地球に接近する小天体を爆破するとなぜ駄目なのでしょうか?
素人質問ですみません。
2036年に400m級の小天体?小惑星?が地球に衝突する危険が有る
そんな話を聞きますが、専門家の方が爆破は破片が増え
余計被害が増すから論外と仰ってました。
しかし地球には毎年何万という隕石が落ちてきており
殆どが燃え尽きていると聞き及びます。
岩石の多い物はほとんど燃え尽きるけれども
金属の多い物は残って地表に達するなどとも聞きますが、
小さな破片にしてしまえば燃え尽きる体積は結局増えて、
地表に及ぼす衝撃も減るのではないでしょうか?
一斉に沢山の破片が降ると何か特殊な危険な現象が
起こるのでしょうか?
そもそも小惑星、小天体、隕石って何が違うのでしょうか。
地球に落ちてきさえすれば、全て隕石扱いなのでしょうか?
質問がゴチャゴチャしててすみません。
詳しい方、教えて頂けると幸いです。
No.10ベストアンサー
- 回答日時:
本質的な議論が間違っています。
もし、小天体の衝突が絶対に避けられなければ、爆破することは被害を少なくするのに有効な対策です。しかし、現在スペースガードなどが研究しているのはこの二者択一ではありません。
衝突する小天体のコース付近にある更に小さな天体の軌道を変えて大正にぶつけるなどの方法によって衝突コースから逸れるような方法を模索しています。400メートルの天体に100メートルの天体を地球から十分な距離のところでぶつければ衝突コースから逸らすくらいのことは十分可能と計算されています。で、100メートルの微小天体であれば、軌道を逸らすことは現在のロケット技術でも十分可能と考えられています。
ただ、正確な軌道予測がついた段階でないとかないと、この方法は使えませんから、ある程度間近に迫り、軌道の計算が正確にできるようになって初めて有効です。
ですから、比較すべきはぶつからない方法なのであって、それが可能なら、地球近傍で破壊する必要はありません。衝突が避けられなくなったら爆破というのも有効な選択肢として浮上するでしょうし、その頃には、そちらの準備も怠っていないはずです(と思いたい)。
なるほどー・・。
しかしこれも失敗が許されない一発勝負で、予測不可能な事態で少しでも
ぶつける側、ぶつけられる側の軌道が合わなければアウトなのでしょうね。
上手く推進できなかった。何らかのトラブルで失敗してしまったなど。
公転軌道同士にある物体に、もし軌道の復元力が有ったりしたら
成功しても当て損になる可能性も有るのでしょうか。
できるだけ沢山の確立を稼いで、被害を最小限にして頂けると嬉しいもの
ですよね。 ご回答、ありがとうございます。
No.11
- 回答日時:
簡単に説明します
直径四百メートル小惑星が持っているエネルギーはすごく大きいです、少し前にはイリジウムを多く含む直径50メートル隕石がツングースカの森林の上で爆発して 森林が焼失しました アリゾナの隕石孔は直径25メートルの隕石で直径1、2キロメートル深さ180メートルのクレーターができました このように隕石が持っているエネルギーはすごく大きいです
直径400メートルの隕石が都市落ちたらどうなるかは
わかると思います
がしかし逆に核兵器やミサイルで破壊 分散さしてしまったら 10~50メートルの隕石が複数つくってしまいます
それがニューヨークやワシントン その他の都市に降り注いだとしたら
どうでしょう
さっきのクレーターの話しがどこかの都市で起こったら大惨劇です
それで今考えられているのが ミサイルを何発か当てて粉々にし軌道そらして海に落とす方法です
でもこの方法でうまく行く確率は低いです
僕はまだ中学生なのでこれ以上詳しくはわかりません
参考になればうれしいです
ツングースカのは空気の輻射と対流の熱にやられて空中爆発した
らしいのですよね。
この輻射と対流の熱でどれほどの質量が減らされたのかによっては、
砕く事で表面積が増え、衝撃は減る事になるでしょうし、
破片の個数が増えれば増えるほど、大気圏への突入角が浅い破片は
上手く大気に弾かれて侵入しなくなる事もあるのでしょし。
衝突の威力は本当に凄まじいものなのですし、
専門家の方々の中に良い考えが浮かんでいると願いたいものです。
ご回答ありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
No.7さんの回答より
>つまり、100発くらいの核爆弾が地上に降り注ぐのに近いと思いますが、400メートル級の物が一塊で衝突するよりは良いと思います。
私、無知でスミマセン・・
うわ~・・怖すぎですね・・
隕石はどれくらい落ちてくる?
