苦しくて演奏不可能になってしまうでしょう。

(2)ピアノで音を当てることが出来る音感があったとして、それはピアノの調律の中の世界ですよね。
 バイオリンの場合、平均律ではない音律で音を取るそうで、特に同名異音はピッチが異なり、ピアノのように黒鍵1つで間に合わせることはしていないそうです。 とすると絶対音感があると黒建1つを高低2つの音程としてとらえる力が必要になってバイオリンを弾くことができなくなるのでは?(^^;
 箏曲のお琴は、順八逆六というピタゴラス音律で調律します。バイオリンと同じようにピアノの調律とは違う世界です。

 ちなみにバッハの平均律クラヴィーア曲集の現代は"Das wohltemperierte Clavier"で、「程良い調律がされたクラヴィーアの曲集」という意味で平均律ではないというのが現在の認識のようです。
 モーツアルトの時代は、中間音律で調律されていて平均律は嫌われていたと云われています。 平均律のハーモニーが汚いからですが、モーツァルトが「俺の曲を平均律の楽器で弾いたらコロス!」といったとか..(笑)
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この回答へのお礼

楽器によってもばらばらなんですね。
どうもありがとうございます。
とても参考になりました。

お礼日時:2009/06/01 15:34

>絶対音感は440のピッチしか対応しないと意見がありましたが


asymptoteさんはもし、ピッチを変えても音感はわかるのでしようか?

僕は家庭用ピアノが大半ですが、市民会館や文化会館など色々なところで弾いたことがあるんですが、階名は分かったと思います。
教えてgooの文献を読むとピッチがA=415Hzぐらいになると正確に聞き取ることができない方がおられたようなので、多分僕もそうなると思います。ですので、絶対音感に不自由はないというのは単なる僕の経験不足から来るものかと思います。
とはいえあるとあるで音楽の聴音テストがいつも満点とかで気持ちいいんですけどね。
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この回答へのお礼

とても、参考になりました。
満点は良いですねぇー。

ありがとうございます。

お礼日時:2009/05/30 21:50

絶対音感を使って何に役立てようと考えてるのでしょうか?


旋律や和声が頭の中で『おたまじゃくし』となり、『五線譜の川』を泳いでいる…。

以前、仕事で音を使って機械の調節をしてたので
『あ、○△×Hzの音だ。』
とわかりますけど、身の回りの音まで気にすることはなかったです。
身の回りで大切なのは『絶対』でなく、変化(違い)のわかる『相対』なのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

絶対音感がないよりはある方が良いのかな?と思い、
将来、もし音楽の道に進むならば役に立つかな?と思いましたが、
絶対音感は想像以上に大変な事なのですね。。。。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/05/30 12:38

自分は和音を聴いて増三とか減三とかぐらいは分かりますが、今まで絶対音感(かな?)を持っていて不自由をしたことはありません。

(持っていても音を鳴らされて「これ何」「G...ソやろ」「すげー」ぐらいなもんです。)
多分小さい時からピアノとか習ってたらつくと思いますよ。
あと、会話はドレミで聞こえません。太鼓の音とかも。
あと、たとえばC-durの曲をG-durに移調して聴いても音の変化は分かりますよ。
あと、僕はバッハの平均律が大好きで、モーツァルトのソナタには子供のころ親しみました。今でもバッハは大好きです。

この回答への補足

どいもありがとうございます。
絶対音感を持っても不自由な事はないのですね。
絶対音感は440のピッチしか対応しないと意見がありましたが
asymptoteさんはもし、ピッチを変えても音感はわかるのでしようか?

補足日時:2009/05/30 12:28
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私は相対音感しかありませんが、それでも調子はずれなメロディを聴くと気持ち悪くなります。


音楽・音感に関する専門教育は受けていません。小学校高学年から好きで続けているうちに、自然に身についたものです。

質問者様は、なぜお子様に絶対音感を習得させたいのですか?
将来音楽方面に進まなければ意味はありませんし、音楽の仕事に就くにしても、メリットの方が少ないと思うのですが…
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この回答へのお礼

はい、私は大人になってから
初めて楽器と言うものを習い始めました。
なので
正直、音感がありません。
もし、あったら、苦労しないんだろうか?などを考えて
自分の子供には、初めから身につけれるものなら、苦労なしで、楽しく身につけさせたいと思い、絶対音感のことを知りました。
子供には強制的に音楽の道に進ませようとは思いませんが
あったほうが、良いのかな?と思いまして
皆様の意見を聞いてみようと思いました。
参考意見、どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/05/30 12:24

絶対音感とは簡単に言えば、会話もドレミで聞こえてしまうということです。


会話中にまさかしゃべり方にまで音楽的な耳を傾けて聴いてしまうということは通常無いのですが絶対音感ユーザーは訓練しないとそのまま聴き取ってしまい、大変気持ち悪くなるそうです。

また、相対音感といいまして、ある音を勝手にドと呼んでソの位置に該当する音を聞いてもやはりドレミで聞こえてしまうため、我々がいろんな音程で始まるドレミを理解するのに時間がかからないところを絶対音があるために受け入れがたくなるといった現象があります。

これからの時代はむしろ相対音感を鍛えるべきで、絶対音感はあればあるなりのいいことはあるものの、現代音楽の現場ではそこまで重宝されることもないみたいですね。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
相対音感を鍛えるほうにします。

お礼日時:2009/05/30 12:09

ピアノ教師です。



私も、厳密な意味では絶対音感ではないかもしれませんが、音楽などは階名で聞こえます。
音程の悪い歌手の歌とか、調子はずれの弦楽器などは気持ち悪いです。
絶対音感がなくても、そういうものは聞いていて気持ち悪いと思うのですが、どうなんでしょう?
絶対音感がない方は、平気なんですか?
私は鍵盤楽器なので、絶対音感はとても重宝です。

大人になってから楽器を始める方が、一番苦労されるのが(絶対)音感がないことでしょうか?
ある程度の音感がある方は、耳で聞いて分かるのですぐ上達なさいますが、全く音感がない方は、何がどう間違っているのか分かるまで努力が必要なようです。

絶対音感にこだわる必要なないと思いますが、お子さんが幼稚園、小学校低学年くらいまでに、楽器や音楽を習う機会があると、自然に身につきますよ。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます、
上の5歳の娘はもうピアノなどをを習わせていますが、
絶対音感にこだわらず、自然にまかせようと思います。

お礼日時:2009/05/30 12:07

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