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http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100320-O …
を見ますと、原子力発電所を新設するようですが、
個人的には、二酸化炭素よりも危険だと思うのですが、
そうでもないのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

 説明不足ですいません


 庭先・・・の喩えは、原子力と言うのがたまたまこういう物理的特性をもっていて、それにあわせて技術開発が進んだら・・・という仮定で、今の原子力をこういう形にすればいいという提言、というわけではありません。
 SFとかでは、ズボンのベルトに取り付けられる超小型原子炉みたいなものが出てきますが、実際の原子炉では放射性物質が一箇所に数十キロ集まらないと核分裂反応が起こらないので、原子炉に関しても技術革新が進んで小型化が進んだとしても数トン~10トン程度の大きさにはなるかと思います。核融合についてはそういった制約はないので、技術革新次第でそれ以上の小型化も可能・・・という話を聞いた事がありますが、これは実現は当分先なので考えない事にします。

 ただ、その数十トン、供給範囲1万人程度の原子炉を原子力の標準にしてしまったほうがいいのではないか、という意見はたまにあります。大量生産を行なう事により、小さな異常に関してはモデルチェンジで対応できるし、最悪の場合でもチェルノブイリの場合のように、危険すぎて処置をするために近所に近づく事すら出来ない・・・といった事が避けられる、そもそも安全性も大型の原子炉よりも高める事も容易、というような事がメリットとしてあげられます。


>放射性廃棄物の最終処分場は・・・

 問題なんですが、普通の産廃みたいに馬鹿みたいに発生するものでもないので、暫定保管場所を少し拡張することで問題が顕在化(使用済み核燃料で発電所が満杯になる・・・)する時期を人生的スケールで先延ばしできてしまうのが難しい(結局将来にツケを残すんだから問題だろう、とも言えるし、大気中の二酸化炭素のように気候変動への影響などをもたらさず、長期間放置も可能なんだから、将来の技術革新を考えれば案外効率的なやり方かもといえるかもしれない)ところなんですよね。


>無責任なエコ発電設備

 さっきの回答では省略しましたが、「エコ」という言葉は「エコノミー」とも「エコロジー」ともとれる胡散臭い言葉なんで、個人的には嫌いだったりもします。
 環境負荷や気候変動などを総合的に考えて原発の比率をある程度高めるというのはやむをえないのかなあ、と思っていますが、それを「エコ」という言葉でやたらと美化しようとする動きは胡散臭く感じます。必要悪程度の認識がちょうどいいんじゃないでしょうか。

この回答への補足

回答いただきありがとうございます。

>原子力と言うのがたまたまこういう物理的特性を・・・
失礼いたしました。単なる危険性という意味でしたか。ただ、放射性物質を含む、蛍光キーホルダーなども摘発対象となる日本で放射性物質を近くに置くという意味で、例え、安全と言われても、普及するかには疑問があります。原発潜水艦などもまだ受け入れられているとは思えません。火災報知器などにも含まれていますが、これを誰もが知った場合、普及は遅れると見ています。ただ、飛行機のように一見落ちそうでも、経験上落ちないレベルに認識が高まれば誰もが持つと思います。

>放射性廃棄物の最終処分場は・・・
確かに、産廃と比べると無いに等しいでしょうけど、期間があまりに長すぎますので、管理という点から見て一般の産廃以上に困難かもと思っています。
「困難度=面積×期間」と考えますと、その間の世論や政権交代、戦争、気候の大変動などリスクが予想が不可能になります。

将来、原子番号を変更できる技術が作られるにしても、さすがに、いつになるか想像も付きません。個人的には、技術的特異点が想像以上に早く訪れ・・・なんて都合の良いことも考えていますが、現状、誰も「放射性廃棄物の最終処分場」を選択しない訳で、今までの、リスク・メリットの総合判断の結果で考えますと、みんな割に合わないと思っているのだと思います。


>大気中の二酸化炭素のように気候変動への影響などをもたらさず
これについて、CO2の増加と気候変動は単なる学説の1つに過ぎず、寧ろ、気候変動によりCO2が増加したという話もありますが、この真相はどうなのでしょうかね?
ここには、先進国のエコ対策wが交錯し何が陰謀で真実なのかよく分かりません。
わかりやすい例ですと、ほ乳類である牛など肉食文化圏を持つ国がイルカ/捕鯨問題を提起することに、日本ではなかなか理解できませんが、中国・日本・英・フランス・スウェーデン語での新聞が読めた場合、日本とは全く違った会話やコンセンサスが形成されているように思います。


