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看護研究初心者で、統計学の本を読んでもさっぱりわかりません。非常に困っています。理解力が低く、情けない限りです。すみません。どなたかお助けください*

現在実験研究をしていて今月末でデータが出そろいます。
データ数は13の予定です。
あるケア方法の有効性を検証するために、同一対象者に従来のケアと新たなケア時の皮膚の症状(0~3の皮膚スコア)と臭気の程度(0~5)についてデータをとりました。 質問です。対応しているデータと思いますがデータ数が少ないし、正規分布もしていないような気がするので、検定はウィルコクスンの符号付順位和検定でしょうか?でもグループ内に同順位が3つ位づつあったりするのに大丈夫でしょうか?EXELしかないのですがこの研究の検定名と初心者でもわかる検定の手順を教えてください。不足情報は追加いたします。参考サイトでもよいのでよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

以前、「注射の仕方がわからないのに注射するような研究は倫理的によくない」などと失礼なことを申し上げた看護大学の教員です。



従来のケアを行っていた時との皮膚症状と新たなケア時の皮膚症状のスコアを比較するという意味であれば、検定方法はノンパラメトリックな順序尺度のペアデータの差を知りたいということになるのだと思いますので、教科書的にはウィルコクソンの符号付順位和検定でよいと思います。

同順位の場合は一般には平均順位をつける方法が取られますが、ソフトウェアがどのような処理を行うかによるでしょう。

EXCELの標準の機能ではノンパラメトリックな検定はできないと思いますので、検定の手順を示すことはできません。自分で計算式を書いたり、別途ソフトを購入すれば別だと思います。
もっとも、サンプル数が13なら、ソフトを使わなくても電卓で計算できそうな気もします。
論文を書くという意味では信頼性も必要ですし、フリーウェアのRを使うのもよいと思いますよ。ネット上にも書籍でも情報がかなりあります。ウェブ上のサイトで公開されている機能は便利ですが、検証のしようがないので、研究で用いるのは適切ではありません。

質問から外れてしまい恐縮ですが、「ケアの有効性の検証」というところに引っ掛かりました。同一人物に対して従来のケアを行っていたときの測定値と、その後に新たなケアを始めた後に測定した値を比較して、新しいケアが有効かどうかを議論するのはやや乱暴だと思います。
たとえば、自然治癒による変化も含まれますし、前のケアの影響も残っていると考えられるからです。対照群を置くのは無理にしても、せめて、両方のケアの開始時点と1週間後とかの変化を比較するような準実験的なデザインなら効果を吟味できると思うのですが。
研究者の立場とすれば、新しいケアがどれくらいの時期に改善するのかといったあたりを13ケースについて示していただく、またスコアリングが適切なのかを吟味するほうが、今後の研究の測定を的確に行う上で有意義のように感じられます。

参考URL:http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Average/mp …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます*
またご回答していただけるなんてびっくりしました。指導者なしの素人判断でがんばっている研究者の私にとって、貴重なアドヴァイスをいただくことができ、ほんとうにうれしいです。1月の研究発表を目指す他のグループはのほとんども研究指導者がいません。(強面の教育委員さんや師長さんはいますが)本来はちゃんとしたルートを通さなくてはいただけないご指摘が、こちらでいただけることは私にとってどれほどラッキーなことか、本当に感謝の気持ちでいっぱいです*じっくり読みこんで参考にさせていただきたいと思います。「ケアの有効性の検証」を何をもって検証と考えるのかもっと考えていなければらないことがわかりました。データに有意差がでればよしとする考えではやはり安直すぎたと思います。今からでも検証すること自体の意味を考えてみます。今回初めて実験研究をやってみて、山のようなわかってないことに遭遇してきました。あと3か月丁寧にできる限りのことをやってみたいと思います。うちの病棟でもう4年このケアを使っていますが、簡単で3日~1週間くらいで効果が出るので、やっぱりこれは使えるんじゃないかと思っています。ありがとうございました*

