電子書籍の厳選無料作品が豊富!

スズキベクスター125に乗っていますが、ある日エンジンをかけようとしたときセルは回るのですがセルの回りが弱いのかエンジンがかからなくなりました。バッテリーがダメかと思い新しいバッテリーに交換したのですが、セルは回るのですがエンジンがかかりません。少しセルの周りは弱い感じはしますが。新しいバッテリーは初期充電をして13V以上ありますので問題はなかと思います。キャブ、プラグまたは電気系統はまだ確認していません。できるだけ自分で修理をしたいのでどこに問題あるのかまた修理方法を教えてもらえないでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

  こんにちは。



 何度もセルを回していると、エンジンのシリンダー内に、キャブレターの気化ガス、燃焼ガスが必要以上に入り過ぎ、点火プラグが被って点火せずにセルは回ってもエンジンが掛からなくなってしまいます。
 
 バッテリーの場合は、電圧ばかりでなく、比重が正常値以上あるかどうかも大事です。これはバッテリーによっても異なるので仕様を調べてみると良いでしょう。市販の比重計で調べることが可能です。

 このような症状の場合は、まずは点火プラグを外して状態を見ます。ガソリンで濡れていたり、カーボンが溜まっていたしたら、清掃して、できましたらプラグゲージで規定の隙間間隔にします。隙間の間隔はプラグによって異なりますので、プラグ番号を検索して調べれば分かります。

 あと、このときにシリンダー内に燃焼ガスが溜まったりすると、プラグを清掃しても点火しにくくなるので、シリンダー内に空気を吹き込むようにして溜まったガスを排出してみてください。ストローなどで勢い良く吹いても良いでしょう。ただ、誤って吸い込んではいけません。

 プラグとシリンダー内の清掃でたいていはエンジンが掛かると思います。これで掛からなければ、点火プラグを外し、エンジンフィンの金属にプラグを接触してスターターを回して点火プラグから火花が飛べば点火系統、電気系統は正常かどうかが分かります。このときに、点火プラグを外した部分から気化ガスが出ますので、点火プラグの火が近づかないように注意します。

 スターターを回しても点火プラグが点火しなければ、点火プラグの電気系統配線の断線等が考えられます。断線していなければ、プラグキャップや接続部部分の接触不良などもありますので、確認して接触不良であれば、紙やすりで研磨や酷い場合は交換します。
 
 点火プラグの点検時には、プラグの頭、プラグキャップを被せる金属部分を乾いた布で拭いてください。ここが汚れて接触不良で点火プラグが動作不良になる場合があります。

 あと、点火プラグ自体の不良で点火しない場合もあり、この場合は新品交換します。

 点火プラグ、電気系統が正常であれば、キャブターからの気化ガスがシリンダーに送り込めない、キュブレター自体やキャブレターに燃料を送る燃料系の故障です。
 燃料系で多いのが、キャブレター内部の詰まりや、フロートの動作不良です。この場合はキャブレターの分解清掃や不良部品があれば交換修理です。

 キャブレダー以外では、燃料フィルターのゴミなどの詰まりで燃料が送れないことがあります。その場合は分解清掃が可能なものは清掃しますが、交換した方が確実です。

 他には、燃料タンクのゴミなどの詰まりなどもあります。この場合は、燃料タンクを取り外し、入っているガソリンを全部抜き取り、内部を清掃して、抜き取ったガソリン内部にゴミが混入している恐れがある場合は抜き取ったガソリンではなく、できましたら新しいガソリンを入れます。

 あと、長年乗っているのであれば、マフラーの詰まり等も起こっている可能性もありますので、マフラー内部の清掃や酷い場合はマフラーの交換です。マフラーの清掃の場合は、火の中にマフラーを入れてあぶる方法があります。難しい場合はバイクショップに相談してみると良いでしょう。

 これらを順に追っていけば大抵は直ると思います。ここまでやってみてだめでしたらバイクショップに持ち込んでみてください。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!