>エコ
エコと聞くと、一般には、エコロジーだと思っていましたが、違いますかね?
ちなみに、エコ(ノミー)ポイントだと言っている人も意外と多いです。
胡麻臭いというのもありますが、エコだから、盲目的に安心とか正しいみたいな論調は怖いです。
本気でエコを考えるなら、質素倹約すべきだろとたまに突っ込みたくなります。
エコノミー対策であるなら、下手なばらまきよりも裾野が広く効果がありそうですので賛成ですけどね。


>是非について
個人的には、今まで、危険だがやむ得ないで、ここまで増えてしまっていますので、もう、十分だと思っています。そろそろ、脱原発へ動く時期かと・・・
また、エコとは関係ありませんが、電力資源分散化の点からも、これ以上の原発集中はどうかと思っています。
ちなみに、以前のエコロジー問題では、原発の危険性についての説明があったように思いますが、最近は、温暖化がそもそも議論のある仮説である事も知らず、温暖化ははとても危険。原発は、エコだから大丈夫みたいな論調あり偏っていると思っています。マスゴミのまとまりの良さには驚く物があります。
ゴミ処分まで含め事故さえ起こらなければ、夢のエネルギーなんでしょうけど、今の論調には何か、漠然とした怖さを感じています。

補足日時:2010/03/22 07:52
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新規原発を多数建設し、同時に原発稼働率を現在より飛躍的に向上させるという、民主党の計画ですわね。

いつもの妄想的な。
やれるモンならやってみな!という気がしますが。

いったいどこに作るのでしょ?
新規立地なら特殊な事情が無い地域以外どこもお断りで、民主党が利権誘導をしないというのであれば、又は箱物で地方活性化・景気浮揚をしないと言うのであれば、原発の新規立地は甚だしく困難になりますが。
原発建設を進めてきたのは利権に絡む人々の精力的な活動と、利権に絡む政治家の金に対する執着だったのですが、それらを民主党は否定しているのでしょ?

既に原発建設済みの地域に新炉を増設するにしても、増設には地元の同意が必要であり、この同意取り付けでもこれまですったもんだしてきた過去がありますから。

更に原発稼働率を現在の60%から90%に増やすと言う… これもまた異常なほどの妄想っぷり。
原発の直近には人間が住み、農作物を栽培し、飛行機が飛び、電車が走っており、海水浴客でにぎわっとるのですが。
そういう人畜に害を与えぬよう、保守点検作業に精を出すがための稼働率60%。それを90%まで増やせ… というのであらば、人畜の人権・家畜権無視の住民木石扱いの振る舞いですね。

更に原発稼動には地元の許可が必要なのであって、稼働率60%→90%の許可をどうやって取るつもりなんでしょ? 地元はOK出しませんがな。

質問者さんはどういう立場の人間で、どういう考え方をしているのかいまいち分からないのですが、なんも心配せんでも民主党のはいつもの妄想。
我々も民主党政権があと何年も続くと言うとんでもない妄想を持つのはやめましょうや。民主党が消し飛べば民主党の妄想も全て消えうせる。


あとちなみに、超小型原発と言うのが販売開始されたか、される予定か、設計中ではありますよ。
家庭の庭にでも埋められる大きさで、メンテナンスフリーの地下埋設小型原子炉から伝記を取り出すという…
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この回答へのお礼

原発の可能性についてですが、世論が後押しすればある程度までは十分推進可能だと思います。

原発問題についてはエコという言葉で、地球に優しいと盲目的に思い込み(思い込ませ)、推進している事に危惧を覚えています。可能な限り、もう少しマイルドな方法を模索すべきと思いますが、必ずしも大反対(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-03-22/20 …)というわけではありません。

政権については、相互監視できるよう、数年に一度の政権交代が好ましいと思っています。今、自民の功罪が表に出る良い機会だと思います。また、表舞台に立ったことで日教組にも調査のメスが入る良い機会ですし、政権が動けば様々な癒着問題に区切りを付けることができ機会になると思います。

お礼日時:2010/03/23 10:52

>個人的には、二酸化炭素よりも危険だと思うのですが、



 巨大技術で、様々な要因から技術情報が秘匿されやすいという点、およびそれに起因する気持ち悪さをどう評価するか、という点次第かな、と思ったりもします。政府や電力会社は両者(特に後者)を無視しますが、一般消費者はこれをリスクとして最大限に見積もる傾向があるように思います。また、政府や電力会社と一般消費者の認識の差を埋める努力がなされていない、あるいはそれが困難な事も、一種のリスクと解釈できるかもしれません。

