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まず、わたしの考えた経済理論を説明させてもらいます。

貨幣経済

  ーーーーーーー付加価値ーーーーーーーー
 ↑                         ↓
 ↑     -----------    ↓
 ↑    ↓   ↓     ↑    ↑   ↓
労働力=人件費 利潤  資本金 売上 =商品
 ↑    ↓   ↓     ↑   ↑    ↓
労働 = 給料  配当  投資  生活費=消費
       ↓   ↓    ↑    ↑
       -----------
            お金の円環

この図を書くのに、大学で四年間かけたんだ。
消費がエンジンになってる。
誰か普及して。役に立つと嬉しい。

スタートは労働。それに合わせて、貨幣の循環が回転する。

企業の人件費の公表を義務化するべし。
それにより、利潤だけでなく給与への社会への貢献度がわかる。

この理論はご自由に引用されて結構ですが、GOOでこれは労働価値説だからまちがいだといわれました。確かに、信用創造が書いてありませんが、真水の経済を理解するのに役に立つ図だと自負しております。
わたしの図の欠点を教えてください。

A 回答 (3件)

> 貨幣が一年間に十回以上、使用され流通している現状が理解されません。



そんなに使用されていません。
現在日本の通貨発行量は740兆円ほど、GDPは520兆円ほどなので、1年間に一回も持ち手を変えないことも珍しくありません。貨幣(日本銀行券および硬貨)の発行残高は大体76兆円ほどですが、これですら10回はまわっていません。

しかも、取引の相当程度は貨幣を使わずに行われます。例えば、銀行に給料が振り込まれて、水道料金や電気料金が引き落とされることを考えれば、ここに紙幣や硬貨は介在しませんが、GDPには計上されます。


#2の回答で掲げた図を私at9_amの考案した図、と思っているようですが、この図は市場の枠を除いたり、あなたのセッティングに合うように政府を除いたりした程度の改変を除けば、私のオリジナルでは全くなく、経済学部の初級経済学の辺りで普通は習う内容となっています。
この図では、経済にいるプレーヤーと、そのプレーヤー間の経済的なやり取りを上げている図です。なので、それぞれの市場規模については全く言及がなく、したがってこの図のみから貨幣の流通速度を検討するのは非常に困難です。
因みに、これらの市場規模を上げた図というものも存在します。市場規模の数字が入っていれば、一定期間にどの程度のやり取りが行われるかがわかるので、貨幣の流通速度を検討することが可能です。


> わたしの図は、現代経済学が避けて通るお金とは何か、に正面からとり組んだ図であります。

と主張するのは自由ですが、あなたの図でも貨幣の持ち手がどの程度変わるのか(質問者さんの主張では年に10回以上)は全く説明していません。お金というのが何かという問題の答えにもなっていませんし、何より経済の取引が列挙されているだけなので、どのような経済を描いているのかという、最も基本的な部分すら不十分です。


質問者さんの図にたいする欠点は#2の回答でも述べた上、それに対する反論が全くないので、重複を避けるためにこれ以上は省きますが、どうも基本的な経済の観察が不足しているようです。どのような批判も結構ですが、事実に立脚しない限りは妄想と異なりません。
実際、貨幣発行残高は76兆円ほどなので、貨幣のみでしか決済がされないと考えたとしてもせいぜい7回以下です。しかも、貨幣のみが決済手段ではありません。

また、経済学批判はよいのですが、批判する対象を知らないで批判すると全くの的外れにしかなりません。
実際、私の回答#2に掲げた図を(多少変形してあるとはいえ)知らないということが、質問者さんが経済学をまともに学んだことがないことの証拠です。

この回答への補足

わたしは当然、あなたが見せた図を読んだことがあります。ですが、わたしの知的好奇心を満足させる図ではなかったのです。だから、自分で図を書きました。

確かに、わたしの情報が古く、
円の流通高は2009年3月末現在において現金ベースで81兆4,215億円
のようです。
通貨発行量740兆円とは、信用創造を含めた数字でしょうか? まったく根拠がわかりません。
とにかく、現在の図では、腐った経済学を立て直すのに不十分だとわかりました。ありがとうございます。

補足日時:2009/09/30 09:47
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> 政府と税については、わざと簡略化のために削っています。



前にも金融がないという指摘をしたらそれは簡略化のために書いていないとお答えがあったと記憶しています。今度は政府も簡略化ですか。

この図の中にいるプレーヤーは誰で、それぞれがどのような活動をしていて、その活動がどのような関係にあるのか、明示的に示せているでしょうか?
私には全くそうは思えません。

もう少し簡明な図解は、大学の経済学部のかなり初めのころに習うはずです。


また、
> 企業の直接投資(工場の建設など)の視点は全く抜け落ちている
という私の批判にはお答えがないようですし、
> 経済で重要なのは金融ではなく真水の労働付加価値だということを強調するためです。
という発言から、工場などの生産設備の果たす役割について、ごく控え目にいって軽視しているか、おそらくは全く考慮したことがないようです。

更に、労働力のみが付加価値を生み出している、というように考えているようですが、付加価値概念の理解が全く間違っています。



> 見てくれれば、同じラインの上下がイコールなのは読みとってもらえると思ったのですが。

この解釈を採用するとすれば、この図からは、驚くべきことに、生産された財はすべて売れ(商品=売上)、それもその価格は投下された労働力とまさに同額の価格(労働力→商品)で、その全てが生活のために使われる(消費=生活費)、ということが主張されています。
「貨幣経済についての図」の回答画像2

この回答への補足

あなたの図からは、
貨幣が一年間に十回以上、使用され流通している現状が理解されません。
日本の貨幣量は数十兆円であり、国民総生産=総売り上げが数百兆円であることから、日本の貨幣は一年間に十回以上、銀行口座を行き来することになります。それが、あなたの図からは理解できない。

わたしの図は、現代経済学が避けて通るお金とは何か、に正面からとり組んだ図であります。

補足日時:2009/09/29 11:09
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この図に問題があると書いたものです(他にもいるかもしれませんが)。



> これは労働価値説だからまちがいだ

こうは書いていません。
労働価値説は間違っている、という事実と、この図は労働価値説を採用しているので大きな問題がある、という点を指摘しました。


この図の大きな問題として、第一には資本(工場など)の役割がすっぽりと抜け落ちていることです。投資→資本金となっていることから察すると、企業の直接投資(工場の建設など)の視点は全く抜け落ちている様子。このことからも、資本の役割が全く考慮されていないことがわかります。

もう一つ、重要なプレーヤーである政府がまったく書かれていないことが大きな問題です。


また、この図には金融の世界が書いていませんが、それは書いていないということなので批判することでもありませんね。


細かい点を言えば、色々まだあります。例えば
人件費=労働力
 ↓   ↓
給料=労働
の部分は、人件費=給料ではありませんか?

この回答への補足

この図を描いた最大の動機は、
大学の貨幣の動きを示した図に、
貨幣が労働力や財と対応して動くことがいっさい描かれていなかったことです。十年前の教科書でした。

政府と税については、わざと簡略化のために削っています。
それは、政府と税は、動機が消費でなくなり、逆回転するからです。

人件費=給料です。
見てくれれば、同じラインの上下がイコールなのは読みとってもらえると思ったのですが。

投資をすべて資本にまとめて、金融を除外したのは、
経済で重要なのは金融ではなく真水の労働付加価値だということを強調するためです。

補足日時:2009/09/28 19:52
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