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江戸時代の庶民の夫婦間の貞操観念は今とは違ったのでしょうか?

江戸初期は女性が少なく多数の男性と子を成した女性が多かったと読んだのですが、これは多くの女性が浮気をしたのでしょうか?それとも一妻多夫の形を取るか或いは離婚と再婚を繰り返したと言うことでしょうか?

A 回答 (5件)

江戸時代の庶民の夫婦間の貞操観念は


今とは違ったのでしょうか?
 ↑
違ったみたいですね。



江戸初期は女性が少なく多数の男性と子を成した
女性が多かったと読んだのですが、
これは多くの女性が浮気をしたのでしょうか?
それとも一妻多夫の形を取るか或いは離婚と
再婚を繰り返したと言うことでしょうか?
 ↑
法政大学総長の田中優子女史の研究によると
女性の不倫は非常に多かった、と
しています。

だから、姦通罪として死罪、という法令が
敷かれたほどでした。

しかし、実際、姦通罪で死罪になった女性は
ほとんどいませんでした。
浮気程度で死罪はかわいそう、ということで
売春として処理されていました。
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男だけが多すぎると、吉原みたいな公認の遊郭だけでは男どもの性欲を処理しきれない。


ゆえに旅籠屋や飯屋が女衒(売春婦斡旋業者)と組んで大量の売春婦を「飯盛女」として揃えた。

江戸初期は、こういった遊郭以外の非公認の売春婦が非常に多かったが、そのころはこういう非公認売春婦の取締りはほとんどなかった。黙認されていたのだろう。
そしてその頃はきちんとした避妊方法がなかった時代だ。彼女たちも子供は産む。だから結果的に多数の男性との子を成した女性が増えることになる。

売春婦ではない女性の貞操観念については、今とそれほど変わらないだろう。
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以前の教えてGooでの


古い質問に対する回答を再掲します。
 https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12877325.html

こんばんは
ここでの多くの記述は、以前の回答から
『貞操観念の歴史的説明』のために引用し
一部を削除・加筆をしたものです。

まず貴女のご質問について私の意見を述べ
その後日本人の貞操観念に関する価値観の歴史的説明を試みます。

ご質問:『20歳になるまでエッチしないほうがいいと思う』
>高3女子です
>きっと男は早くエッチしたいと思うんです

20歳と区切る必要はないのではないでしょうか?
男性には確かにご指摘のような性欲があります
でも冷静に考えてください
男性でも本当に大事に想う女性に対しては
女性同様「相手に嫌われないか?」と
その真に愛する女性に対しては性欲の処理は望みません。

>もししたいと言われ断ったら男性はテンション下がっちゃいますか?
>嫌われたりしないかなあと

女性の受身的な考えですが、
先述したように、愛することについて
男女は「愛する人に心の底から愛されたい」と
同じ感情を持つのですよ
そのために髪形や服装に細心の心配りをしているのです

同様に「容易に肉体的要求をすれば嫌われる」と思えば
心から貴女を愛している男性なら絶対にSEXを求めません

婚姻前に体を求めてくる男性は
「性的はけ口を貴女に求めているだけの、軽薄な男性と認識している」と言っても
絶対に過言ではありません

以下は日本における貞操観念の歴史的変遷を記しています
「なぜSEXにルールがあるのか」を歴史的な面から理解できると想います

>『考え方を、教えてください』   http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5344818.html

このご質問に多くの方が各自の体験や考え方を述べられています
しかし私も『貞操観念・貞節・節操』と言う用語を
道徳と言う観念からそれを歴史とからめて私の意見をお話したいと思います

『貞操』とは
大雑把に言って夫以外の男性とのSEXをしない純潔を守る事です

最初に言っておかなければならない事は
『本来のSEXは穢い行為ではない』ということです
「生命が生命を次代へとつなぐ重大で最も神聖な行為である」と言う事です

しかし人間は社会を構成し多くの人々が同じ価値観を共有するようになりました
その中に暗黙の社会維持のための個人の行動を規定するルールができました
それが『貞操観念』です。そのルールも時代とともに変化して
ある時期には法律で男女間の性行為を厳密に規制された過去もあります

いわゆる,江戸時代の武士階級での
『姦通(かんつう)』現在ではほぼ死語になっているので説明を加えると
「一般社会の道徳や法に反し男女がSEXする事」です

つまりそれは現行法では禁じられている私刑としての
夫がある身で他の男とSEXをした妻とその愛人を
その夫の独断で直接または間接的に討つことが許された
夫の成敗権として姦通した男女に対する『女敵討』です

さらに江戸時代に続く明治~昭和22年まで存在していた刑法の中には
『姦通罪』と言うものがありました

このように人々が安定した社会や家庭生活を維持するために
本能に基づく行動である『性に関するモラル』の問題を通し
『修身』や『道徳』という社会規範で個人の行動に『ある一定の基準』を定め
『社会維持の基本的なルール』が定められてきました

武家の妻には「良妻は二夫にまみえず」と言う格言がありました
「良い妻とは,生涯夫以外の男性とSEXはしない」と言う意味です.
それに伴い『処女』の純潔教育は,女児にまで至り,先の大戦の最中には
銃後(国内)では妻の浮気を封じる貞操教育と重なったのです.
さらにそれは女児に対する戦時体制の中で『修身教育』へと深くつながります.

近代では,特にその貞操観は特に先の大戦中に妻子を残し戦場に赴く夫が,
妻の浮気を恐れるあまりに戦闘力の低下を心配した為政者に利用されました.

