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高度成長を成し遂げた日本なのに、どうして借金大国に?

日本の債務問題については耳タコ状態ですが、どうしてもわからないことがあります。
冒頭にあるとおりですが、貿易黒字で稼いだ金はどこに行っちゃったんでしょうか? 借金分は誰が得をしたのでしょうか?

A 回答 (8件)

日本の財政赤字を作っている国債の大部分が国内で取引されています。


つまり、いまのところ海外からの借金は少ない状況です。

貿易黒字を継続してきたことにのり、対外資産を大きく積みあがっています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。いまのところ回ってるわけですね。
対外資産ですね、勉強になります。

お礼日時:2010/04/19 16:36

国の借金は残念ながら国民の要請によって国民の福祉と公共事業に使われました。


つまり、借金分得をしたのは残念ながら今の国民です。
おそらく、借金分得をしたのは特定の誰かだという答えを期待していたかとは思いますが。

この回答への補足

みなさんからとてもためになるご回答をいただき、どなたをベストとするかとても迷いました。
「公共事業」についてはどう考えるか微妙ですが。

4月30日に「高度成長を成し遂げた日本なのに、どうして借金大国に? II」で再び、回答を募りました。そちらでも有益なお返事を幾つか頂いたのですが、私の質問の仕方が上手でなくて件数は多くなく。
しっかりと勉強して、質問上手になりたいと考える今日この頃です。

補足日時:2010/05/07 23:55
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この回答へのお礼

あっ、いえっ、私も国民が得をしたと思ってます。特定の誰とかは考えてませんでした。ただ、「国民が得をした」という確かな証拠・裏づけを見つけることができてないもので、思い切って今回の質問をしてみたのです。
バブル前まで(もしくは東西の壁が崩れて労働需給が緩むまで)日本の労働分配率は高かった。かつての物価高や、社長の所得が平社員の僅か八倍(≒一億総中流の実現)といった珍現象(←語弊のある表現で申し訳ありません)は庶民の給料が高すぎることに起因してたと思ってます。持ち家政策なんてもの国によるサブプライムローンで、拍車をかけたのではなかろうか?なんてことも。
そして、国民が一番の既得権益者となり、現状は自ら成長の足かせとなってるのだろうと思います。

ただ、、繰り返しになりますが、借金分は国民の利得になっているという証拠を見つけることができていないのです。

あっ、すみません。お礼が後になってしまいました、ありがとうございました。

お礼日時:2010/04/19 16:57

オイルショック以降、日本列島改造とかいって、


公共事業に莫大なお金を使っちゃいました。
それにより額面上は高い経済成長率を続けました

しかしこの国にはいまだにハブ空港の一つもありません。
100個近くも空港を作ったのに、、、
地方も、公共事業に頼る構造が染み付いてしまいました。

お金の使い道が間違っていたというしかありませんね。
すべての公共事業が無駄という意味ではありません。
短期的な効果だけを重視し、長期的な投資ができなかったんです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
必要な公共事業と不必要なもの、仕分けは実に難しいですね。

ちなみに私は関西に3つも空港は必要なしと言いながら、神戸空港をよく利用します。果たして、私は非国民なのか? 逆なのか?? 疑問を抱えながら。。

お礼日時:2010/04/19 17:03

高度成長期の税収入は有っても無くてもいいような無駄な道路やダムその他諸々に理屈を付て党利のツケです官僚による官僚のため事案だから省

と企業や団体に天下りした省のOBたちが随時契約で工事を受注する結果政治家官僚建設会社の権利構図かなりたつ自民党の仕業の結末です
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
今の仕組みからしたら、天下りもやむなしということになるのかも知れないけど、天下りは優秀な人たちを殺してしまう制度ですかね。実にもったいないです、頭の良い人たちが能力を発揮せずにぬるま湯に浸かってる状態は、、。

お礼日時:2010/04/19 17:08

借金を借金で穴埋めする自転車操業をしていることも大きいですが、平成に入ってからも、公共事業にも10兆とか15兆とかという莫大な規模で税金を投入していました。

しかし、それは、あくまで予算上です。予算を集計しても、実態の公債残高とはぜんぜん一致しません。詳細に見ると、実際には、高見山の2倍、2バ~イ、どころの話ではないではないでしょう。八場ダムでも、当初予算の何倍にもなっていたりしますしね。小泉時代に、閣議が公開されたことがありますが、ポンポン、スポポン、ポンポンスポポン、と花押が押され、次々と、閣議決定されていましたよね。あれで、どんどん、ダム予算追加などが決定して、借金が2倍、2バ~イに増えたんでしょうね。もちろん、公益法人、特殊法人、天下りなどの類がどんどん通過していたことは当然として。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
つい最近、バブル期にも国債発行額が増えてるグラフを見せられた折には卒倒してしまった覚えがあります。
ブラックマンデーがあって、そう言えば日独機関車論なんてのがあったなぁ~などということを思い起こしたりしましたが、、。

お礼日時:2010/04/19 17:12

2002年以前に小沢一郎(当時、自民党、自由党)と金丸信(当時、自民党)がさんざん好き勝手をして、430兆もの血税をいらない公共事業に当てました。

最も得をしたのはこの二人です。
現在の赤字の約半分はこの人達によるものです。
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/467.html

