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こんにちは。時制の一致と関係代名詞について教えていただきたいのですが、

家族のだれもが、私たちが先月受け取った手紙の返事をかかずにほっておいたことに気がつかなかった。

という日本文の英語の回答が

No one in my family realized that the letter that we received last month had been left unanswered.

という風になっていました。

最初にこの問題を解いた時に、
・realized=気づく
・received=受け取る
・left=ほっとかれる

で見ると受け取る行為が気づくよりも前なので、had received にしていたのですが、
これがreceivedになっているのは関係代名詞でletterにかかかっているから時制の一致は起こらない、ということでOKなのでしょうか?
後は、realizedよりもhad been leftの方が先なのでそうなるんだと分るのですが。宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

特に関係代名詞は関係ありません。


手紙を受け取る→放っておかれる→気づく
今回はひと月前なり,一年前なり,ある過去の場面で行われた出来事です。

一連の動作というほど立て続けではありませんが,現在からみて一つの「過去」のできごとなのです。

このような現在からみて,ある過去のできごとを過去形で表わしています。

received → had been left → realized
これは同じ過去のできごとなのです。

had been left が過去完了になっているのは「ずっと放っておかれた」という継続の意味を出すためです。
「現在までの継続」が現在完了なのに対して,
今回は,「過去」までの継続です。

ただ,今回は継続の始まりは受け取った時点で,それを一連の過去と考えていますので,単なる過去 was left でもいいと思います。

この回答への補足

早速の回答ありがとうございます。
では、例えば「彼が手紙を受け取ったことに誰も気づかなかった」
なら、もう過去に起きたという事から
No one in my family realized that he had received the letter.
ではなく
No one in my family realized that he received the letter.
になるのですか?
辞書で複文を表す名詞節の時は主節が過去形になれば~
みたいな事が書いてあったのでやはり上が正しいような気がするのですが。。。
それとも「last month」って明確に書いてあるから必要ないんですかね?他のサイトでそういったものを見ましたので。

補足日時:2009/08/26 08:11
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高校生の時に「大過去」というのを習いました。

had receivedはそれですよね。
Pratical Englishe Usageという文法書に

The past perfect is common after past verbs of saying and thinking, to talk about things that had happened before the saying or thinking took place.
I told her that had finished. (Not ...that I(have) finished)
とあるので、
No one in my family realized that he received the letter.
はだめだと思うのですが。。。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
上の方々の回答を読ませてもらったのですが、
ここが例えば
No one in my family realized the letter he received.
(誰も彼が受け取った手紙に気付かなかった。)なら
Okだと思うのですが、(入試ではhad receivedにしなければいけない)

>No one in my family realized that he received the letter.

は、I thought she had been wrong.(彼女が悪かったと思った。)
のように名詞節になってるのでやはりhad recieved(大過去)にしなければいけないような気がしますね・・・ん~難しい。。。

お礼日時:2009/08/26 20:23

I realized what had happened.


より,
I realized what happened.
の方が普通に用いられます。

日本の学校文法では代表的な大過去として,
I lost the watch my father had bought for me.
というのがありますが,これも bought で十分です。

受験英語に限っていうと,過去完了にしないとバツになります。

しかし,happened → realized で一連の動作であり,ある過去の場面である以上,同じ過去のできごととして,過去形で済まされることが多いのです。

The game was canceled because it rained.
これも,昨日なら昨日,rained → was canceled で一連の流れとして過去形で十分です。

もちろん,過去完了でないといけない場合があり,それは「完了・経験・継続」の意味を出したい時です。

(本来の用語としては大過去=過去完了なのですが,学校文法を中心に,過去完了のうち,継続などの意味はなく,単なる過去の過去の場合を大過去ということが定着していますので,それに合わせて回答しています)
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。
先ほどの方にも申し上げましたが、

>I lost the watch my father had bought for me.
>というのがありますが,これも bought で十分です。

>受験英語に限っていうと,過去完了にしないとバツになります。

ここですね。ここに凄く差を感じます。
おそらく外国ではboughtで十分通じるんでしょうけど、
入試では時を正確に表すためにhad boughtにしなければいけないんでしょうね。

お礼日時:2009/08/26 20:19

> No one in my family realized that the letter


> that we received last month had been left unanswered.

こういった文は、そのまま現在に移してみると分かりやすくなります。

No one in my family realizes that the letter
that we received last month has been left unanswered.

