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臨済宗・日蓮宗等の宗派について

学校の歴史の時間に
空海→真言宗、最澄→天台宗
等習いましたが

栄西→臨済宗、日蓮→日蓮宗(法華宗)
ですよね。

で、日蓮宗は題目「南無妙法蓮華経」です。

歴史の時間では、この表面的な事というか
日蓮は日蓮宗を開き、日蓮宗では題目「南無妙法蓮華経」が有名とかそういう事しか習わないのですが

南無妙法蓮華経ってお経ですよね?

私の家は臨済宗ですが、夏の施餓鬼や○○回忌などの時のお経では必ず
「南無妙法蓮華経」をお坊さんが唱えます。

私の家のお墓があるお寺さんでは
皆で「南無妙法蓮華経」を唱えます。

でも、南無妙法蓮華経は日蓮宗のですよね?
そういう意味ではないのでしょうか?

他の宗派は知りませんが、浄土宗とか曹洞宗の宗派のお寺のお坊さんも
葬式などで南無妙法蓮華経を唱えますか?

このお経は日蓮宗のものではないのですか?

教えてください。

A 回答 (4件)

法華経は日蓮宗だけではなく、天台宗、臨済宗、曹洞宗などでも信仰されています。

それらの宗派では法華経だけではなく、それ以外のいろいろなお経を信仰しています。

日蓮宗は法華経だけを信仰する方針なので、法華宗ともいわれます。

簡単にいえば。
ちがいは法華経だけなのか、他のお経もありなのかということです。
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南無妙法蓮華経がお経ではありません。

法華経というお経があるのです。
南無とは「帰依します」と言う意味。判り易く言えば、「それを理解して実行します」と言う意味です。
つまり南無妙法蓮華経とは「法華経を理解し、その通りに実行します」と言う意味です。
また「南無阿弥陀仏」は「阿弥陀様の教えを理解し、その通り実行します」と言う意味になります。
本来はお経の全文を唱えるのですが、長くなるので省略した形でもあります。

これ等の仏様やお経は独自のものではなく、各宗派は、自分がどのお経を仏教の中心に置くかという違いですから、別段どの宗派で唱えても本来は問題ありません。
ただし、宗派のなかには排他的な団体もあるので、このようなときには気をつけるべきです。

一般にお寺を詣でる際には「南無観世音菩薩」「南無大日如来」などと唱える人も多いです。
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浄土宗では有り得ない。

疑問ならば、そのお坊さんに宗派を聞いてみればいいのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E6%B8%88% …

基本的には、禅系と日蓮系は交わる事はないと思いますよ。
どちらかと言うと禅系ではなく、日蓮系の一派と考えられるでしょう。

知りたければWikipediaを参照しましょう。
少なくとも、歴史の教科書よりは詳しく掲載されています。
但し、全てが正しいわけではないでしょうが。
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日本の旧来の仏教は、中国を系由して、古代インドから日本に伝わったとされています。



南無妙法蓮華経は、南無。。妙。。法蓮華経に、区分されます。

南無=梵語のnamasの音写でして,仏教の経典が中国に渡った時,その時の中国の漢字に当てはめたんです。ですから漢字を眺めていても意味が理解できません。
この「南無」は帰命とか敬礼と訳されております。
つまり,仏さまのお名前や経名の冠に付けて,「私はその仏様や経に帰依いたしております。」という,すなおな心を表現しているわけです。
南無のことを、オームと訳す場合もあります。

妙=自覚とか悟りとか言うイメージです。

法蓮華経とは、法華経のことですね。これは、お経が、たくさん存在します。

この経典に対する漢訳は十六種類が行われたとされるが、完訳が現存するのは『正法華経』(竺法護訳、2世紀)、『妙法蓮華経』(鳩摩羅什訳、5世紀)、『添品妙法蓮華経』(闍那崛多・達磨笈多共訳、7世紀)の三種である。漢訳仏典圏では、鳩摩羅什訳の『妙法蓮華経』が、「最も優れた翻訳」として、天台教学や多くの宗派の信仰上の所依として広く用いられており、「法華経」は「妙法蓮華経」の略称として用いられる場合もある。

なお、鳩摩羅什訳『妙法蓮華経』観世音菩薩普門品第二十五は観音経として普及している。

妙法蓮華経二十八品一覧
前半14品(迹門)
第1:序品(じょほん)
第2:方便品(ほうべんぼん)
第3:譬喩品(ひゆほん)
第4:信解品(しんげほん)
第5:薬草喩品(やくそうゆほん)
第6:授記品(じゅきほん)
第7:化城喩品(けじょうゆほん)
第8:五百弟子受記品(ごひゃくでしじゅきほん)
第9:授学無学人記品(じゅがくむがくにんきほん)
第10:法師品(ほっしほん)
第11:見宝塔品(けんほうとうほん)
第12:提婆達多品(だいばだったほん)
第13:勧持品(かんじほん)
第14:安楽行品(あんらくぎょうほん)
後半14品(本門)
第15:従地湧出品(じゅうじゆじゅつほん)
第16:如来寿量品(にょらいじゅうりょうほん)
第17:分別功徳品(ふんべつくどくほん)
第18:随喜功徳品(ずいきくどくほん)
第19:法師功徳品(ほっしくどくほん)
第20:常不軽菩薩品(じょうふきょうぼさつほん)
第21:如来神力品(にょらいじんりきほん)
第22:嘱累品(ぞくるいほん)
第23:薬王菩薩本事品(やくおうぼさつほんじほん)
第24:妙音菩薩品(みょうおんぼさつほん)
第25:観世音菩薩普門品(かんぜおんぼさつふもんほん)(観音経)
第26:陀羅尼品(だらにほん)
第27:妙荘厳王本事品(みょうそうげんおうほんじほん)
第28:普賢菩薩勧発品(ふげんぼさつかんぼつほん)


で、以上をあわせて考えると、ほとんどの在来旧仏教は、南無妙法蓮華経と、唱えてはいけないということです。

ただ、各宗派で、たとえば、曹洞宗なら、南無釈迦牟尼佛と、言ってほしいのでしょうが、普段のお経は、第16:如来寿量品(にょらいじゅうりょうほん) 第21:如来神力品(にょらいじんりきほん)
第25:観世音菩薩普門品(かんぜおんぼさつふもんほん)(観音経)などを、主に、読経します。

お経は、仏教各宗派全体のものとも、言えるのでしょうね。
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