http://www.asahi.com/edu/nie/tamate/kiji/TKY2007 …
上記サイトは「ふりがな」があり、読みづらいですが・・
落下したときの隕石の直径が50メートルくらいになると、衝撃は広島型原爆の1000個分ほどになり、
中心部に直径500メートル~1キロメートルほどのクレーターという大きな穴ができて、
吹き飛ばされた土砂が周辺数十キロメートルに散らばる。
同じく、No.7さんの回答より
>それに、単純に一発だけの攻撃しか行なわないという発想は幼稚だと思います。
>第一波で攻撃した後に、続けて第二波の攻撃をする事でより細かく粉砕して、更に第三波以降の攻撃を繰り返して行き、粉砕した隕石の大多数を吹き飛ばして軌道を変える事が可能だと思います。
>また、この攻撃は地球からより遠い場所で行なう事が望ましく、尚且つ遠くでありながらも正確に狙い通りのポイントで攻撃を成功させる必要が有ると思います。
これは全くその通りですよ。
こう言う場合は、
当然、数発は用意すべきですね。
それで、早い段階で対処ですね。
No.8
- 回答日時:
投網でさらっちゃうとか、
UFOキャッチャーでつかんでシャトルで運ぶとかですよ。
振り回して遊んでみたり。
巨大な帆船で太陽風を使ってみたり。
超音波で削岩してみたり、レーザーで調理してみたり、
電子レンジで焼いてみたり、(._.;)
シャトルに削岩工乗せてみたり、足場組んで飛ばしてみたり、
陸軍乗せてみたり。
時にユーモアが現実的なアイディアに繋がる事もあるみたいですよね。
人類にとって初体験の事過ぎて、何かと二の足踏んでしまうのでしょうけれど、
専門家の人達が上手く良い具体案を立ててくれると良いのですが・・
ご回答、ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
こんにちは、面白そうなお話なので参加させて下さい。
学者さん達の間でも、色々な研究や論文で意見が分かれているようなので、素人の私達が考えても明確な答えはでないだろうし、答えを出した処でその答えが正しいのか間違っているのかのの判定は誰にも出来ないと思います。
なので、私の推測による個人的な意見を述べさせてもらうと言う事に留まりますが、私個人的には400×400×400の小惑星(隕石?)が一塊で衝突するよりは、出来るだけバラバラにした方が良いと考えます。
まず、流星(流れ星)と隕石は違う物です。
流星は数ミリ程度のチリが大気圏に衝突した時のプラズマ放電で光を放つだけの現象のようですので、隕石が大気圏を突破して空気層の中で摩擦熱を発して燃えて発光する現象とは別だと思います。
宇宙空間から自動車くらいの物を地上に向けて落下させた場合は、全て燃え尽きて地表には何も落ちてこないと思います。
時々古くなったロシア(旧ソ連)の原子炉搭載式の人工衛星が寿命になって地球に落下して来るというニュースを耳にしますが、原子炉の部分は超耐熱素材でできているので燃え尽きませんが、原子炉以外の部分は全て燃え尽きてしまいます。
地球上の砂漠地帯や南極の氷の中などから発見される5センチから10センチ位のサイズの隕石が大気圏に突入した時の大きさは推定で5メートルから10メートルだそうです。
有名なバリンジャー隕石孔など、世界各地に残る大型のクレーターを作った隕石のサイズは、推定で30メートルから50メートルらしいので大気圏に衝突した時はもっと大きな物だったのではないかと思います。
仮に、400×400×400の隕石をバラバラにした場合は、上記のような隕石が100個くらい落ちてくる事になると推定できます。
つまり、100発くらいの核爆弾が地上に降り注ぐのに近いと思いますが、400メートル級の物が一塊で衝突するよりは良いと思います。
核攻撃で粉砕した場合は再び引き付け合ってしまうという事も考えられているようですが、全部が残るわけではなくて、多少は散り散りになって飛び去って質量は減少するはずです。
それに、単純に一発だけの攻撃しか行なわないという発想は幼稚だと思います。
第一波で攻撃した後に、続けて第二波の攻撃をする事でより細かく粉砕して、更に第三波以降の攻撃を繰り返して行き、粉砕した隕石の大多数を吹き飛ばして軌道を変える事が可能だと思います。
また、この攻撃は地球からより遠い場所で行なう事が望ましく、尚且つ遠くでありながらも正確に狙い通りのポイントで攻撃を成功させる必要が有ると思います。
要するに、地球から出来るだけ遠い所で、出来るだけ正確に、可能な限り粉々になって飛び散るまで繰り返し核攻撃を行なえば効果が有るのではないかと私は考えます。
>地球上の砂漠地帯や南極の氷の中などから発見される
>5センチから10センチ位のサイズの隕石が大気圏に
>突入した時の大きさは推定で5メートルから10メートルだそうです。
私もそのような話を過去に聞いた事が有るのですよね。
宇宙船が地球に戻る時、角度を誤ると弾かれたり燃え尽きてしまう
衛星軌道も秒速10km近い速度が有るのですし、
隕石も多分条件はそこそこ同じだろうから、燃え尽きる量は増えるのでは と。
繰り返しの核攻撃・・上手くいけば致命的な被害は避けられるのでしょうか。
ご回答、ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
こんにちは
> 地球に接近する小天体を爆破するとなぜ駄目なのでしょうか?