 仮に、原子力発電というのが
・各家庭の庭先で行なわれている
・事故が起こるとその一家は全滅
・人為的ミス(その一家が定期検査を怠るなど)で事故が発生
 みたいな技術だと、実際の事故率がかなり高くて死亡者がかなり多く(不注意で毎年数百人が死亡)ても、「事故は皆無とはいえないが安全な技術」と認識されているんじゃないかなあ、とか思ったりします。

 是非について結論づけていない点で中途半端な回答ですが、参考までに。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
面白い例えですね。ただ、非常に危険なゴミが出ますが、それを、文字通り末代まで事故の無いよう完璧な引き継ぎをしなくてはなりませんので大変そうです。地域で団体管理もありだと思いますが、数百年に1度は漏れがないかチェックしないとなりませんし、数十世代先までその義務を引き継ぎするのは難しいかもしれません。他、死ななくても、ちょっと漏れて数世代先まで原爆を煩ったりすることをまで責任を持つのは大変そうです。
ちなみに、以前ですと誰も文句を言いませんでしたが、最近ですと煙草吸ってるだけで、副流煙でがんになるなど言われる迷惑がられる時代ですし、いくら安全とはいえ、庭先原発の理解には時間がかかりそうな気がします。
以上、あくまで例えですし、程度の問題ですので、どの程度か分かりませんけどね。

ちなみに、現在、放射性廃棄物の最終処分場は日本を含め世界中に一つもないと聞きますし(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84% …)ゴミ処理を全く考えていない、無責任なエコ発電設備という気もします。最終的には、経済的に弱い国か地域、すでに汚染されてしまった地域などになるかもしれませんが、とりあえず、決まるまでは、上記の例えですと、地域か家庭で保存ですかねぇ・・・

お礼日時:2010/03/21 22:04

日本人はリスクに対する考え方が理解出来ていない人が多いですから。



まず定義から。
リスクは確率的に起こること(プラスもマイナスも含めて)
ベネフィットは必ず起こること(プラスもマイナスも含めて)です。

でもって、リスクの評価は、起こる損失(利益)と確率が必要です。
ベネフィットの評価には起こる損失(利益)だけで可能です。
二酸化炭素が温暖化の原因かどうか分からないという説もありますが、そのへんは除外すると、

二酸化炭素による温暖化は負のベネフィット(しかもかなり大きいらしい)
放射性物質に関わる事故の可能性はリスク(損失はかなり大きいが、確率は相当低い)
です。

リスクがある場合に、そのリスクが許容できる場合か、確率が非常に低い場合にはリスクの許容ということをします。リスクが大きくて、確率も高い場合には危険なのでそのリスクを許容せずに、他のベネフィットに付け替える方法をさがします。(自動車賠償責任に対する保険なんていうのはもろにこれ)

日本人はリスクに対する評価ができない人がおおいので、少しでもリスクのあるものは受け入れないという判断をする人が多いですが、過剰にリスクを回避するのはそごくコストがかかることです。(金融なんかをみると、金利がほぼゼロの定期預金にこれだけ金の集まる国民性というのは国際的に見てかなり異常です。)

原発も小さい事故まであげつらえば事故は本当にしょっちゅうおこってます。
ただリスクは損失×確率で評価するものなので、そこのところの評価をどうするかということです。例えば、100年に一度チェルノブイリ原発事故級の事故が世界中のどこかで起こるのと、温暖化で気温が5度上がるのとどっちがいいかといわれたら悩むでしょ?

原発が危険なので、風力(日本では台風の時に凄い強風が来るのでヨーロッパに比べると風力はコスト高)や太陽光にするから一世帯あたり年100万円払ってねといわれたら、私は隣が原発でも原子力を受け入れます。

この回答への補足

回答いただきありがとうございます。

>日本人はリスクに対する考え方が理解出来ていない人が多いですから。
私も、リスク評価は苦手です。特に、予期できない不確定要素を如何に取り除くか、この部分が非常に難しいように思います。
株で言うと、100年に1度のリスクでも万が一踏んでしまえば破産となりますが、期待値を考えて投資をしないのは愚かな事も多いですので、リスクを取るにしても、取り方が大切だと思います。


