プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

子宮頚癌ワクチンは、35歳~の既婚女性が打っても無意味?

サーバリックスというワクチンを打つと、子宮頸がんの60~70%が予防できるという記事を読みました。

●子宮頸がんについて http://www7a.biglobe.ne.jp/~SuzunokiCC/cervarix. …
●子宮頸がんは「予防できる」がん http://allwomen.jp/prevention/index.html

しかし、
http://www.byoukinavi.net/archives/jyosei/post_81/
を読むと、「性交渉の経験がある人は ワクチンを接種しても 意味がありません。」
と書いてあります。

旦那以外と性交渉がないと仮定すると、サーバリックスを35歳~の既婚女性が打つのは無意味でしょうか?

A 回答 (4件)

「旦那以外と性交渉がない」ということは、旦那とは性交渉があったということなので、「無意味」です。

要は性交渉を経験したかしないかであって相手の数は関係ありません。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

そうだったのですか!ありがとうございます。。
興味で知りたいのですが、性交渉を経験するとワクチンが効かなくなるのはなぜなのでしょうか?

お礼日時:2010/05/20 23:21

>旦那以外と性交渉がないと仮定すると、サーバリックスを35歳~の既婚女性が打つのは無意味でしょうか?



全く無意味ではないようです。
大阪の医療法人のH.Pから、
参考URL
http://www.keisetsukai-group.com/special/womb/

セクシャルデビュー前(性交渉の経験前)の10歳代から接種する方がさらに効果があります。
しかし性交渉経験後でも効果は十分にあります(50歳までの方に接種されるのが理想的です)。
接種期間の途中で妊娠した際には、その後の接種は見合わせることとされています。
とあります。

しかし、気になる情報もあります。
参考URL
http://wakuchin-iran.jugem.jp/?eid=1266

ワクチンに入っているHPVにすでに感染している人の場合、ワクチン接種が症状・病状を悪化させる可能性がある

確実なのは、お医者さんにしっかりと確認を取って接種された方が良いと思います。
接種される前に、HPV検査をされるのがベストな方法だと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。

お金の問題を別にすれば、年齢にかかわらず、
(1) HPV検査
(2) 感染していなければワクチン接種
がベストという感じですね。

お礼日時:2010/05/21 21:11

子宮頸がん予防ワクチンを35歳以上の既婚女性に接種しても無意味かどうかということですが、意味はあると思います。



子宮頸がん予防ワクチンは、子宮頸がんの原因になりやすい十数種類のHPV(ハイリスクHPV)のうち、特に原因となりやすい2種類のHPV(HPV 16型とHPV 18型)の感染を防ぐものです。

ハイリスクHPVは特定の人が持っている特別なウイルスというわけではなく、性交渉の経験がある人であれば、誰でも持っている可能性があります。パートナーの数は関係ありません。
ハイリスクHPVは普通は子宮頸部の表面にある細胞の中だけで生活しているので、感染してもほとんどの場合はがんになりませんが、何かの拍子にHPVが持っている細胞を増やせという遺伝子が子宮頸部の細胞に入り込んでしまったときに、無限に細胞が増殖されるようになり、子宮頸がんになってしまいます。
ですが、この過程は非常にゆっくりと進むので、感染してからがんになるまでには、数年から、長いと十年以上かかるといわれていますし、がんになる前に異常な細胞が出てくるので、ほとんどの場合は、1年に1回程度の検査でがんになる前に発見できます。
もし、がんになりそうな悪い細胞を発見した場合には、子宮頸部の一部を切り取ることで、がんになる前に治療することができます。

このハイリスクHPVですが、先程もいったように、普通は子宮頸部の表面の細胞の中だけで生活していて、しばらくすると自然といなくなることがほとんどです。
また、HPV 16型とHPV 18型に同時に感染することはごくまれです。
ただし、何度も感染する可能性があります。

