30歳独身女性です。
今回会社で確定拠出年金が導入されることになりました。
(1)今までの分を今、もらうか、もしくは60歳すぎでもらうか。
(2)今後の企業年金分を給料に上乗せでもらうか、60歳過ぎでもらうか
迷っています。
(1)は今回もらう予定ですが、(2)は給料に上乗せすると税金をとられてしまうし。
かといって、60歳にもらうとしても、管理手数料が毎月500円がかかるし。会社にいる間は無料らしいです。
退職したあと、手数料代も高いような気もします。
女性として、そんなに長く会社にいるかも分からないし、このまま一生働く場合もあるし。
友達は上乗せの方がいいよ、本当にもらえるかわからなしといいます。
また、ほかの友人は貨幣価値が下がるから、60歳以後のほうがいいよといいます。
あまり詳しくないので、ご助言お願い致します。
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
>上記の件で、月に約40万の収入があるとしたら、そのうち約6万は持っていかれるということですか?
>所得税の算出方法も年収によって変わると思うのですが、その辺がいまいち分らなくて…。
細かく説明しようと思って書きかけたのですが、わかりにくいと思いますので簡単に説明します。
税金の計算は大ざっぱに言うと、
税金=(収入-控除)×税率
という計算です。つまりいま控除が10万円とすると、
(40-10)×15%=30×15%=4.5万円
のようにして計算します。現実には月収ではなく年収で考える必要があり、計算自体ももっと複雑ですが、基本的な考え方は上記の通りです。
たとえば、上記の人がこれから+10万円さらに年金の代わりに受け取るとすると、
(50-10)×15%=40×15%=6万円
で1.5万円増えたことになります。つまり既にいくらかでも税金を支払っている人だと、それよりも増えた10万円に対しては10万円×15%=1.5万円の増加と計算できるのです。
15%というのは税率が低めのおおざっぱな数字です。収入が高くなると20%,30%と増えていきます。
実は所得税・住民税だけであれば多分実質的な税金増加は15%までは行かないと思います。(所得税+住民税で20%程度の課税ですが、今は定率減税というのが暫定で行われているからです)
しかし健康保険の保険料(こちらは税金と計算がことなり毎月の給与の4%程度の負担です)もあがりますので実質負担は15%程度にはなるはずです。
厚生年金も上昇するのでその分も入れると実はもっと負担増になるのですが、厚生年金はその分年金金額が大きくなるので単純な負担増ではありませんので、15%程度の負担増というなかには入れていません。
(健康保険料は高いほど単純に損をします。うけるサービスは同じですから)
おわかりになりましたでしょうか?
No.4
- 回答日時:
そういった態度は失礼ではありませんか?
参考URLを見ていただけば、(2)の給料に税金がかかるという点に疑問をもちませんか?ということを伝えたかっただけです。
どうも失礼しました。
No.3
- 回答日時:
箇条書きで説明します。
1.確定拠出年金にするのと、給与でもらって貯金することを比較すれば大幅に確定拠出年金が特になります。
税金では現在でも約15%(所得税、住民税)はもっていかれます。
対して確定拠出年金は全額非課税ですから全然違います。
また利子も運用の仕方次第ですが、安全サイドの運用でも利率が高くなります。
今までの分も全額確定拠出年金に振り向けた方が特になります。
私なら間違いなくそうします。
2.上記の例外として、これから家を買うなどでローンを組む場合です。
特に家のローンは税金の控除対象となりますので、1でいう所の税金を軽減できる上に、ローン金利はかなり高いので貯金するくらいならば、現金でもらって頭金やローン支払いに充てた方が特になるのです。
3.管理手数料は特に高いというわけではありません。
お金を運用しようとした場合、利子の極めて低い定期預金などよりも、公社債投信などかなり安全な金融商品を利用した方がよいのですが(特に長期ではそういう運用が必要になります)、それらはどれも管理料が掛かります。
それを差し引いても全体の得る利子は大きくなるのです。
4.転職時
