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QNo.592944にて質問した者です。ご回答ありがとうございます。takaoさん、matsuomasaoさん、ありがとうございます。

ところで、債権利回りが上がると債券価格が下落し、逆に利回りが下がると価格が上昇するのは「法則」のごとく新聞や経済の本に書かれております。

そこで質問がございます。
(1) 債券価格が下がるのは、昨日発行された利回りよりも今日発行された利回りの方が高ければ昨日発行された債券の価値が安くなる。だから価格が下がる、と考えてよろしいのですか?(その前に債権って毎日発行しているんですか?)

(2) (抽象的な質問ではありますが)債権の発行をすごろく式に「スタート(発行元)→ゴール(買手)」といった感じで教えていただけないでしょうか?(大雑把で構いません。要は、債券の流れを知りたいと思っております)

つたない質問ではございますが、ご回答よろしくお願いいたします

A 回答 (3件)

利回りの計算が出来ると容易に理解が出来るのですが


言葉だけ捕らえると感覚的に逆だろうと思って仕舞うものです。

具体的に説明する場合も、利付き国債で説明するとなかなか理解
して貰えないので割り引き国債を例に説明します。
(理解して貰う為に計算は簡略にしてあります)

割引債は利息を先に払う型式で発行されます。
画面が100万円 利率1% 期間3年の条件で発行された場合
 100万円×1%×3年=3万円→3分年の利息
 100万円-3万円=97万円→払い込む総額

1年経過したところでお金が必要になった為市場で売る事にしました。
市場金利は低下して0.5%です。この場合この割引債を買う人は幾ら払えば
市中金利の0.5%で買う事が出来るかです。
 100万円×0.5%×2年=1万円→2分年の利息
 100万円-1万円=99万円→この額でないと買いません。

どうですか?金利が半分なのに払い込む金額は1万円高いですよね

次に買った人が償還日まで保有して償還を受ける時は100万円を受取ます。

即ち最初にもっていた人は1年で2万円の利息を受け取ったことと
同じになり2%で運用したと言えます。逆に売買時の金利が2%
だと、次に買う人は2年間で4万円の利息相当分を受け取らないと
2%になりません。4万円だと96万円になり、発行時に国債を買った
人は1年で1万円損をした事になります。
=============================
ところで、発行ですが国債は国庫が不足するとき発行される為、毎日どころか
発行されない月もあります。新聞で国債利回り書かれているものは
断りがない限り既発債の流通利回りの事を言います。

この回答への補足

新たに質問をしました。

割引債は利息を先に払う型式で発行されます。
画面が100万円 利率1% 期間3年の条件で発行された場合
 100万円×1%×3年=3万円→3分年の利息
 100万円-3万円=97万円→払い込む総額

の部分が釈然としなかったので、よろしければご返答いただけますでしょうか?新しい質問としてno593711にて質問いたしましたのでよろしくお願いいたします

補足日時:2003/07/06 02:12
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とりあえず「利回り」とは「債券価格」から算出されるものと考えたほうが良いですよ。



Xさんが100万円の現金が必要となりAさんから借り入れました。このときXさんとAさんの間で以下のような取り決めをしました。
・年率5%の利子を付ける
・3年後に元本を返す

つまりXさんのお金の流れは以下のようになります。
・2004年7月 利子の5万円を支払う
・2005年7月 利子の5万円を支払う
・2006年7月 元本の100万円と利子の5万円を支払う

Aさんは100万円の現金をXさんに渡し、Xさんは上の約束を紙に書いてAさんに渡しました。この紙が「債券」です。

時が過ぎ、2004年7月となりました。約束通り、AさんはXさんから5万円を利子として受け取りました。その直後Aさんはまとまったお金が必要となりました。Xさんから今すぐにでも100万円返して欲しいところですが、元本の返済は2006年との約束になっています。そこでAさんは債券をBさんに売ることにしました。

A:「この債券を持っていればXさんから来年5万円、再来年に105万円もらえるよ。どう100万円で買わない?2年で10万円もうかるよ。」
B:「うーん、どうしようかな?98万円なら買ってもいいかな」
A:「仕方ないけど、お金が必要なんだ。98万円で売るよ。」

ということで、AさんはBさんに先ほどの債券を98万円で売却しました。

*** ここでAさんの利回りが確定 ***
100万円で購入して5万円の利子をもらい、98万円で売却。つまり100万円が1年間で103万円になった訳ですから、利回りは3%となります。
((\50,000+\980,000)/\1,000,000 - \1,000,000)/100 = 3%

更に時がたち、2005年7月になりました。Xさんは利子の5万円を今度はBさんに支払いました。そして、更に更に2006年7月、XさんはBさんに105万円を支払い、債券は返してもらいました。

*** Bさんの利回り ***
98万円支払って5万円の利子を2回と100万円、合計110万円を受け取っています。つまり98万円が2年間で110万円となったので1年当たりの利回りは6%となります。

*** Xさん ***
当初の予定通り、利子5%で3年間100万円を借りました。

(2)の質問に対する答えですが、こんな感じで良かったのでしょうか?
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この回答へのお礼

単純明快で分かりやすかったです。ありがとうございます

お礼日時:2003/07/06 02:13

国債の入札は定期的に行っていますが、毎日ではありません。


ただ、株や為替と同様に(金融機関同士の)市場で売買されています。
その売買価格が日々時々刻々と、上がったり下がったり、している訳です。

話を簡単にするために、たとえば、100万円で国が売り出して、1年後に103万円で償還(国が返してくれる)国債があったとします。

で、この国債の価格が上昇して、101万円で売買された場合、
この国債を買った側にしてみれば、実質上
103-101=2万円の利子が付いた国債を買ったことになります。
このとき、利回りは2%弱になり、金利は(本来の)3%から下がったことになります。

逆に値下がりして99万円でしか売れなかったら、(買った側にしてみれば)
実質4万円もの利子が付くことになり、利回りは約4%に上昇した計算になります。

あと、国債は個人向けと主に金融機関を対象にしたものがありますが、そちらは国が入札にかけます。金融機関が購入した後は、金融機関同士で売買されているんでしょうが、最終的にどうなるかは、ちょっと解りませんので、他の人に聞いてみてください。

参考URL:http://www.mof.go.jp/jgb.htm
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