そのため、性交経験のある成人女性であっても、子宮頸がん予防ワクチンを接種することには意味があり、具体的には、日本人女性では45歳までの女性はワクチン接種の恩恵が受けられると考えられています。

ただし、ワクチンには感染してしまったHPVを体から追い出したり、子宮頸がんやその前の段階の悪い細胞を治したりする効果はないですし、HPV 16型とHPV 18型以外のハイリスクHPVに感染して、子宮頸がんになることもあります。

したがって、子宮頸がん予防ワクチンを35歳以上の既婚女性に接種しても無意味かどうかといえば、意味はあると思います。子宮頸がん検診でがんになる前に治療を受けることができ、手術も簡単だといっても、手術には違いないし、保険(私的な方)の面でも色々とややこしそうなので、悪い細胞が出てくるリスクを減らすという意味でも。
ただ、接種費用は決して安くはないので、自分にとっても費用とメリットのバランスを考えないといけませんね。
それから、ワクチンを接種して、子宮頸がんや悪い細胞が出てくるリスクがかなり減っても、リスクが0になるわけではないので、毎年の子宮頸がん検診は、やはり重要です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

詳しい説明をありがとうございます。おかげさまでだいぶん分かってきた気がします。

・過去に感染した人でも自然抗体はできない。
・今、感染していない人でも今後の性交で感染する可能性がある

だから、

●既婚・未婚を問わず、今後、性交をする予定があるならワクチンを打つ意味がある。

ということでしょうか。

お礼日時:2010/05/21 21:40

A No.3の補足です。


お礼の文章に書いていただいた通り、ハイリスクHPVとワクチンについては、

・過去に感染した人でも自然抗体はできない。
・今、感染していない人でも今後の性交で感染する可能性がある
だから、
●既婚・未婚を問わず、今後、性交をする予定があるならワクチンを打つ意味がある。

ということで、よろしいかと思います。

HPVは一度感染しても半分ぐらいの人にしか抗体ができず、
できたとしても、とても少ない量なので、子宮頚部で感染を防ぐことはできないと考えられています。
ですから、感染して自然に治った人でも、何度でも感染する可能性があります。
ちなみに、長く感染が続いて悪い細胞が出てくるような人の方が、
抗体ができやすいようである、というデータをみたことがあるので、
検査で抗体があったとしても、あってよかった、ということではないようです。

ワクチンを接種すると、自然感染時の10倍以上の抗体が得られるので、
HPVの感染を防ぐことができるようになります。
(HPVは子宮頚部の細胞の外に出ることがほとんどないから抗体がなかなかできないのですが、
 ワクチンは腕の筋肉に直接注射するので、抗体が沢山できます。
 なお、ワクチンはHPVの殻の部分だけが含まれていて遺伝子はないので、
 体に直接注射をしても、感染することはありません。)

私は、ほとんどの子宮頚がんは検査で事前に見つけられるので、
子宮頚がん検診を定期的に受けることが何よりも大切だと思います。
でも、ごくまれに、検査で事前に見つけるのが比較的難しい子宮頚がん(腺癌)にかかることがあり、
そのようながんからはHPV 18型が検出されやすいといわれています。
また、前にも書きこんだように、
子宮頸がん検診でがんになる前に簡単な手術で治るといっても、手術には違いありません。
一方で、感染した人の100~1000人に1~2人がかかるかどうか、という病気ではあります。
(感染する確率は低くはありませんが。)
それをどのように考えるか、ということになりますね。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

> それをどのように考えるか、ということになりますね。

ありがとうございます。

判断の基準が難しいですが

http://blogs.yahoo.co.jp/rijichonikki/29189787.h …
を見ると、

> (asahi.comより転載)
> 米テキサス州のペリー知事(共和党)は2日、子宮頸(けい)がんの原因と
>なるヒトパピローマウイルス(HPV)の予防接種を11~12歳の女子全
>員に受けさせるよう、州厚生局に対する知事命令を出した。

とありますね。このくらいが妥当なのかなと思いました。

お礼日時:2010/06/03 08:44

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!