No.4さんが紹介されていた記事
http://digimaga.net/2010/03/terminator-asteroids …
を読んだら
「粉々になった破片(?)の速度が遅い場合(← 具体的な数値は無し)には
その各破片の持つ"重力"(?)によって、概ね2~18時間以内には破片同士が
再び結合しようとする」
って書いてありました。
よーするに また元に戻ろうとする みたいですねぇ。
ん~~~、そんなもんなんですかね (--;) まぁ発表者の人達はUCSCや
LosAlamosの研究者さんみたいなので、よくありがちなトンデモ説 じゃ
ないみたいですが・・・。
あと同記事中には
「そのような状況においての処方は、それ(小惑星)を壊さずに"そっと
突いて"衝突進路をずらすことです」とか 何やら対策めいた事も書いて
ありました(^^ゞ
でも、宇宙空間を超高速で移動する巨大物体を、いったいどうやって
"そっと突く"のでしょうね?(苦笑
ご回答ありがとうございます。
地球の脱出速度でのドッキングの例もありますし
絶望的な技術では無いのでしょうね。
太陽系の天体を利用した、
スイングバイによる探査衛星の加速なども前例が有りますし。
しかし400mという惑星に比べて極めて小さい物質に
的確に思った通りの衝撃を与えられるかと考えると、
それもまたリスキーな手段に思えますね。
ご回答、ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
11.2km/Sの速度で
ミサイルの炸薬が十分にターゲットにエネルギーを与えられるのか?
これ自体が大きな疑問です。
ミサイルが自分の思い通りに機能すると思い込んでいます。
また、衝突も同様であり
高速すぎ、思い通りに粉々にならない可能性があります。
また、100%粉々になると判断しています。
岩石には割れがり、自然の造形を成します。
つまり、高度な確率でもって数個の破片になる可能性が高いです。
(エネルギーが一瞬であり作用点が一点である。)
これを処理する次のミサイルは
自ら起こした粉塵によって誘導自体が難しくなります。
また、ターゲットの数も増加しています。
簡単に爆破で片付けてしまっていますが、
地上でダミーを作成して炸薬試験を行うなどの準備がまるでありません。
確実に粉々になる。
確実に命中する。
確実に作動する。
確実にエネルギーを与えられる。
「根拠」と「科学的なデーター」「実証実験」
を提示しなければプロジェクトは一向に進みません。
質問内容に対してですが、
もちろんです。
想定外が多すぎます。
間違い自体が許される物ではありません。
ゲームや映画感覚であるので論外だと言われたのです。
責任感と言う物がまるで無いです。
そうですね。
あれだけの速度のものを爆破するとなると、難しいのでしょうね。
成分も構造も入念に調べられる状態なら兎も角
突然一発勝負は、まともな専門家ならちょっと待てと言いますよね。
何回の試行ができるのか? その試行が最悪の結果を生まないかとなると
確かに手が出せないですね。
ご回答、ありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
>2036年に400m級の小天体?小惑星?が地球に衝突する危険が有る
>そんな話を聞きますが、専門家の方が爆破は破片が増え
>余計被害が増すから論外と仰ってました。
先月に似たような内容の記事を読みました。
地球滅亡の運命からは逃れられない? 地球に向かってくる小惑星は爆破しても再び元に戻ってしまう
http://digimaga.net/2010/03/terminator-asteroids …
小惑星に核を打ち込んでも再び元に戻ってしまう
http://freeride7.blog82.fc2.com/blog-entry-960.h …
上記記事内容は、「直径1キロメートル」を想定しています。
前者の「直径1キロメートルの小惑星を核兵器で破壊しても2~18時間後には元に戻ってしまう」
後者の「直径1キロメートルの小惑星を粉々に壊すには、900キロトン級の核兵器が必要」とあります。
これは、核爆弾がきちんと爆発工程を踏んで100%の威力がないと意味がありません。
ツァーリ・ボンバ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%A1% …
ツァーリ・ボンバは、50メガトン=50000キロトン の威力があるそうです。
つまり、どれだけ正確に核爆発をこなせるか?