>二酸化炭素が温暖化の原因かどうか分からないという説~そのへんは除外すると
ここはかなり大切な話だと思います。現状まだ1つの仮説です。仮に確かだった場合、どの程度の被害になるか?本当に考えた結論なのでしょうか?
間違った理論からは、間違った結論しか生まれませんし・・・


>金利がほぼゼロの定期預金に・・・国際的に見てかなり異常
リスクを嫌う国民性があるのは分かります。よく言えば慎重です。ただ、マスコミに乗せられやすい国民性もあるように感じます。ある意味、表向き資本主義で成功した全体主義国家だと思います。
私自身、株を10年、資産の1/4、リスクの低い投資法は資産の7割までやっている都合上、リスクについては色々考えます。
ただ、確率の多く(全てと言っても過言でない)は、不確定や予期できない部分を過小評価し過ぎていると思います。私の場合、これを含めてヘッジしていましたので全く影響はありませんでしたが・・・その為に今回の金融危機は引き起こされたのではないでしょうか?
サブプライム以前にこのローンについて幾つかの所で話はありましたが、格付機関、マスコミが騒いだ記憶はありません。あの当時の格付機関の話では、それこそ、絶対に起こらないレベルの話であったと記憶しています。私も、ここまで広がり影響があるとは思っていませんでした。
ちなみに、その頃の売り文句は、政府も勧めてるし、リスク分散という大義名分で、投資を盛んに呼びかけていたように感じていました。
リスクの説明はありますが、これを本当に理解して、最適なレベルでポートフォリオを組めた人はあまり聞きません。そもそも、利益優先で、そこまで気にかけている株屋は居なかったように思います。


事故について
http://www.news.janjan.jp/world/0707/0707078546/ … の「多発する原発事故と報道されない海外の重大事故」など見ていただくと、本当に少ないのか疑問に思います。
私と回答者さまでは、リスクの許容度に大きな開きがある気がしますが、チェルノブイリやスリーマイル島のような事故が100年に1度(現状とても100年に1度では無いですが)これからも起こり続けるのであれば、危険すぎると思います。

サブプライムが起こらなければ、もしくは、もっと適切な運用方法を勧めていれば多くの人が幸せになたでしょう。
同様に、運良く事故が起こらなければ杞憂だったと言えますが、もう少し、良い方法は無いものでしょうかねぇ・・・

補足日時:2010/03/21 17:05
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No.6です。

長文を書いている間にanorackさんが書かれた回答と内容がかぶってしまいました。
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原子力発電のメリット、デメリットについては比較的簡単に調べられると思いますので、「危険」について書きます。


我々が生活していく中には色々なリスクがあり、またそのリスクを下げるための方法も色々あり、かかるコストも色々です。リスクが「ある」か「ない」かという二分法は多くの場合無意味で、どの程度かを考えなければいけません。例えば、交通事故による死亡者数から計算できる自動車を使うことによるリスクはかなり高いのですが、それを上回る利便性があるため利用されています。また、全ての自動車を改造して最高速度を20km/h程度に強制的に制限すれば交通事故死亡者を劇的に減らすことができますが、失われる便益の方が圧倒的に多いため採用されません。
原子力発電所は一度事故を起こすと甚大な被害を引き起こす可能性があるため、特に厳しくリスク管理がなされています。確率論的安全解析というのですが、ほぼ起こり得ないような確率の低い事象(例えば、隕石の直撃など)を含め考えうる全ての事象についてその確率と影響を評価し、実際に事故に至る確率を定量的に計算しています。その上で、公衆、つまり発電所の敷地外の住民に健康被害を与えるような過酷事故の確率を、1炉、1年あたり10^-5(10万分の1)程度に抑えています。
日本国内に限れば更に1割程度で管理していますが、それでも100基の原子炉を運転していれば1万年に1回程度は過酷事故が起こる可能性があり、リスクは「ゼロ」ではありません。一方、原子力発電に使用するウランは非常に少量で済むため、備蓄が容易で既に国内に数十年分の備蓄があります。従って仮に何らかの外的要因(戦争など)で供給が途絶えても長期間にわたって安定的に電力を供給することができます。
火力発電に用いる化石燃料はウランと同様ほぼ全量を輸入に頼っていますが、体積が大きいため数年分の備蓄は非現実的です。数か月間供給が止まれば電力供給を制限することになり、生活に支障が出るでしょう。病院等の施設にも影響し、ただ不便になるだけでは済まず、人の健康や生命にも影響が出ます。
とりとめもなく書きましたが、リスクというのは定量的に評価して、総合的に判断しなければ意味がありません。日本ではゼロリスクに対する幻想が強いのですが、非常に少ないリスクを更に下げるために莫大なコストをかければ逆に別のリスクが増えることもあります。最終的に守るべきものを明確にし、(例えば国民の健康と幸福など)それを阻害するあらゆるリスクの総和を最小化するよう総合的に判断するべきです。
原子力の利用も二酸化炭素の大量排出も危険には違いませんが、人類の生存と持続可能な発展のためには現時点では原子力発電を積極的に推進するのが総合リスクをより下げられる、と日本を含め多くの国で判断されているのでしょう。

