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「日本はいつか倒産する・・・」という本のすぐ隣に「日本は絶対倒産しない・・・」という本が
並んでいましたが・・・

上記は有名書店でのことです、全く逆のことがサブタイトルとして述べられています。
(書籍名ではありません)まだ、購入していないのですが2冊を購入して比較検討してみたいと
思っております。・・・実際のところ「倒産=債務不履行?」の意?も含めてどうなのでしょうか?
ただ単に不安を煽っているだけという気がする反面、もしかしてという気持ちも・・・。

A 回答 (4件)

個人的には、「日本はいつか倒産する」という本は、購入してまでは読まれないことをお勧めします。


立ち読み程度にとどめておいたほうがよい、と。

財政破綻系の本の特徴として、「日本の財政は世界一の赤字財政だ」という部分のみに触れられており、
同じ規模の資産が日本にあることには一切触れられていません。

池上彰氏のその系の本で、「NHKこどもニュース」で子どもから、「日本国紙幣を大量に刷ればいい
じゃないか」という質問をされ、返答に窮した、という件が登場します。

これに対する池上氏の返答として、「日本国紙幣を刷るには、裏付けとなる国債が必要だが、政府から
(日銀が)直接国債を買い受けることは法律で禁止されている。政府紙幣を刷る、という手段があるが、
その場合はインフレが発生する」という件が紹介されています。

ですが、これはとてもおかしい。実際は、日銀の政府からの国債買い受けは禁止されているわけでは
なく、「国会の承認」が必要となっているだけですから、はっきり言って「嘘」を書いているわけです。
また、現在の日本は過剰なデフレ社会にありますから、「インフレが発生する」ことを政府紙幣をする
わけにはいかない、という理由にするには非常に無理があります。

つまり、質問をした子どものほうが正しいことを言っていたわけです。(実際には、日本国紙幣にしろ、
政府紙幣にしろ、大量発行をして市場にばらまいたところで、過度のインフレは起きないシステムに
なっていますから、政府紙幣を大量発行するとインフレが発生するという言葉そのものが誤りなのです
が)

一部例外として、辛抱次郎氏の財政破綻本では、日本には国家の財政赤字並みの資産があることが触れ
られています。日本国の資産とは、=家計の現金預金の貯蓄残高のことなのですが、辛抱氏は、財政
が破綻する理由として、「日本国民が一斉に預金の引き出しに走ったらどうするんだ」という理屈を
用いています。

ですが、実際そんなことが考えられるでしょうか。

現在の日本の経済状況は、「極度の供給過剰状態」にあります。ものが有り余っているんです。
では、実際に「国民が一斉に預金の引き出しに走るとき」とはどんなときでしょう。

答えは簡単です。今の日本の経済状況とは全く逆の状態になったとき。つまり、「極度の供給
不足」に陥った時です。では、どんなときにそんな状態になるのか。一番わかりやすいのは「戦時中」
もしくは「戦直後」の日本。「Give me chocolate」の時代。あまりに現実離れした発想ですよね。

ありえるとして、北朝鮮が核爆弾を打ち込んできた、とか、東京をはじめとする大型の都市部で大地震
がおこった、とか・・・。ですがそんなことが起きれば財政赤字だろうがなんだろうが国家は大変な
危機に陥ります。

それでも池上氏や辛抱氏レベルにまで書いてある書物はまだ良いほう。藤巻氏や浅井氏に代表される
「財政破綻論者」たちの本は、読み終わった後に不毛な気持ちにしかなりません。危機感を煽るだけ
煽って、ちっとも具体的じゃないんです。

ですから、財政破綻本は「立ち読み」程度に抑えておいたほうがよいと思います。
個人的には三橋氏に代表される「日本は倒産しない」という理論のほうに共感しています。

なぜならば、どの項目にも具体的な裏付けがあるからです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました、偶然にも今、三橋氏の本を購入して読んでおりました!
辛抱氏の本のほうは、とりあえず立ち読み程度にしておきます。

まず、三橋氏の本を今日じっくり読んでみます!

お礼日時:2010/06/27 16:09

 "経済学は社会科学だ"という回答が寄せられていました。

私もその通りだと思っています。
でもそれは売買の基礎原理が理解されていないためとも思っています。経済は本来自然科学でなければおかしいと考えます。なぜなら売買には共通法則があるからです。両者が得すると思えば成約し、どちらかが損だと思えば成立しない。これが売買の基本原理と考えます。そういう考え方を基にして、日本の財政破綻を考えると、現状では破綻は逃れられないと言わざるを得ません。そう遠くない将来と予測できます。
ですから個人として回避は不可能なので、こうした類の本から、起きる前の、そしてし起きてしまった後の対処方法を学んでおくのは、身を守る上で大変重要なことだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
せまりくる大波を避ける事は不可能にしても、たとえば地下に入る扉へのヒントの
一つでも持っていれば、違ってくるかも知れませんね。
読んでおこうと思います。

お礼日時:2010/06/26 22:01

本が売れればそれで良いのです


著者も出版者も事実かどうかは重要ではないのです
間違いだらけシリー時にしても著者の主観だけです
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この回答へのお礼

そうですね、やっぱり。
本が売れさえすれば、いいって感じですね。
ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2010/06/26 17:20

経済は社会科学なんで、物理などの自然科学に比して不確定要素が多く、どの程度の再現性があるかも定かではありません。

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この回答へのお礼

なるほどですね!
よくわかりました。
ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2010/06/26 17:19

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