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合金(黄銅のくぎと針金)の分析
・実験方法
約100mgの試料(黄銅のくぎ)を100mlのビーカーに入れる。ドラフトの中でこれに8モル硝酸を約3ml加え、小さな火で加熱して溶解させ、引き続き蒸発濃縮する。乾固寸前の少し液が残っているときに加熱をやめる。蒸留水20mlを加え溶解する。その溶液をメスフラスコで100mlとする。針金の場合も同様。

a.銅の定量
上記の溶液10mlを50mlのメスフラスコにとり、6モルアンモニア水10mlを加えて発色させ、標線まで水で薄める。比色計で吸光度を測定し、検量線を用いて発色液の濃度を求め、黄銅中の銅含有量を求める。

b.亜鉛の定量(キレート滴定)
上記の溶液50mlに5%チオアセトアミド水溶液を1ml加え、約10分間加熱する。生成した硫化銅の沈殿を濾別する。濾液を加熱し、硫化水素を追い出し、アンモニアで中和し、亜鉛の分析用試料とする。その溶液をメスフラスコで250mlとする。
試料溶液50mlにPH10の緩衝液1~2mlとErioT粉末指示薬少量を加え、0.01モルEDTA標準液で滴定し、赤紫色から純青色に変わる点を終点とする。

・実験結果
検量線より、銅は
針金の場合、0.0022モル
くぎの場合、0.0009モル

亜鉛のキレート滴定より
針金の場合、2.19ml
くぎの場合、4.04ml

これらの結果より、銅と亜鉛の重量百分率を求めたいのですが、求め方がわかりません。どなたか教えていただけないでしょうか。お願いします。

A 回答 (1件)

>針金の場合、0.0022モル


>くぎの場合、0.0009モル
この「モル」がmolを表いているのかmol/Lを表しているのか分らないと答えられません。
亜鉛の場合、
0.01mol/LのEDTAが2.19mL必要なら、亜鉛溶液50mLを使用しましたから、
0.01×2.19=50×C、C=4.38×10^-4 (mol/L) それが250mLあったので、
物質量(モル数)は 4.38×10^-4×0.25=1.095 × 10^-4 (mol)…がb.の最初の50mL中にあったことになります。この溶液はa.を作るとき、全体で100mLあった硝酸溶液10mLから作っていますから、全体では、
1.095 × 10^-4×(100/10)=1.095 ×10^-3 (moL)の亜鉛があったはずです。
亜鉛の原子量は65.4なので、
1.095 ×10^-3×65.4≒0.0716 (g)…100mgの真鍮の針金に入っている亜鉛量ですから約72%
同じ方法で釘では4.04mLからは132(mg)で多すぎます。^^;
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
釘は実験が失敗したんでしょうか;100%こえてますね;;

モルはmol/lです。ややこしくてすみません;;

お礼日時:2009/07/14 20:35

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