この回答への補足

回答いただきありがとうございます。

>一方、原子力発電に使用するウランは非常に少量で済むため、備蓄が容易で既に国内に数十年分の備蓄があります。
この、数十年分というのは、どちらから引用された数字でしょうか?初耳でかなり驚いています!
本当に数十年分のウランの備蓄があれば、資源の少ない日本の国防とし視点から見ると中々興味深いですね。


>現時点では原子力発電を積極的に推進するのが総合リスクをより下げられる、
>と日本を含め多くの国で判断されているのでしょう。
反対している国も多いですし、経済的な影響が大きいため、総合的なリスクがどこまで考えられているか不明です。


>つまり発電所の敷地外の住民に健康被害を与えるような過酷事故の確率を、1炉、1年あたり10^-5(10万分の1)程度に抑えています。
この統計は使えない値ということはないでしょうか?
例えば、身近な例で言うと、都市計画上、100年に1度の洪水にも耐えられるという川があるのですが、作られて10年後には氾濫しました。
第二次世界大戦への参戦も今から振り返ってみて、最も良い国家的決断だったと言われても、間違った計算や、そう思い込んでいたとしか思えません。

原発についても、
>多発する原発事故と報道されない海外の重大事故
http://www.news.janjan.jp/world/0707/0707078546/ … の「多発する原発事故と報道されない海外の重大事故」など見ていただくと、その統計データなどみると、とても10^-5が事故の発生確率には思えません。10^4程度はサバを読んでいるように感じます。
特に、流通や製造、戦争で使われる可能性などは考慮されていないと思います。また、日本で起こった臨海事故やデータの改ざんや隠蔽などは不測の事態として、このリスク計算から除外されている様に感じます。特に、人が行う、組織的、個人的改ざんや隠蔽など現実問題として良く起こることです。隕石やコンピュータの誤作動などより遙かに確率は高いと思いますが、いつも除外されてい用に感じ、その統計に意味があるのでしょうかね?

補足日時:2010/03/20 16:21
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回答番号:No.4ですが、


重要な箇所でタイプミスがありましたので、訂正します。

>ベネフィットとリスクを天秤に掛け、ベネフィットがリスクが大きいなら、良しと割り切ります。
これを次のように訂正
「ベネフィットとリスクを天秤に掛け、ベネフィットがリスクよりもかなり大きいなら、良しと割り切ります。」
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紹介された記事を観ました。


日本政府はフランスを参考に原発の稼働率を上げて効率性・経済性を高める様です。
日本は国内に約50機程の原子力発電所があって、日本の電力生産の約30%を原子力発電が担っています。
フランスは、約60機程で、日本よりも稼働率が高いので電力の約80%を原子力発電で生産する程です。
このようにフランスは原子力発電大国です。
フランスの原発で生産された電力を、ドイツなどの隣国に輸出しています。

総合的に判断して二酸化炭素(CO2)よりも原発が危険ならば、
フランスはとっくに原発を廃止しているでしょうし、
ドイツなどの欧州諸国もフランスから原発由来の電気の購入自体拒否していたでしょうし、
何よりも、ドイツなどの欧州諸国がフランスに対して原発を止めろと外交的な圧力を強く掛けていたでしょう。
が、しかし、現実はそうではありません。

他の発電方法と比較して、大量の電気を作る時の二酸化炭素(CO2)の発生量がかなり小さいからこそ、
重大な事故の発生リスクがあったとしても、消去法で原子力発電が採用されています。
そもそもこの世の中に100%の安全というものは存在しませんから、
重大な事故の発生リスクはゼロではなく、万が一に備え、東京やパリなどの大都市圏ではなく、
過疎地に建設されます。

