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現在、理系学部生の者です。
修士を卒業後は製薬メーカーへの研究に就きたいと考えています。

ですが周りの者(家族)が反対しています。
理由としては安定していない、いつまでも研究できるわけではない、いづれはMRで転勤させられる、というものです。

そこで疑問に思ったのは研究は何歳までできるのか?仮に異動するとなったらどのような部署なのか(MRとか事務職など)?という点です。

反対されて諦めるつもりはありませんが、望みどおりに研究職に就けた場合のその後について知りたくなりました。ご回答お願いします。

A 回答 (3件)

大手製薬企業で研究を行っているものです。



>理由としては安定していない

そうでしょうか? 基本的には安定している方だと思いますが。
何と比べてでしょう?
公務員やインフラと比べれば安定していないでしょうけどね。

>いづれはMRで転勤させられる

業界内で例が無いとは言いませんが、殆どありません。
少なくとも私の会社では不本意で営業へ異動というのは無いです。
(本人が望んで異動するケースは知りませんよ)

余剰人員の行き先は子会社転籍などが普通です。

>仮に異動するとなったらどのような
>部署なのか(MRとか事務職など)?という点です。

あなたの希望とその時の空き次第です。
会社の中には色々な部署があります。
研究部門だと、他の研究所、開発、子会社 などへの異動が多いです。

>いつまでも研究できるわけではない

そもそも、いつまで研究したいのですか? 研究って何ですか?
というところから考えてみてください。

例えば、大学で研究しているのは誰だと思いますか?
教授?助教授?助手?ポスドク?院生?テクニシャン?
みなそれぞれ役割が違いますよね。
私の考えでは実際に自分の研究テーマをもって手を動かしている人、
つまり、助手・ポスドク・院生 あたりが研究者だと思います。

テクニシャンは基本的に指示通りに実験するだけなので違いますし、
教授は研究室の運営がメインなので研究者ではないと思います。
もちろんラボによって事情は異なるかと思いますが。

野球やサッカーでいえば、選手と監督の違いです。
監督は選手経験がないとできないでしょうし、
選手に指示を出す形でゲームに貢献しますが、選手ではないはずです。
私は狭義の研究者というのは、いわば選手のことだと思います。

大学でも企業でも、選手は35~40歳ぐらいまでで、
それ以上になると監督になることが求められます。
(企業ではマネージャや管理職と呼ばれる立場になります)
これは研究でも営業でも同じです。営業でも現場で働くのは若手で、
上の人は全体の管理が仕事になってくると思います。

そういう意味でしたら、確かに研究できるのは若いうちだけです。
もちろん、このような社会の流れに逆らって、
ずっと現場での選手として働きつづけることを選ぶことも可能です。
最近は企業でも管理職の道だけではなく専門職の道も用意するように
なってきています。ただ、やはり特殊といえば特殊です。

大学では、たとえ自分で研究しなくなったとしても、
業績は教授の名のもとに対外発表されます。なので、
研究者としての満足感は企業よりも持続するとは思います。

あなたの不安は学生にはよくありがちなものだと思います。
しかし会社に入ればそういう悩みは無くなります。
むしろもっと別の悩みが浮かんでくると思いますよ。
その時「俺は研究者なんかで終わる人間じゃない」
と思うようになっているかもしれません。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただき、ありがとうございます。
いろろな方向性があるんですね。
自分のやりたいことをもっと具体的に考えてみます。
大変参考になりました。

お礼日時:2010/03/20 17:12

これは今考えてもしょうがないので、まずはやりたいことを優先してください。



その理由は研究職に限らず
・どの部署、どの業種でもピラミッド構造
・ポストは限られているので適材適所の人事異動がある
 →将来のため経験を積ませる意味もある

入ったものの合わないので社内移動を希望する人も多くいます。
なので今の時点で悩んでもしょうがないことです。

私自身は技術開発系ですが色々な異動を見てきました。
技術開発から知的財産部、基礎開発系、商品開発系、設計、製造(生産)部などです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに先のこと過ぎる内容になりますね。
ピラミッド構造や異動などは今は悩まずにいこうと思いました。
回答者様の経験談から察すると開発と一口にいってもいろいろな部署があるんですね。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2010/03/16 12:15

製薬ではありませんが、化学系メーカーの研究所にいたことがあります。


そこで偶然、年齢構成のデータを眼にしましたが、所長を頂点とする見事なピラミッド型でした。
担当したテーマが事業化されれば、それにくっついて、製造やら、販売やらの現場に出ることになります。
そうはならずに、年功序列で職位があがってしまうと、居場所がなくなってしまいます。
社内での異動ならいいほうで、へたをすると、とんでもないところに出向ということもあります。
うまくすると、海外駐在員になれるかもしれません、が、戻ってくるところは、特許部とか。
一方、所長になってしまうと、研究者としての仕事はなくなってしまうようです。
ある所長は、部長あるいは室長を兼務にして、現場に近づいていようとしていましたし、別の所長は、夜な夜な研究所内を徘徊して、実験室、研究室を覗いて歩いていました。

MRに異動するとしたら、若いうちではないかと思います。
研究職とはやはり違いますし、MRというものは"変わった"といわれていますが、やはり医者の"パシリ"につかわれているようですし、柔軟性、適応性が必要なのではないでしょうか。
事務職はないと思います。事務的な仕事であれば、研究管理とか研究企画とかいう名前の部署。
研究部門のコンピュータシステムの仕事。(ふつうのシステムエンジニアは研究ということがわかりませんから)
開発という、厚生労働省に薬としての認可を貰うための仕事。
化合物の同定をするための分析化学者としての仕事。
営業所、子会社、関係会社…。

>いつまでも研究できるわけではない
これは正しいですね。
ですが、日本のある程度大きな会社であれば、会社から解雇するということはなくて、本人の適性と会社としてのメリットを考えて異動先を決めてくれます。
だから「安定していない」とは言えないと思います。
MRに行くと決まっているわけでもないと思います。
ただし、持って行き所がなくて、とでもないところへの出向というのは有り得ます。(とにかく給料をくれるところに押し込む、嫌なら辞めるのは自由)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
とんでもない所に出向させて辞めさせる。という企業側の意図もあるんでしょう・・
しかし、自分が思っていたよりも異動先は幅広いんですね。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2010/03/15 23:45

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