転職先で401Kがあれば引き継ぎできます。
無い場合は「個人型」に移行します。
5.退職時
「個人型」に移行します。
この場合退職して配偶者の扶養に入っている期間は、新たに掛け金を入れることは出来ませんが、運用管理は出来ます。
つまり、60歳まで運用を続けることが出来ます。
6.確定拠出型年金は、安全性は高いです。
これまで企業が行っていた確定給付型という年金ですと、企業が倒産すれば水の泡という問題がありました。
しかし、確定拠出型の場合、運営している企業が倒産してもなくなりません。
確定拠出型の場合は、運用先を自分できめられます。運用先はたとえば以下のような物です。
・定期預金..銀行の定期預金と同じで1000万円まで保護されています。
・国債、公債など..国が保証している金融商品ですから、日本が無くならない限りは大丈夫(日本が破綻したら外国に預けていない限りは全滅です)
・投資信託..変動リスクはありますが、運用会社がつぶれても原資である株自体はなくなりませんので、心配が少ない。
・株...変動リスクが大きく、会社が倒産すると厄介なのでこちらはリスクが高い
・外貨預金、外国国債など..為替リスクがあります
と色々あり、自分で好みの所に投資するのです。
全額定期預金だとそれは管理料の方が高くなるでしょうが、国債・公債程度まで運用すれば管理料を上回る収入が見込めます。
大ざっぱには上記の通りです。
貨幣価値が下がるから60歳以降の方がよいという友人は賢いです。
定期預金に預けたところで、なけなしの利息に更に20%もっていかれます。
そして、長期的には預金の利息よりも物価上昇の方が大きいというのが定説です。
つまり定期預金だけでは貨幣価値が下がるために実質目減りする一方なのです。
では。
この回答への補足
ありがとうございます。
すごく分りやすかったです。
すいませんが質問なのですが、
>税金では現在でも約15%(所得税、住民税)はもって
いかれます。
上記の件で、月に約40万の収入があるとしたら、そのうち約6万は持っていかれるということですか?
所得税の算出方法も年収によって変わると思うのですが、その辺がいまいち分らなくて…。
会社の女の子たちのほとんどが現金で貰ったほうが今使えるから嬉しいよねと言っていたのですが、説明を聞いて拠出年金もいいなと思いました。
No.2
- 回答日時:
No.1
- 回答日時:
給与に上乗せして受け取ると通常の生活費として使ってしまうので、私の場合は確定拠出年金運用にすることにしました。
しかしながら、自分で年金運用(どの金融商品を選択するか)するのは金融知識が乏しいために難しく、結果として最もリスクの小さい定期預金タイプのものを選んでしまっています。本当はこれでは年金運用している意味がないんですよね。
従来の企業年金と同程度に近い金額を受け取るためには、リスクの高い金融商品も組み合わせて年金運用しなければならないのです。でも金融知識のない人にとってはギャンブルみたいなもの。
そこでアドバイスですが、
・自分で別途しっかりと貯蓄できる自信があれば、給与に上乗せ受け取り。
・自分で貯蓄の自信がなく、財形貯蓄のようなつもりで会社に預けながら貯蓄したいと思えば、年金運用(ロー・リスク型での運用)。
・もし金融商品に興味があるのであれば、ハイ・リスク型での年金運用。
というのも参考にして考えてみては。
将来のことは誰もわかりませんが、どんな形にせよ少しはお金も貯めておいた方が良いですよね。
ありがとうございます。
私が迷っていたことずばりです。
給与に上乗せする場合所得税がかかってしまうので、それを考えると、拠出年金にして運用したほうがいいのかもと思っていました。
リスクが多いものにするのはちょっと怖いので、私も定期預金にしようかと思っていたのですが、うちの会社の場合、退職後、専業主婦になったり、企業年金のない会社に行くと管理手数料が自己負担になってしまうのです。
それなら、上乗せして所得税は引かれて少なくなってしまうが、自分で貯蓄しようなかとも思ってみたり…。
電卓をはじきながら色々想定してみたのですが。
他の人はどうなのかなと思って。
とても参考になりました。
ありがとうございました。
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