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工藤直子の詩、『うみよ』と『わたぐもよ』について質問があります。

まず最初に、『うみよ』の詩の最後に「あのうみは ぼくのふるさと」と
いう表現がありますが、これはどういう意味なのでしょうか?
「雲は水からできていて、その源である海は雲にとってのふるさと」と
いう解釈なのでしょうか?

次に、『わたぐもよ』の詩の最後に「わたぐもは わたしのこころ」と
いう表現がありますが、これの意味もいまいち分かりません。
自分なりに無理矢理解釈すると、
「海は場所を動くことができないので、水(=海)から派生した雲が
動けない海の代わりに心を表している」
というふうになってしまったのですが、あまり納得がいきません。

子供向けの詩なのであまり難しい解釈はないと思うのですが、
実際のところ上記の表現は何を伝えたかったのでしょうか?
いろいろ調べてみましたがわかりませんでした。
正解でなくても構わないので解釈を教えてください。

A 回答 (1件)

こんにちは。



詩に関しては、私は全くの門外漢なのですが、ご質問の詩を検索して読んでみた私なりの解釈(になっているかどうかも怪しいのですが^^;)を少し述べてみます^^

> 「雲は水からできていて、その源である海は雲にとってのふるさと」と
> いう解釈なのでしょうか?

これは私もそう感じました^^
「うみ ひろみ」さんに呼びかけるうたですよね^^

「母なる海」という比喩表現がありますが、まさしくそれを表すかのような「あたたかい うみのふところ」というフレーズ、「海」という漢字に含まれる「母」という部分、「うみ」の音から連想される「産み」という言葉、これらから私は「わたぐも まさる」君(=息子)からの母への想いを込めたうたであると解釈しました^^

したがって

> 次に、『わたぐもよ』の詩の最後に「わたぐもは わたしのこころ」

これは、母からの
「ほほえんで」
「おどりつづけて」
「はしりつづける」
いつも元気いっぱいの大切な息子へ向けたうたであり、
「わたぐもは わたしのこころ」=「私のすべて」
と言わんとしているのではないか?と私なりに解釈しました(全く自信なしですが^^;)

本当の正解は作者本人にしか分かりませんが、詩の解釈というものは、ある意味それを読む人の数だけ正解があるともいえると思います^^
質問者様が、この詩をそのときの心境や大切な何かに重ね合わせながら読まれ、そこに浮かんだ情感や思いを馳せた対象なりが、何よりの、何にも勝る正解であると私は思います^^

実は、今回お答えするにあたって、数十年ぶりに「詩」を読みました^^;
今ではすっかり忘れていた、詩が与えてくれるあたたかい気持ちを思い起こすことができ、幼いころの懐かしい想いに浸ることができました。感謝いたします。ありがとうございました^^
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この回答へのお礼

こんばんは、回答有難うございました。

綿雲と海がそれぞれ母子というのは新しい考え方でした!
凄く納得できる回答を有難うございます。
参考になりました!

お礼日時:2009/08/03 23:03

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