するとまずhas been leftのところは現在完了形になりました。was leftのように
過去形にならないのは「(気付くまで)ずっと放置されていた」という継続の
ニュアンスを出したいからです。現在完了形を習いたての人がよく悩みがちな、
現在完了形と過去形の違いですね。

一方、receivedは過去形のままになりました。これは内容的にももちろんですが、
last monthが残る以上現在形にも現在完了形になれないからです。
これを逆に(現在から過去へ)見ると、receivedをいわゆる「大過去」(=過去の過去)
用法として過去完了形にし、これこそが時制の一致の基本だと考えがちなのですが、
特にlast monthのような明確に過去(の過去)を表す言葉がある場合はわざわざ
過去完了にしなくてもわかるため過去形のままのことが多いのです。

よく参考書に出てくる次のような例文も、大過去のつもりで過去完了形を使っても
実際は完了のニュアンスが色濃く出ます。
・He lost the book that I lent him a month before.
  1ヶ月前に“貸した”本を彼はなくした。
・He lost the book that I had lent him a month before.
  1ヶ月前に“(既に)貸してあった”本を彼はなくした。

結局、時制の一致で
・現在完了形→過去完了形
という対応で過去完了を使うのは必然的ですが、
・過去形  →大過去(過去完了形)
という対応を機械的に適用してしまっては、あれほど現在完了と過去のニュアンス
の違いを気にしていたのに、時制の一致により両者とも同じ過去完了形になり、
違いを無視してしまっていることになります。

過去の過去はとりあえず過去だと考えるようにするのが良いと思います。そうで
ないと、過去の過去の過去は?というつまらない問題にぶち当たってしまいます。
英語の時制は万能ではないのでそれだけで複雑な時間の前後関係を表すことは
できません。どうしても表したいなら好きなだけlast monthのような副詞句を
つければ良いだけの話ですからね。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございました。

>He lost the book that I lent him a month before.

この文でもOKなのは正直ビックリです。というのも
やはり『失くした』よりも『本を貸した』の方が前だから
had lentにするのが普通だと教わってありますし、
でもここをhad lentにすると『貸してあった』という余計な?意味が含まれるのも理解できます。
後はいろいろなサイトで探しましたが、
関係代名詞の形容詞節・副詞節にはあまり時制の一致がないというのも
ここかな、、、と思いました。要は日本語が『彼が貸した本』でもthe book he had lentにする必要は無く、lentで十分ということですかね?
でも入試ではおそらく『had lent』にしなければいけなかったと思います・・・ここに凄く温度差を感じますね(笑)

お礼日時:2009/08/26 20:16

>これがreceivedになっているのは関係代名詞でletterにかかかっているから時制の一致は起こらない、ということでOKなのでしょうか?



 そのお考えで基本的には良いと思います。より正確な表現は最後に記します。

 私たちが時制の一致の例外として考えるものとしては「歴史的な事実を述べる場合」や「仮定法を用いている場合」がありますが、それは主節と従属節が1つずつしかないことを前提としてのものです。

 すなわち、主節や従属節が2つ以上ある場合には、上記のような場合以外にも時制の一致が起こらない場合があります。それは「従属節の中に複数の節がある場合」です。

 具体的に言うと、「that」で導かれた(第1の)従属節の中に関係代名詞「who/which」などによって導かれた形容詞節(第2の従属節)や、接続詞の「when」などによって導かれた副詞節(第2の従属節)がある場合です。

 第1の従属節の中の第2の主節の動詞がすでに過去完了になっているのに、第2の従属節の動詞まで過去完了にしてしまうと、非常に回りくどい英文になってしまいます。(ややこしくて、すみません。)

 次の2つの英文に「He told me that」をつけてみて下さい。【   】内の動詞はどうなるでしょうか。

(1) He 【learned】 math when he 【was】 a little boy.
(2) He 【scolded】 the boy who 【broke】 the window.

 「learned」を「had learned」に、「scolded」を「had scolded」にすることには問題はないでしょう。

 しかし、「was」と「broke」を、それぞれ「had been」と「had broken」にするようなことはしません。下の英文のようにする方が一般的です。

→ (1) He told me that he 【had learned】 math when he 【was】 a little boy.

→ (2) He told me that he 【had scolded】 the boy who 【broke】 the window.

 従属節の中にもう1つ「主節+従属節」がある場合には、第2の従属節の中の動詞は時制の一致を受けないと考えてください。

 そして、これは、決して過去の出来事をひとくくりにしているというわけではありません。

 それぞれの英文の中の動詞を起きた順番に並べれば、「was」→「had learend」→「told」、「broke」→「had scolded」→「told」です。真ん中の動詞だけ過去完了形にすることはおかしいのがお分かりでしょう。どうせひとくくりにするのなら「すべての動詞」を過去形にするはずです。

 お尋ねの英文を考えましょう。

>No one in my family realized that the letter that we received last month had been left unanswered.

 これは下記の英文に「No one in my family realised」をつけた英文です。

(3) The letter that we 【received】 last month 【has been left】 unanswered.

 お尋ねの英文では、質問者様が言われているように「told」によって「has been left」が時制の一致を受けていますが、「received」は時制の一致を受けていません。その理由を「主節」と「従属節」の関係で考えてみましょう。

 お尋ねの英文の主節は「No one in my family realized」で、従属節は「(that) the letter that we received last month had been left unanswered」です。

 しかし、その従属節の中には、もうひとつずつ別の主節と従属節が存在しています。

 第1の従属節の中にある、第2の主節は「the letter had been left unanswered」であり、、第2の従属節は「that we received last month」です。

 これはまさに、最初に述べた「従属節の中に複数の節がある場合」に当たります。

 したがって、主節の動詞の「had been left」は時制の一致を受けていますが、第2の従属節の動詞である「received」は時制の一致を受けていないと考えられます。

