プロが教えるわが家の防犯対策術!

ちょっと真っ向勝負な質問なのですが思い切ってしてみます。

先日体調を崩して病院へ行ったのですが、待合室の壁に「エイズは身近な病気です。保健所で無料で検査できます」というポスターがありました。
そういえば私も中学校や高校の保健の授業でエイズに関する簡単な知識を習いました。
調べてみると80年代に初めて確認された病気のようで、その後感染者が全世界に広まっていき、日本でもたくさんの感染者がいるということです。
性交渉で感染することもあるので学校の保健の授業にも盛り込まれているのですがここで疑問なのが80年代以降に感染が確認された患者はその後どうなっているのでしょうか?
有り体な言い方をすると「エイズで死亡」というような言い回しをほとんど耳にしたことがないのです。
テレビのドキュメンタリーでも若者の感染などが取り上げられていますが、それを紹介するにとどまってます。
現時点では不治の病ということのようですが・・・現状はどうなっているのでしょうか?

A 回答 (4件)

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2 …

>高齢者は免疫力が低いため、HIVの感染からエイズ発症までの期間が短いとも指摘している。実際、HIV感染後の余命は、5-14歳で感染した人では13年以上であるのに比べ、65歳以上で感染した人では4年というデータもある。

>WHOの調査によると、米国では、50歳以上のHIV感染者が2003年の20%から2006年の25%に急増。ブラジルでは10万人あたりのHIV感染者は、1996年の7.5人から2006年の15.7人と10年間で2倍に膨れあがっている。

延命の治療、早期から行なうことで場合によっては30年、40年も生存する可能性がある、その反面、逆に治療の開始が遅れるほど、高齢になるほど重症度が高くなる傾向があります。

費用も莫大、仕事していても賄いきれない、保険も適用されないケースが大部分ですから、財閥の孫でも費用を60年とか支払うことが厳しいのが現状でしょう。

毎月40万円とか50万円の費用、特に発症後はそれ以上かかることもありますので、普通の家計では貯蓄があっという間になくなる、家を売り払っても数年の治療費がだせるかどうかでしょう。

地域によっては、アフリカ等で、4人に一人が感染している、そんな場所もあり、著しく平均余命が短くなる傾向があります。

いい情報ばかりを見る傾向があるのでしょうが、実際には、治療費も初期は支払えるでしょうが、すぐに仕事も継続できない状態、最新の治療を受けるだけの余裕などはなくなります。

そういう意味では、腎臓で透析を受けながら週に3日とか4日働いている人、それ以上の厳しい状況に発症後は苦労することになるのです。透析だって、週に2度ですと、給料をかなり注ぎ込むものですから、貯蓄も減るし、継続できるまでの努力、事実上の延命でしょう。

よく、治療費がかかる度合い、ザルで水をすくうみたいなもの、こう表現するのですが、いくらあっても不足、20年も支払えるケースは幸運というか、財産次第でしょう。

癌の治療と並ぶ難しさ、むしろ、老化を遅くする研究の方が役に立つかも知れません。昔から、不老不死は永遠のテーマでしょうが、長く延命できても可能という例があるだけで、全ての人が長く生きることは無理です。

>80年代以降に感染が確認された患者

多くはすでに死亡しています。まだ生存している患者も年々増えますが、そのペース以上に死亡する数、増えています。患者として確認されるのが遅れているケースも多いみたいですから、健康診断などで全員検査したら、発見も早期で可能、しかし、差別を受けるでしょうから、悲惨な状況を招きかねません。

現在もエイズ患者の家族、親族は近所などからの迫害を恐れ、隠している人が多いみたいです。海外で発症、その後、帰国できずに死ぬまで海外の病院などで暮らしている日本人も数多くいます。それでも、日本よりは安全、健康な家族を守るために、静かに余生を送っている、そんな人も珍しくありません。送金している日本の家族、それなりに大変でしょうし、長い生存状況ですと、先に日本の家族が寿命を終えそうです。

参考URL:http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、やはり死亡されてる方はいるんですね。
よく分かりました。ありがとうございます。
他の方々もありがとうございました。

お礼日時:2009/06/20 22:01

80年代に日本でHIV感染が確認された患者さんは、いわゆる「薬害HIV感染事件」の被害者の方たちです。

90年代前半は、バタバタと患者さんたちがなくなられていったそうです。
1997年に多剤併用療法(数種類の抗ウイルス薬を同時にのみます)が効果があることが分かってから、エイズでの死亡率はかなり下がってきてました。薬の飲み忘れさえしなければ、ウイルスがなくなることはないけど、すぐに死ぬこともない病気といってよいと思います。
ただし、薬害HIVの患者さんたちのほとんどはC型肝炎ウイルスにも感染させられていて、そのウイルスによる肝炎や肝硬変、肝がんなどで命を落とされる方が増えています。
マスコミなどで「エイズでの死亡が取り上げられない」のは、こうした治療法の開発で亡くなる患者さんが減ったこともあるでしょうし、マスコミの関心が薄くなったこともあるでしょう。(80年代には異常な取り上げ方もされていたので、正常になったと言えるかもしれません。)

すぐには、死なない病気になりましたが、20年、30年にわたり比較的副作用の強い薬を飲み続け、飲み忘れればウイルスに効く薬がなくなり、死にいたります。またその医療費は数百万円/年にも上ります(自己負担はわずかですけどね)。
その点でも、SEXをする時の予防が大切だと言えます。

参考URL:http://api-net.jfap.or.jp/
    • good
    • 0

エイズは免疫系を犯す病気です。


エイズに感染すると、徐々に体内のエイズウイルスが増えて、ある一定ラインを超えると免疫能力が落ち、感染症や癌になって死にます。

実際には、結核や肺炎などが多く、また眼に病原菌が繁殖して失明するケースが多いようです。カポジ肉腫等、普通の人がならないような癌になったりもします。

そして治療ですが、発症したら効果的な手はありません。
発症前なら抗ウイルス剤でウイルスの増殖を抑える治療をします。これでうまく発症を抑えることができれば、健常者と同じように生活できます。また多少免疫が落ちた程度なら、免疫能力をあげる治療をしたりもします。
    • good
    • 0

不治の病ですが、糖尿病や高血圧のような不治の病で、発症前に発見できれば予後は良好です。

ただ、未だに発症後に発見される人が3割近くいますので、そういう人は予後不良です。

参考URL:http://api-net.jfap.or.jp/siryou/guideline/2006/ …
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!