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現在、28歳にて大学院にて学生をしている者です。
機械工学科に所属し、将来は高校教師になり機械を教えるのが夢です。特に教員になってからはカウンセラー等の資格を活かし、生徒を心身共に健康にすることによって世の中に貢献したいと考えています。
しかし、今は現在の自分の実力に非常に不安を抱いております。というのは、機械の知識に関しても中途半端、心理学に関しても中途半端であり、おそらく生徒に対して自信を持って話せるレベルではありません。企業での実務経験は二年ほどあるのですが、例えば英語の教員でいいますと、英語が話せないのに英語の教員を目指しているような感じです。
講師としては来年度から働けるのですが、ちょうど学生ということもあって今一度企業にて勤務し実力を付けてから35歳までに教員を目指すのがよいように思います。ただ、教員の知り合いが言うには「教員になってから勉強すればいいじゃん」ということです。確かに研修システムは整っていますが、私はもう一度企業にて勤務し、見識を広げると共に機械の実力を付けたいです。また、人生経験が豊かでないと生徒にもアドバイスできないと考えるからです。
自分で決めたらいいのですが教員に対しての知識も浅く、大学では秋採用が始まり非常に迷っています。来年度から講師として働くか、機械メーカーにてエンジニアとして働くか、諸事情により両方目指すという方向性はありません。何かしらアドバイスいただければ幸いです。

A 回答 (2件)

何か教員という仕事を誤解されていますね。


心理学は不要です。もし必須というなら現職教員のほとんどはクビです。
大切なことは生徒と信頼関係を築けるようなコミュニケーション力があるかどうかです。専門知識を持っていても頭でっかちでは無意味です。そんな人の話を生徒は聞きません。
それに公立ならスクールカウンセラーが各校に配置されています。何か起こればそこに相談することになります。逆に担任が何でもやろうとすると他の生徒を無視することになってしまいます。状況によっては精神科・心療内科とも提携します。つまり,それぞれの専門領域で生徒に関わっていくことになっています。仮にあなたが心理学の専門家であっても教員ならそのような生徒の指導に心理学的アプローチを用いる機会はありません。
心理学に関してはこのまま勉強しても頭でっかちになるだけです。実践あるのみですよ。心理学なんか学んでいなくても生徒から信頼され相談されるすばらしい先生なんてごまんといます。心理学を学んでいても相談されない先生では無意味です。生徒は肩書きで判断しませんから。

専門性も,教える専門性と大学や企業で学ぶ専門性は異なります。自分の見識を広げるならいいのですが,企業での経験を教員として授業等に生かそうとすると難しいです。授業内容は教員の自由ではなく学習指導要領に縛られますから(さらに内容を付け加えようにも同じ授業を持つ同僚と一緒にやらなければならないため,あなたがやりたくても同僚が反対すればできません)。また,当然ながらやるべきことは授業以外にも分掌や担任,部活動顧問もあります。そのやるべきことの中で何ができるか,何をするかを考えるのはやはり経験しないとわかりません。
企業で働かれるかどうかは自身の意思ですが,学んだことを教育の中で生かせるとは思わないほうがいいです。生かせればラッキーぐらいで考えましょう。

現在の実力に自信が持てないようですが,最初から自信をもっているほうが異常です。経験したことがないことにある自信は根拠のない自信ですから大概打ち砕かれます。
先生も日々自ら学習したり,生徒や同僚,保護者からいろいろ学んで成長し,自信をつけるものです。これは企業と同じですね。

あと,No.1のお礼にあった「生徒に何かを伝える」の何かとは何でしょうか?すごく漠然としていますね。採用試験でこんな答え方をすれば間違いなく突っ込まれますよ。
生徒に何を伝えるかは例えば生徒と触れ合っていたり社会の情勢について知るなかで思うもので,自分のアンテナを張っていればどういう状況でも見えてくるものです。それは最初から持っていなくても問題ありません。

以上,5年目の高校教員がこれまで働いてきて感じたことです。参考までに。
ただ,あなたの人生を決めるのはあなたですから,自分がよかれと思ったように行動するのがいいと思います。仮に選択が誤っていても誰の責任にもできませんから。
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この回答へのお礼

まさにその通りですね。
小手先の技術より豊かな人間性ということですね。非常に参考になりました。しかし、同時に社会と教育現場のギャップも感じました。人を育てるとはどういうことか、今一度考えてみたいと思います。
まさか現職の方からお返事いただけると思っていなかったので、非常に驚きました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/19 20:59

「教員になってから勉強すればいいじゃん」が


正しいのであって、あなたはそれに反発しているものの、
根拠がありません。また、心理学はなくてもよいオマケなのに、
それが必須のように述べており、これも根拠がありません。
「35歳までに教員を目指すのがよい」にもなんら根拠が
ありません。
ようするに、
あなたは人生を確定することをうやむやに先送りしようとして
いるだけです。中年にさしかかろうとしているのになにを
いってるんですか。そんな優柔不断で余分に年を食った35才の
人が、望み通りに採用されるとは考えにくい。
すぐに講師になるべきですよ。
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この回答へのお礼

迅速なお返事ありがとうございます。教員になってから勉強する上で、例えばプラントの設計をしたり、産業機械の設計をしたりと現場経験を通して学ぶ機会はほぼないと考えております。また、世の中が病んでいる状況ですので、心理学は必須だと考えております。35歳というのは自治体の採用における年齢制限です。
教諭になるのは確定していますが、生徒に何かを伝えるという上で実力不足を感じますので、アドバイスいただこうと考えました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2009/09/19 13:15

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