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とある映像で、金属は電気を通すかどうか試す実験がありました。
それは、豆電球から出ている2本の導線を金属の物体に当てて明かりを付けるというものでした。
しかし、その際に金属の物体にも触れていましたが、金属の物体に触れても感電しないのでしょうか?

A 回答 (3件)

こんにちは



>『金属に触れても感電しない理由について、』
>とある映像で、金属は電気を通すかどうか試す実験がありました。
>それは、豆電球から出ている2本の導線を金属の物体に当てて
>明かりを付けるというものでした。
>しかし、その際に金属の物体にも触れていましたが、
>金属の物体に触れても感電しないのでしょうか?

これで二度目のわたしの回答になりますね!
>『植物は生きている?』
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5748601.html

年齢などが不明で回答が難しいのですが,
極力理解していただけるように,図をあわせて説明を試みます.

理解するには,
『電圧』・『電流』・『抵抗』などの基礎用語の知識が必要です.
あわせて下記の『電気の基本的な性質』を知っておく必要があります.

『電気』と『水』は,説明をするに同じ物理的性質があります.

人体ばかりではなく『電線=水路』などに,『電流=水』が流れるためには,
『電路=水路』の種類に合った『電気抵抗=流れを邪魔する石等の抵抗』を乗り越えて,
『電気=水』を送り流すだけの一定の『電圧=位置エネルギー』が必要です.
(注)『位置エネルギー』とは
「物理的に物質が高い場所から低い所に自然に落下・移動する力」の事です.

『感電』とは人体に電流がながれる事です.
それによって筋肉が無意識に収縮したり,
最悪の場合は心臓の鼓動を強制的に停止させたり,
または人体に電流が流れる事により体の電気的抵抗で発生した熱が,
電流が流れた身体部位にそって火傷を負うことなどの被害や,
さらには「通電による電気ショックを伴う事など」を言います.

電気工事士のペンチの握り手部分に,
通常黄色い被覆がしてあるのは,
活線作業の際,ペンチから手~肩~胸~足~大地と言う,
電気の流れを防ぐためにあるのです.

なお理論的には,ペンチの絶縁が完全であれば,
濡れた地面の上で裸足になり電線を切っても感電しません.


感電の説明に一般家庭に送られている電気の種類とその配線を,
模式図として添付画像に示しましたので,参照併読してください.

『電路=水路』
添付画像の人物Aのように,
人体が,電流の流れている裸電線の100Vの+線に触れると,
人体の電気抵抗を超えて電流が流れ,
大地を迂回し変圧器の2次側アース線(中性線)に戻ります.
いわゆる『漏電電流』があれば,当然人体は感電する事になり危険です.

この場合の変圧器2次側アースの事を専門的には『中性線接地』と言います.
添付画像に示すように接続され,接地種類は『B種接地工事』と決められ,
電柱上などに設置されている変圧器の2次側電路には,
落雷などで瞬間に電線路に大きな電圧が掛かった場合など,
過電圧によるアーク地絡が屋内配線などから発生する事を避けるために,
変圧器の二次側『中性線』に発生した過大で余分な電圧を大地に落とし,
雷の数百キロ~10億キロVと言う過大電圧から,
予想される電路の2次被害を防ぐために設置されています.

なお『アーク地絡』とは屋内外の,
配電線や電気器具などの,耐電圧規格の絶縁性能を超えて,
被覆絶縁された芯線などから,光と音を放ち直接近くの大地に流れる事です.
いわば,落雷に次いで二次的に発生した雷さんの事です.

雷とは非常に予想しがたい程の高い電圧であるために,
上空に浮かぶ雷雲は,本来なら最良の絶縁体である空気までも,
その空気分子の間を異常な電圧の力で,
雷雲から無理やり電流が大地に流れる放電のために,
稲光と雷鳴が発生するのです.

なお他にも『中性線接地』の設置目的はありますが,
これ以上はあまりにも専門的過ぎますので省略します.

『絶縁=ダムや堤』:
逆に,人体が活線(電気が流れている電線)に直接触れても,
添付画像の人物Bのように,絶縁物を途中で使用していると,
電気が流れる回路が出来ずになるため,当然人体には電流は流れません.
『川:電路』の中の『スイッチ:水門』を閉じると,
その下流に『水:電気』が流れない事と同じです.
これは電柱上の裸電線に鳥が止まっても感電して落ちてこない理由と同じです.

なお乾電池一個やそこら程度の電圧で豆電球を灯す電力では,
人体の電気抵抗の方が大きすぎて,
人が少し驚くほど身体を流れる事は,
人体でも抵抗の弱い濡れた粘膜くらいしかないでしょう.
それでも通常,一瞬は驚いても死ぬ事はありません.
ただし精密医療機器の『心臓ペースメーカー』を装着した人物は除きます.

『漏電=水漏れ』とは,
正式な『電路=水路』の弱い部分から
『電気=水』が漏れて外部に流れることを言います.

これで質問へのお答えは一応終わりにします.
難しかったでしょうか?
ぜひ頑張って知識の一端に収めておいてください.
最後に,『前回の回答末尾のお願いを心がけてください』ね.

短時間で記述をしたので…
説明不足があるかもしれません.
その時は再度の質問を立ち上げてください.
必ず回答する時間を頂ければお答えしますので…

仕事に戻ります.
「金属に触れても感電しない理由について、」の回答画像3
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございました。
難しすぎて頭が混乱しましたが、分かるまで何度か読み返してみたいと思います。

お礼日時:2010/03/18 00:50

感電というのは、体内にある基準(個人差があります)以上の電流が流れて起きます。

だから、例えば乾電池(DC1.5V)の両方の電極に触れても感じるだけの電流は流れません。家庭用のコンセント(AC100V)や動力電源(AC200V)の1つの電力に安全靴を履いて触れても、足と大地°の間の静電容量が小さいため感電するほどの電流が流れないから、感電しません。個人差はありますが、俗に死に{42}電圧と言って42V以上の電源の両方の電極に触れると感電死すると言われています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/18 00:47

100Vの電球ならそのような事をすると感電しますが、豆電球なら乾電池を使用していたいのではないですか?


この程度の電圧で感電することはありませんよ。

昔は、9Vの電池の電極(±両極に触れます)を舐めて、ビリビリと感電する感覚を味わっていました。
通常は手で触れても感電しませんが、舌は神経が集まっていて敏感ですし濡れていますから良く電気を通します。
http://www.protom.org/battery/006p.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/03/18 00:45

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