No.1ベストアンサー
- 回答日時:
かかしは江戸時代以前から存在します
『古事記』に久延毘古(くえびこ)という神が登場します。
この神の説明で「山田の“そほど”といふそ」とあります。
「そほど」とはかかしの事です。後に「そほづ」と呼ばれます。
『古今和歌集』などの歌にも詠まれています。
もともとは、神の寄代(よりしろ)として、田畑に立てられた人形とされます。
かかしの語源は、焼いた獣肉などを焦がして串の刺し、その悪臭で鳥獣などを追い払う「鹿嗅(かがし)」とも、あるいは鳥獣を驚かすもの、つまり「おどろかし」ともされます。
後に「そほど」と同一視されます。
「かかし」と清んだ発音は関東の方言です。
No.2
- 回答日時:
質問者さんは何処から、そのような間違った情報を聞いたのでしょうか。
柳田國男著『山島民譚集(一)』によると、林子平の父、林笠翁(岡村良通、1767年没)の随筆『寓意草下』の中に
「、、、化物カト驚キテ更ニヨク檢スレバ、竹ノ尖ニ馬ノ髑髏ヲ挿ミ古薦ヲ纏ハセタル山田の案山子ナリシ事ヲ記セリ」
と書いてあります。この文章から、案山子(かかし)は明らかに江戸時代には存在していたことが判ります。
また、柳田國男の『年中行事覚書』の「案山子祭」の項には、古事記に出る「山田の曾富騰(そほど)」や、旧暦10月10日の「案山子祭」や、さらに10月15日のカガシアゲについて触れており、案山子と田の神との古くからの関係を論じております。
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