それは武士階級に存在した『女敵討ち』から敷衍したものと思える
先述した明治に制定された刑法183条の『姦通罪』がその具現化された実体です
姦通罪を簡略に説明すると
夫のある女性が夫以外の男と性交したとき,その婦人及び相手の男を
夫が告訴することができると言うものでした

江戸時代以前は日本の一般的庶民の貞操観念は,
今よりも意外にも希薄だった事を記す
さまざまな証拠の文献やその話題も無数と言えるほど
時代風俗を研究した多くの研究者によって沢山の文献がのこされています
(注)武士以外の公家や一般民衆はどの時代も奔放な性意識だったようです

古事記・万葉集の歌の多くが恋の歌である事はご存知の通りです
当時の婚姻の形態が「通い婚」と言う今では理解しにくい結婚形態もあります
正式な結婚(同居)までは,好きな女性のもとに
男性が毎夜通い(そのため通い婚と言う)
子供ができてから正式な婚姻を行うのが普通だったのです

学校の日本史では必ず出てくる「豊臣秀吉」と「徳川家康」との関係は
戦国時代の当時の貞操観念の“おおらかさ”が見られます
秀吉はほぼ全国を制覇した後も,言う事を聞かない徳川家康に対し
既に結婚し夫の居る自分の妹を離婚させてまで
家康を懐柔させる目的で正室(妻)として嫁がせています

この事は戦国時代当時の女性の『処女性』について
当時の権力者といえど案外重んじていない事がこの婚姻で理解できます

1562年に来日~1597年没した
ポルトガルの宣教師:ルイス・フロイスが
その日本滞在中の35年間の日本の生活文化を
ヨーロッパの文化と比較した文書『日欧文化比較』では
『日本覚書』と言う項目に,当時における
日本女性の性意識に関する記述が見られます

その第二章「女性とその風貌,習慣について」の一節に
「日本の女性は,処女の純潔を少しも重んじない
それを欠いても名誉も失わなければ結婚もできる」
「日本女性は性的にだらしなく奔放であり
堕胎についても残酷な手法で子供を殺したりしている」と
キリスト教布教者として認識したあからさまな記述があります

またフロイトより後に来日した
スペイン人神父コリャードの『懺悔録(ざんげろく)』には
懺悔の中で随分露骨に多くの男性と関係した記述もみられます

先述した様に日本女性の性意識の歴史的な変遷を見ると
SEXの面ではとてもおおらかな認識が存在していた事が理解できます

「SEXは大事な人生での生涯を共にする男性としか睦まない」
ご質問者さまは性欲の衝動は既に体験済みの年齢であると思われますが
その衝動に打ち勝ってこそ
自身の何物にも負けぬ精神力を鍛える事ができるのです

男女が性的な関係を持つと
人間が人間として物事の判断をする大脳の機能を抑える事が
現在の『脳医学』の研究で確認されています
ゆえにその貞操観念に対する安易な認識から性衝動に興奮しSEXした男女が
後になって後悔する事例が多いのです

巷に流れる音楽を振り返って聞いてみてください
特に戦後教育の中で徐々に男女同権が叫ばれ始められる以前から
恋をした女性が,男性との関係を苦しむ演歌の詩を見てください
さまざまな男女関係がその詩の元に成っているのが理解できるはずです
そこには社会の裏側に潜む,男女の性の違いによる
SEXの目的が違う事が原因で生活が荒れ破綻に陥った話が多いのです

破綻してもなお相手を想う心は
理性で正常に判断すれば別れた方が良い事は判っていても
その性が正常な理性的な判断を押さえ込みずるずると…
破綻した生活へと転落していくのです

この「おしえてGoo」の質問でも数多くの性にまつわる質問がありますが
異性である相手を良く理解せずSEXをしてしまい
心に起こる性衝動に引きずられたあわれな結果を示す
正常な認識からしたら『馬鹿みたいな質問』が多いのがわかるはずです
このような質問者もしっかりと社会に根を張る理性の基本としての
貞操観念を持っていないことが理解できるでしょう

またそのような安易にSEXをする人物の怖い所は「心まで荒む」ことです
「いまさら処女ではないし…」とのその場の快楽を求める事が多くなり
機会があれば誰とでも…複数の異性と安易にSEXを重ねる事につながります
一番怖いのが心身に待ち受けている『性病』です
「抗生物質の開発で,治療が案外容易になった」と
性病の真の恐ろしさも知らず,目前の快楽に走る人が多いのも事実です

ここでも他の回答を読まれてお解かりのように
その個人の持つ哲学の浅深に基づく倫理観によって
『否定派』と『肯定派』に必ず別れます
言い換えれば「個人が責任を持つ」と言う事になり
「どちらの考えが正しいとは言えないのです」


男女ともに正常な理性が有れば
男性も本当に好きな相手であれば,当然無責任な行為は絶対に慎みます
言い換えれば,安易に肉体関係を求める男性は
安易な倫理観を持つ「薄っぺらい愛しか持たない低俗な人物」と判断しても
誤りではないと私は認識してしまいます

最後に
この回答でご質問に対する問題が解消できましたら,
速やかにここのルールに従って
「回答への補足」「回答へのお礼」などと共にポイントを付けて
次回の質問でも多くの回答をいただけるように
回答いただいた方々にも感謝を配慮して対処してください
できれば読後のご意見など感想が欲しいですね
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どこでそんなのを読んだ?



お名前を教えて?
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不倫なんてとんでもない


江戸時代は死刑だったんです
https://www.tantei-nagoya.jp/column/adultery.html
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