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この前、友人のバイクを運転中にタンクからガソリンがもれているのを発見しました。
すぐに、見つけていたので大事には至らなかったのですが、きづかずに乗っていたら全身火だるまになると思います。

そこで、ふと思ったのですが、ガソリンが身体に引火した場合、消火器などで消したら皮膚などに石灰がつくと思うのですが、身体にとってどの程度害になるのでしょうか?

むしろ、消火器で消化するほうがよくないでしょうか?
ガソリンは、水などで消せるのでしょうか?

A 回答 (6件)

専門家です。



人間は皮膚をやけどで失うと、皮膚呼吸が出来ずに重篤な状態に陥りやすくなります。また長時間皮膚が燃え続ければ、やけどの具合もひどくなり、それだけで死に至ることもありえます。
特にガソリンのような石油類は液体ですので、衣服や肌に浸透しやすく、一度燃えると消火するのが大変です。

ですから、とにかく早く消すことが優先されるわけです。
日本人は危機意識が薄いために、服に引火した場合の対処法を知らず、走り回ったりして、余計に服についた火の勢いを強めたりします。対処法としては、
・地面に寝て、ぐるぐる回って火を消す(最低でも弱めることができる)
・毛布や消火器・水などで消火してもらう
ということになります。

消火器は一般的に粉末消火器しか身近にはありませんので、これで対処することになりますが、人体に影響を与えることはありません。ただし傷口に入るとえらくシミて痛いです。
ちなみにウチ会社の会長は40年ほど消火器の粉を吸い続けていますが、ぴんぴんしてます。周りにも90歳まで現役で消火器を取り扱っていた社長がおりますので、まあ無害といっていいと思います。

ただし、理想を言えば二酸化炭素消火器です。これは無害というより、冷却効果を伴うため、やけどした皮膚を消火しながら冷却する効果があるからです。消火器として使用した場合、よほど顔に直接長時間吹き付けない限り窒息することはありません。すぐに大気に希釈されるからです。(電話ボックス程度のよほど小さな密閉空間なら別ですが)
また、水も有効です。ガソリンは水で消えない、なんてことはありません。もちろんガソリンタンクが燃えて常にガソリンが供給されながら燃えるのなら、水だけで消火するのは非常に困難ですが、衣服についたガソリン程度なら、大量の水をかければ消火できます。また水も栄客効果を伴いますので、やけどの処置を同時できるという利便性もあります。
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この回答へのお礼

火がついたときは、消すことが1番大切なんですね。
消火器も人体に影響はあまり及ぼさないのですね。
ガソリンが引火したら消火器で消すようにします。
水も使いたいと思います。
大変参考になります。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/12/28 19:06

>皮膚などに石灰がつく


どこにも石灰(カルシウム)などは含まれていません。
消化剤の成分はリン酸アンモニウムです。無害無毒です。
それから、#5のお答えのように、「消化布」にくるまるのが最善です。
また大量の水も温度を下げ、空気を遮断するので有効です。ホースで掛けてはいけません。バケツで十杯以上かぶるのです。
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この回答へのお礼

消化剤には石灰が含まれてないのですか。
勘違いしておりました。
無毒無害とは安心です。
水はバケツがいいのですね。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/12/28 18:10

まず考えるのは、回りの人が上着、毛布で、窒息消火で、火を消す。


燃えているバイクから早急に引き離すのが緊急処置。

茫々と燃えているなら、近くにある、ABC消火器で火を消して、命だけでも助ける。


お勧めは炭酸ガス消火器です、、後の汚れが出ないというメリットが有る。(冷却効果も有る)
問題は、窒息する可能性がある事。ただ、そばに常備されているケースが少ない。
瞬間的に消して、処理できれば、窒息しないと思う。テクニックが有ればだけど??
F1のレースのピット、タワー型立体駐車場で、炭酸ガス消火器を使う場合が有る。
車の損傷、他の車への被害を抑える為。
私の会社も、完全な隔壁がある建物は、炭酸ガス消火設備を常備してある。
(私も危険の物を大量に使うので、屋内は火気厳禁です。)
アナウンスを流して、人が居ないことを確認するのが前提。
万が一のために、各部屋に空気呼吸器が準備してあります。(逃げ遅れた場合を考えて)
戦艦の弾薬庫、火力発電所の設備にも、炭酸ガス消火設備があるかもね。
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この回答へのお礼

炭酸ガス消火器というのがあるんですね。
1番は、ほかの人が服で消してくれるのが1番ですね。
普通の消火器はどうなんでしょうかね。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/12/27 19:37

ガソリン、水では消せません。

ガソリンの引火点、-40度程度です。灯油の引火点は60度前後なので水をかければ消せますが、ガソリンは無理です。
漏れたガソリンが少量なら消火器に頼らずに消せるかもしれませんが、大量だとやはり消火器等を使うのが適切だと思います。
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この回答へのお礼

水は無理なんですか。
消火器は、やけどをしている皮膚にはかなり害があるような気がするのですが。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/12/27 19:39

粉末消火器の中身は、リン酸二水素アンモニウムや硫酸アンモニウムで石灰ではありません。


人体には無害とされています。
ただし、口や鼻、目などに入ると、粘膜を刺激し、咳き込んだり、鼻水が出たり、目が痒くなったりすることがあります。
実際私も消火訓練で淡紅色のABC消化器(リン酸アンモニウム)の粉末を吸い込んでむせたことがあります。
しかし、この場合、やけどになることが問題ですので、炎を消すことが一番大事です。
消火の方法には、転がったり、布でたたく方法もありますが、
ガソリンが少量で、布にしみこんでいるときなどは大量の水で消す(消火とやけど軽減)や短時間に消え、やけども軽くて済むなら消火器を使う方が良いです。
http://www.yamatoprotec.jp/yamatoprotec/inquiry/ …

なお、ガソリンが大量にこぼれて燃えているときに、
水をかけると余計燃え広がりますからご注意下さい。
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この回答へのお礼

消火器の中身は無毒なんですね。
安心しました。
丁寧にありがとうございます。

お礼日時:2009/12/28 19:10

消火には


窒息消火≪炭酸ガスなどで酸素を無くして、火を消す≫
冷却消火≪大量の水で発火点より下げる一般火災で、消防車が行っている状態です≫
爆破消火≪油田火災などで近ずけない時に爆破の威力で火を消す≫
破壊消防≪ポンプなど無かった時代に使っていました≫
が主に有りますが
消火器の粉は直接数と障害が出ますが、そんなこと言って入れないと思います
まず火を消さないと、
他に炭酸ガス消火器など有りますが、いずれも人体に多少影響を与えますが、ガソリンの炎が付いたらそんな事言って入れませんね
水でも消えます、ただ大量にかけないとかえって広がったりしますので効果が有りません≪冷却消化です≫
ただ消えたら水を大量にかける事によって、火傷の被害を少しでも軽減できるので火が消えたら有効ですね
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この回答へのお礼

いろんな消火方法があるのですね。
火を消すのが先決なのでしょうね。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/12/27 19:42

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