別談になりますが、この小沢が民主党でまた道路を作ろうとしてます。
公約の「高速道路を無料化」にするという話は今ではなくなり、「上限料金制度案」がまとまった。普通車で上限(2000円)。この上限に達するのは利用距離が約70キロ以上の場合。でも、高速利用者の80%は近距離です。
また、「休日上限1000円」「ETC」割引などの廃止になり通常料金が適用される。実質値上げとなる。
しかし、割引廃止で浮いた財源は道路建設に回すとのこと。民主党幹部は「財源の総枠は変えずに、(高速道路の)使い勝手が良くなり、必要な新しい道路整備もできる」と強調する。 
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この回答へのお礼

新鮮な見方を教えてくださり、ありがとうございます。
小沢氏の本当にやりたい政策とは何でしょうかね? 7月の参院選で民主が勝ったら明らかになるでしょうが、彼に白紙委任状を渡してよいものか? 思案中です。

お礼日時:2010/04/19 21:26

日本に限らず資産バブルなどが起こりそのバブル経済が崩壊すると、民間企業には多額の借金が計上される事になります。

そしてこれは資産担保が下落し続ける限り債務の重荷は増大を続けます。
民間企業は積み上がった借金の返済を続け、その事が需要を縮め資産を下落させ、更に企業の負債を増やし借金返済へと走らせる。このように民間企業はバランスシートを健全化するために、支出を節約し借金返済を続け、そしてその事が巡り巡ってまた負債を増大させるという事態。これが日本が15年あまりにわたって苦闘してきた悪循環であり、資産デフレの恐ろしさです。

多数の民間企業がバランスシート健全化のために借金返済を続けるなか、国は国債を発行し公共事業を行い需要収縮へのブレーキを果そうと動いています。このような状況下では、民間企業は多額の借金を抱えその返済に尽力している訳ですから、つまりは貿易黒字や公共事業から得た利益などは民間企業がバブル期に積み上げた多額の借金返済に、吸収されて行くという流れになります。

バブル崩壊後のこのような流れの中、国が民間企業と同じように緊縮財政に動くとどうなるのかといえば、橋本内閣と小泉内閣前半を見れば明らかです。特に橋本政権の財政健全化路線は時の日本経済に致命傷をあたえました。そこまで下支えしてようやく回復基調になってきた経済に冷水を浴びせただけでなく、資産の更なる下落を促進させ、自殺者も急増する事態へとなりました。そしてその日本経済急降下への対策としてこれまで以上の国債発行となりました。
そして更にこれとにたような事をしたのが小泉政権前半でした。小渕政権からの需要喚起でようやく経済が上昇基調に入ってきたところで、小泉内閣は経済へ冷水を浴びせ、またも資産は暴落、資産デフレで多くの日本企業は更に借金増大に悩まされる事態となり一時は危機的な状況へ陥りました。その後は「国債発行枠30兆円などの公約違反は大したことではない」との発言でもわかるように03年の小泉内閣の方向転換により、危機的な状況からは脱っしなんとか内閣発足時程の水準にまでは戻る事ができました。

このように自民党政権下では、国債発行等による景気喚起、やや回復 -> 景気へ冷水浴びせ -> 国債発行等による景気喚起、やや回復 -> 景気へ冷水浴びせ という事が繰り返され、その結果必要以上に国の借金は積み上がって行きました。

そして04年辺りからは今度は投機資金による資源高騰が、07年の米国バブル崩壊とその余波の表面化が09年のリーマン・ショックとなって現れ、日本経済へも波及して来たという流れです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。89年旧日経平均最高値&翌年の土地価格ピーク⇒土地融資の総量規制&平成の鬼平の活躍(笑)⇒住専救済⇒消費税5%⇒97年拓銀・三洋証券破綻98年長銀破綻⇒金融再生二法案成立⇒メガバンク誕生⇒小泉政権誕生、そして新興国の勃興と欧米のバブル崩壊という流れを思い起こしつつ、小渕、橋本・小泉の各元首相の功罪なんてのを考えるヒントを頂きまして、重ねてお礼申し上げます。

近年の日本の自殺率がソ連時代のそれを上回っているというレポートを見た覚えがあります(ソ連の統計をどれほど信頼してよいものか疑問で、それを持ち出す時点ですでに恣意的ですが、、)。

日本が再び成長するためには、「奇跡の」と形容されることの多い高度成長時代をベースにものを考える人たちの多くが去ることが必要条件と考えてます、私。なので今はどんなに優秀な人が政権についてもタイミングが悪すぎると、、。
そして、タイミングが訪れたときには私は高齢者。その折に改革を進める若い方々の力になりたい、せめて足を引っ張らないようにしたいと今は思ってますけど、実際にそのような場面では抵抗勢力になってしまうのかな??

お礼日時:2010/04/19 21:45

人件費。



江戸時代は改易という形で人件費を減らしましたね。
明治時代は戦争で。

さて、これからはどういう形で減らすのでしょうか。
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