原発の代替として、例えば、発電時のCO2排出量が最小の水力発電を新設しようとしても、
北アルプスなどの自然豊かな秘境に黒部ダムに匹敵する巨大なダムはもう造れません、
もう昔と違ってダムは広範囲に自然破壊を招く事が判明した今となっては無理です。
原発の代替として火力発電を増やそうとするなら、煙突から排出されるCO2を
原発の放射性廃棄物処理と同様にドラム缶にそのまんま詰め込んで保管しようとすると、
原発みたいに過疎地のどこかに体育館程度の建物にコンパクトにまとめることができず、
日本中そのドラム缶だらけになってしまいます。
原発全てを風力に置き換えようとすると、風は永遠にやまずに吹いている訳ではないので、
日本中、山里だけに無数に造っても足りず、市街地にも無数に造ったとしても、
鳥類の風車激突死などの生態系の破壊や景観悪化の上に騒音公害で無数の人々が苦しみます。
太陽光発電も永遠に太陽が照らしている訳ではないので空からみると日本中敷き詰められなければ無理です。
この様に、自然再生エネルギーだけでは、江戸時代などの中世以前に生活水準を落とさない限りは、
原発の代替にはならないです。

どんな発電方法であろうとも、我々が無意識に豊かさを追求する限りは、何かかが犠牲になっているのです。
「社会全体の利益:ベネフィット(benefit)」には「危険性:リスク(risk)」が必ず存在します。
ベネフィットとリスクを天秤に掛け、ベネフィットがリスクが大きいなら、良しと割り切ります。
自動車は、毎年数百人の死亡者という悲惨な交通事故というリスクがあっても、ベネフィットがリスクを凌駕しているので、
世界中、自動車そのものを禁止しておりません。
タミフルというインフルエンザの特効薬で救われる人が圧倒的多数派で、副作用で不幸にも犠牲になる方がいたとしても、
ベネフィットがリスクを凌駕しているので、製造・販売・備蓄は禁止されておりません。
原子力発電にも同様の論理が適用され、重大な事故のリスクよりも、
今現在享受している快適な生活に必要不可欠な大量の電力の安定供給というベネフィットが大きいからこそ、
存在し続けている訳です。
その巨大なベネフィットの前では、CO2よりも原発危険という発想は無意味なものになってしまいます。

乱文乱筆の長文になってしまいましたが、最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

陰謀説みたいになってしまいそうですが、本当にベネフィットが大きいのでしょうか?
特に、エネルギーや資源については、原油やレアメタルなど敵対する国や、非人道的な国家(特にレアメタルは独裁国家から購入)からもかなりの量購入していますので、必ずしも、この論理(他国からは輸入しない)は通用しない様な気がします。また、仮に、理性的に考えられるなら、今のような酷い戦争や貧困も起きないように思います。日本の大きな失敗として、例えば、あの当時、偉い人が色々考えた結果行ったのでしょうが、第二次世界大戦への参戦など今から振り返ってみて、最もベネフィットが大きかったと言われても、間違った計算や、そう思い込んでいたとしか思えません。
原発についても、特に、地球温暖化と二酸化炭素の因果関係も曖昧ですが、その状況で、原発へ大きく推進する現在の状況には漠然とした不安を覚える物があります。

お礼日時:2010/03/20 16:21

何に危険と感じるかです


どちらも大変危険です 二酸化炭素は人類の生存の危機です
原子力発電所は維持管理が大変危険です
どちらを選ぶかはその時の政府の責任です
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
WWII参戦など世論(マスコミ)や経済、確率で物事を計っていると取り返しの付かない失敗を思想で怖く思います。

お礼日時:2010/03/20 16:35

エコとは「やりくり」という意味があります。


そういう意味では非常にやりくり上手なエネルギーだと思います。

そして質問者様の仰る通り危険です。

よくアメリカのダイエット食品にも似たような物があります。
カロリーは0だけど、合成着色料と塩分が大量に含まれているとか。

どちらを強調して言っているかということでしょう。

ちなみに、原発内で働いている人清掃員が体調を壊しやすく、
数年しか働けないということを聞いたことが(文面で読んだ)
ことがあります。何かが影響しているのでしょうか。

この言論の規制されていない日本でさえ
原発を悪く言ったら逮捕されます。
忌野清志郎が原発の歌を歌って逮捕されたのは記憶に新しい
と思います。
まぁ反体制とみなされたのかもしれませんが。
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