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よく日本経済の頼みの綱orけん引役は外需だとか言われ
ますが、内閣府経済社会総合研究所の発表する国民経済
計算の外需(財貨サービスの純輸出)は約500兆のGDPの
2%にも達しません。プラス方向にしろ、マイナス方向にしろ
60%近くを占める民間最終消費支出の方がよほどGDP成長
に効いてくると思うのですが、どうしてなのでしょう。

 どなたか分かるかた教えて下さい。

A 回答 (2件)

寄与度は2つの要素で決まります。

(1)その項目の変化率、(2)その項目が全体に占めるウェイト。民間消費支出は(2)は大きいですが(1)が非常に小さい項目です。結果として消費の寄与度はそのGDPに占める割合に比べて非常に小さなものになります。人々の店頭での買い物は多少変動しますが、持ち家帰属家賃など短期ではその計算方法上ほとんど変動しない部分も大きいので、全体の変動率は非常に小さいものになります。一方外需や在庫はプラスからマイナスになることもあるので(1)が非常に大きい項目で(2)が小さい割りに寄与度が大きくなります。
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この回答へのお礼

明快なご回答ありがとうございます。

 これで、疑問が解決しました。

お礼日時:2003/05/14 06:20

 まさにあなたのおっしゃる通りです。

景気が本格的に回復するには、民間最終消費支出(俗に言う個人消費)の回復が不可欠です。
 でも、残念ながら個人消費の動きは悪いのが現状です。今の日本経済を支えている(牽引している)のは外需なのです。
 実際に数字を見てみましょう。参考URLをご覧ください。2002年10-12月期の実質GDPは前期比で+0.5%増加しています。寄与度を見ていると外需(財貨・サービスの純輸出)の寄与度は+0.3です。これはGDP成長率:+0.5%のうちの+0.3%は外需によるものであることを示しています。つまり、景気の6割は外需に頼っているのです。反対に個人消費の寄与度は+0.0%。全く景気に貢献していないのが分かります。

 こうして見てみると、設備投資が伸びてますね。国内需要にも明るい兆しがあるのかもしれませんね。

参考URL:http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/qe024-2/hikaku. …
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