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地球温暖化の対策でco2の排出が問題になっていますが、発想を変えて生物学的な方法で、たとえば遺伝子改造したシアノバクテリアを海で増殖させてco2を減らすようなことはできないのでしょうか?

遺伝子を人工的に操作して役割を終えたら固定した炭素と共に海の底に沈んでくれるようにできたらいいと思います。

A 回答 (6件)

>固定した炭素と共に海の底に沈んでくれるようにできたらいいと思います。


これをやっているのが珊瑚礁の珊瑚虫ですね。現在の珊瑚礁を増やしてやれば、海水中のCO2を石灰石に変えてくれますので、海水は絶え間なく大気中のCO2を絶えず溶かし込んでくれます。海水中に溶けているCO2は大気中のCO2の総量の約20倍もあります。珊瑚が絶滅すれば大気中のCO2が海水に溶け込むことがなくなってしまうでしょう。海水中のCO2が石灰石に変わることで海は毎年大量のCO2を吸収してくれるわけです。
あらたに遺伝子改造したバクテリア(どんな影響が出るか分からない)を作り出すより、そんなことをしなくても、現在の珊瑚虫(と褐虫藻)が育ちやすい環境を作ってやればその役目をしてくれます。海水温暖化で海水温が30℃を越えると珊瑚が白化しますので、海水温暖化の原因となる(熱廃水を海に放出)原発や火力発電を止めて太陽電池発電やバイオマス燃料などの自然エネルギーへ切り替えたり、珊瑚を食べるオニヒトデの繁殖の原因となる海水の富栄養化(肥沃な土壌の海への流れ込みや生活雑廃水を海に流さないようにする)を止めるように生活に切り替えれば防ぐことも可能。

化石燃料よりクリーンなメタノハイドレードの開発利用(日本近海に大量に埋蔵、同じ料の燃料の燃焼でもCO2の発生量が少ない)も国家事業として開発すべきですね(化石燃料の輸入や原発の必要性がなくなるかも知れない)。石油タンカーが石油を日本に運んでくる為にどれだけの化石燃料を使ってCO2を放出しているか分からない。

食料を世界中から輸入して運んでくる船舶や飛行機の化石燃料から放出されるCO2の量も馬鹿にならない。日本の農地で作った農産物を日本人が食べることでそういったCO2の発生量も減らせるのでは、と思いますね。
余りにも経済優先、利益優先のやり方を続けていくと、将来高い代償を払わされることになるでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、シアノバクテリアを使うより珊瑚虫の方がよいのですか?
珊瑚虫は水温とか海水の汚れに弱いようですが、これを遺伝子の改造で克服できますかね。またオニヒトデを殺すような物質を体内に持つとか。虫に食われる植物が体内にピレスロイドを持つように。

人類はいまさらCO2の排出量を減らすなんて無理だと思うんですよね。排出を減らすのが無理なら、CO2を固定してやればいいのでは? と昔から思っています。コスト面でも、一度作ってしまえば、勝手に増えてくれるのなら、最初しかコストはかからず、安上がりだと思うんですよね。

お礼日時:2009/07/13 00:39

おそらくそのバクテリアの方法というのは不可能ではないと思います。

ただ、それを繁茂させるためのコストを誰が負担するのか?

それを増殖させた海の生態系が変わってしまい、魚が捕れなくなったら漁業保証金は誰が払うのか?食料問題に発展しないか?どこの海で繁殖させるのか?それらの問題を解決するには技術的な問題よりも何倍も困難な政治課題だと思います。
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たしかそういうのが、CSのナショナルジオグラフィックかディスカバリーで、やってた記憶が、かすかにあります。


その番組だと、遺伝子改造ではなくて、餌をバクテリアにあげるやり方でした。
実際に、実用的なところまで、行っています。と言うところで終っていたと思います。今ならもう一部で、実用しているかもしれません。
記憶がとても曖昧なので、あまりあてにしないでください。
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はじめまして。



ヒトの活動規模を大幅に縮小させ、ヒトの個体数を減らす。
生物学を相手にしたら、これにまさる手立てはないと思います。
原因は自分たちなのに他の生物でどうにかしようとか、自分勝手もいいところでしょう。
と、いう極論です(笑)
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エコ家電、エコカー、太陽光発電は消費者が買ってくれます。


大した効果は有りませんが、メーカーが潤い経済が活性化します。

そのバクテリアは誰が買いますか?
一番CO2を排出しているアメリカ政府と中国政府が買うべきだと思いますが、買ってくれるでしょうか。
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よくある考え方です。


10年くらい前までは、国もそういうことに力を入れてました。たとえばRITEっていう組織の一部がそういう仕事を担っていました。

でもそういう微生物がいたとして、どこでどう使うか、っていうところの現実的なスケールがなかなかあわないですし、生態系をどこまでいじっていいかっていう大きな倫理問題と戦うことになりますし。
何が理由かわからないですけど、最近は、はやりじゃない気がします。
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