お礼日時:2009/09/21 12:59

>。

恥ずかしながら統計の授業は寝て過ごしてしまい、実は手も足も出ません。
私は、統計(推測統計学)の期末試験で、教科書持ち込み可でしたが、最後までどのページを参照して良いのか分らず、1時間、教科書をめくっていました。

>対応しているデータと思いますが
使用前と使用後の同一人ですから、お考えのように、対応はしています。対応していると有意差は出やすいのですが、対応している場合の検定として利用できるのは、t検定だけです。

>皮膚の症状(0~3の皮膚スコア)
アトピーで同じようなことをしています。スコアの幅が小さいので、差が出にくい。データーを見てから気づきますが、4時点でいずれも平均値が改善されていました。しかし、1週間に2回観察し、2週間。その結果4時点しか観察しておらず、符号検定では有意差が5%未満にならず・・・。5時点ならOKで、もちろん5時点目が改善されているという保証はありませんが。
 主観の場合は、スコアに幅が狭いのが難点です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます*スコアの幅が狭いことが難点となっているのですね。研究計画の段階で文献が見つけられず、臨床で見られる現象をもとに自分で作りました。ちゃんとした指標をもとにしないとまずいと思いましたが今となってはどうしようもありません。私の場合かなりの能力不足なので、研究をまとめるにあたってぶつかったいくつもの壁が、具体的に学べるチャンスなのだと思います。たぶんかなりまずかった研究で終わりそうですが、考察で何がどうだったからどれくらいまずかったのか、しっかり述べられれば私のレベルの看護研究を通じた教育的意義は達成できるのではないかと思います。アトピーのほう、探してみます。
ありがとうございました*

お礼日時:2009/09/21 12:11

 多変量解析なんぞの賢いことはできない初心者ですが、



>検定はウィルコクスンの符号付順位和検定
処置前と後の検定で、有意差が出やすいのはt検定です。しかし、皮膚の状態や臭気は、主観的なものだと、順序尺度でしょうから、利用できません。
 そうすると、ウィルコクスンが有用でしょう。

 皮膚の症状はともかく、臭気は機器があると想います。検定は、実験前に決めておくのが原則です。そうすれば、機器によって客観的な数値が利用でき、t検定の対応のある場合で有意差が見出しやすくなります。
 
 また、臭気を0-3、幅が小さいと、同じ順位が多くて、有意差を見出すのが困難でしょう。同じ順位はどうするか、は教科書に書いてあります。10年以上も前にやっただけなので、忘れました。0-3よりももっと幅を広げる工夫が必要です。0-5でも、苦しいと想います。もちろん、出ればOKです。案外、符号検定か、カイ2乗検定くらいで有意差が見つかるかも。
 それと、皮膚と臭気は、別々に検定する必要があります。皮膚と臭気が関係するか(相関分析)、は興味があります。
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この回答へのお礼

早速ありがとうございました*
皮膚の状態は、スケールにそって看護師2名でダブルチェックしました。臭気は、先行研究で測定器具を使用したものが1件あったのですが
不快臭のみを感知することができず、たとえばケア用具として実験に使う物の臭いも感知してしまい、(私の場合緑茶葉)うまくいかなかったとあり、断念していました。順序尺度ということでウィルコクスンの符号順位和検定かカイ2乗検定を勉強してみます。大変参考になりました。恥ずかしながら統計の授業は寝て過ごしてしまい、実は手も足も出ません。T検定なら、EXCELで簡単にできるようになりました。ウィルコクスンはデータを入力するとp値が出るサイトがあって、意味は全然わからないのですがいざとなったらそれを使って・・・(危険な気がしますが) ここ1か月ネットのハンバーガー統計学で基礎を勉強していますが、数字の表わしている意味やその程度がわかりません。こんな場違いな人間ですがでも大事にしている研究なのであきらめず、なんとかしたいです。ありがとうございました*

お礼日時:2009/09/18 21:51

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