専門家ではありませんのでこの辺で・・
直径1kmでも互いの引力で引き寄せあうのですね。
400mだと重力は1/4よりも少ないのでしょうか。どうなるのでしょうね。
1961年製の水爆がそれだけの威力を持つのですね。
確実に爆破できるコースに合わせるのにどれほどの時間を要するかを思うと
なかなか難しい話なのかもしれませんね。
ご回答、ありがとうございます。
No.3
- 回答日時:
400m級の天体が地球に衝突すれば、大変なことになるでしょうね。
勿論爆破しても、空気の摩擦で燃え尽きてしまうほど小さな物ばかりになるとは考えられず、地上に燃え尽きることなく届いてしまう破片で甚大な被害は免れないでしょう。
ミサイルで一ヶ所をねらい打ちされるのと、粉々になった破片が時間差で全世界に機関銃で一斉射撃されるような差になるでしょうか。
ちなみに、燃え尽きてしまって地上に届かない流れ星と言われる物のその元の大きさは数ミリから数センチと言われています。
1メートルもあるような破片では、燃え尽きる前に地上に届き、町中に落ちれば相当な被害を引き起こすでしょう。
勿論、破壊しないまま400m級の天体が地球にぶつかれば、その落ちる場所が太平洋の真ん中でも、大津波が起こって地球の半分が甚大な被害を受けることは間違い有りません。
そのままはもちろんのこと、破壊しても被害が出るとすれば、その軌道を変えることに専念すべきです。
安易に破壊すれば良しとする意見に対して、「爆破は破片が増え余計被害場所が増すから論外」と言う事なのでしょうか。
小惑星=小さな軌道が安定した固まり
小天体=宇宙空間に点在するするある程度の大きさを持つ物質の固まり
隕石=小天体が地球に引き寄せられて、燃え尽きることなく地上迄落ちてきた物体。
>小惑星=小さな軌道が安定した固まり
>小天体=宇宙空間に点在するするある程度の大きさを持つ物質の固まり
>隕石=小天体が地球に引き寄せられて、燃え尽きることなく地上迄落ちてきた物体。
なるほど。ありがとうございます。為になります。
時速十数万kmと衛星を地球に落として燃やすのとでは話が違うのでしょうか・・?
他の方の回答などと吟味して参考にさせていただきます。
ご回答ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
われわれが目にしている「流星」は、ほとんど砂粒程度の大きさです。
突入角や速度、途中で分裂するかどうかなど条件によって異なりますが、
数m程度の大きさなら、大気圏突入時の熱で燃え尽きると考えられています。
しかし、たとえば恐竜絶滅の原因となった10kmほどの隕石を、完全に数mの
サイズに完全に粉々に砕くのは非常に難しい。
その場合、一ヶ所に落下した場合の、大津波と吹き飛ばした水蒸気&噴煙
による気候変動か、バラバラに落下した破片による破壊と落下時の熱&粉塵
による気候変動の、どちらが悲惨かについては、どっちもどっちとしか
言いようがありません。
「隕石」は落ちてきた物体を指します。
「小惑星」は、主に火星と木星の間に位置する「惑星になりそこね」であり、
流星の元になっている砂粒の起源は、氷と塵のかたまりである彗星が溶けて、
彗星の軌道上に散らばったもの(これが「流星群」になる)か、あるいは
更に太陽系ができる元になった星間物質(そうした雲が太陽系の周縁部に
たまっており、多くの彗星はそこから来る)の残りです。
>「隕石」は落ちてきた物体
>「小惑星」は、主に火星と木星の間に位置する「惑星になりそこね」
なるほど。ありがとうございます。
被害もそれぞれなのでしょうか。
ご回答ありがとうございました。
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