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洗練の意味を『洗い、練ること』と理解していますが、
『洗い、練ること』がどうして『立派にする』ことに
繋がるのでしょうか?

染料を付けた布を何度も川で洗って良い色を出すという
ことですか?練るとは文章でしょうか?それとも陶器の
粘土のことでしょうか?

A 回答 (2件)

そもそも洗練の意味は「洗い、練ること」でありません。


「洗ったり練ったりするようにして、文章や人格を優雅・高尚なものへと磨き上げること」を意味します。
よって、単に布のようなものを洗ったり練ったりしたところで、
それについて「布を川で洗練した」などという使われ方はしません。

洗という字は文字通りあらうこと、
練という文はもともとは絹や麻などの布を煮ることによって柔らかくしたり白くしたりするという意味の漢字で、
練だけで”白いねりぎぬ”という名詞になることもあります。

とすれば、洗練とは布を洗ったりねったりすることで汚れを取り除き、柔軟性を持たせ、白く美しいものにすること・・・という解釈もありうるかもしれませんが、
洗練は洗煉とも書きまして、どちらの用法が先にあったかも判然とせず、
”練”というのは布など特定の対象への行為ではなく、
一般的になにかを鍛えたり磨き上げたりして立派にしていく作業そのものを指していると解釈した方が良いかと思います。
”洗”についても不純物、汚れを取り除くという行為そのものですから、
文章の無駄を省いたり、人格における意地汚い部分などを洗い清めていけば、自ずと立派になっていきますよね?
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この回答へのお礼

なるほど。『洗』は『不純物を取り除く』、
『練』は『鍛える』ということですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/10/17 18:13

 具体的に実際水に付けてゴシゴシバチャバチャ洗うのではなく、「汚れの無い、清らかな、垢抜けした」という意味と、「粗」とか「荒い」とか「粗雑な」とは反対の意味を持つ「練」とを組み合わせた熟語で、篇である糸で表されるような、絹との関連は直接ありません。



 だから英語で言う refined といった意味です。
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この回答へのお礼

『練』に「粗雑な」の反対の意味があるんですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/10/17 18:15

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