 なお、この英文では主語の直後に(第2の従属節である)関係代名詞節が続いているために、動詞の出てくる順番が先に示した2つの例文の場合とは反対になっています。

 そのことが原因で、第2の主節の動詞が「had been left」で第2の従属節の動詞が「received」であるということことが少々分かりにくくなっているのですが、第2の主節は時制の一致を受けて第2の従属節は時制の一致を受けない点では(1)と(2)の例文と同じことです。

 そして、お尋ねの英文においても「過去の出来事をひとくくり」にしているわけではないことは明白です。もし過去の出来事をひとくくりのするのであれば「had been left」もふくめてすべて過去形にしているはずです。(このことは少し論理的に考えればすぐに分かることですが・・・)

 動詞の順番を起きた順番に並べたら「received」→「had been left」→「realizied」となります。どうせひとくくりにまとめるならすべての動詞を過去形にしなければなりません。

 結論をもう一度まとめておきましょう。私たちが一般に時制の一致の例外だと認識しているものは「主節と従属節がひとつずつしかない場合」のことです。

 「主節や従属節が2つ以上ある場合」については別の例外があると考える必要があります。それは「第1の従属節の中にある、第2の従属節の動詞は第1の主節の動詞による時制の一致を受けない。」ということです。

 関係代名詞節だからという理由だけで時制の一致を受けないということはありません。正確には「関係代名詞節が、ある従属節の中で用いられていて第2の従属節の働きをしている場合には主節の動詞による時制の一致は受けない。」と考えると良いでしょう。

 ご参考になれば・・・。
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 前回の説明は長かったですね。

もう一度、簡単にまとめてみましょう。まず、「主節+従属節」が一つずつしかない英文をもとにします。

(1) He lost the watch he (had) bought in Kyoto.

 この英文の中の後半の動詞は「had bought」でも「bought」でも構いません。文法的には過去完了の「had bought」とした方が良いでしょうが、過去を「ひとくくり」に考えれば「bought」でも可となります。

 次に「主節1+従属節1(主節2+従属節2)」という英文です。(1)の英文の前に「He told me」を置くと、次の3つの英文になる可能性があります。

(2) He told me he 【had lost】 the wacth he 【had bought】 in Kyoto.
(3) He told me he 【had lost】 the watch he 【bought】 in Kyoto.
(4) He told me he 【lost】 the watch he 【bought】 in Kyoto.

 (2)の英文は、できるだけ文法的に忠実になるように考えたものだと言えます。しかし、2回も過去完了形を用いるといかにも冗長な感じを与える回りくどい英文になってしまいますので、実際に用いられることは少ないでしょう。

 (3)の英文は、従属節の中にある第2の主節の動詞を「過去完了形」にしていますが、第2の従属節の動詞は「過去」のままです。しかし、「bought」と「had lost」の前後関係は文章の流れから推測できるので問題はありません。お尋ねの英文は、このパターンです。

 (4)の英文を用いる人もいると思います。学校で習う「過去完了」の概念とは一致しないので戸惑う人もいるでしょうが、実際の会話では普通に聞かれるものです。これであれば、3つの動詞がすべて過去形ですので過去の出来事を「ひとくくり」したと言うことができます。

 ただし、お尋ねの英文を同じパターンを持つ(3)の英文の中の3つの動詞は、過去を「ひとくくり」にして考えられたものではありません。「bought」→「had lost」→「told」という流れですので、2番目に起きたことだけを過去完了形にしておいて過去の出来事を「ひとくくり」にしたことにはなりません。

 (3)の英文において「had lost」が過去完了形に「bought」が過去形になっている理由は、「『主節+従属節』の従属節の中に別の『主節+従属節』がある場合には、第2の主節の動詞は時制の一致を受けて、第2の従属節の動詞は時制の一致を受けないことがある。」というものになります。

 お尋ねの英文で「received」と「had been left」という違いが生まれたのは、上記と同じ理由だと考えて良いでしょう。

 ご参考になれば・・・。今回も少し長くなってしまいました。


 
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この回答へのお礼

googoo1956さん、本当に詳しい説明ありがとうございました!
とても分かりやすい説明で感謝しております。
僕の中での解釈ですけど、ようはあまりにも『過去完了=had~』を使うのは避けた方が良いというか、
僕の例文だと主節の動詞『realized』と従属説の動詞『had been left』に注目して、あとは手紙を受け取った事自体はそんなに問題じゃないので(the letter he recievedと形容詞的用法にはなってることもあるけどreeivedでOK,ということで良いでしょうか。

後、もう一つ宜しいですか?例えば
家族の誰もが受け取った手紙が読まれなかったことに気付かなかった。

この英文は
No one~ realized that the letter we recieved had been unanswered.
ですか?それともwas unansweredでしょうか?
要は最初の例文でhas been left→had been leftになるのは理解しましたが、確か I thought that he had been wrong.(私は彼が悪かったと思った)のように従属節における日本語が過去だった場合は英語だと過去分詞になると思うのですが、どうでしょうか?

長くなって申し訳ありません。

お礼日時:2009/08/26 20:10

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