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通関業者はいつ荷物に関与するの(通関士?)

通関業者が荷物に関与するタイミングと業務内容について知りたいです。
はじめにいいますがWikiは見ました。しかしわからないので教えてください。
荷物をたとえばアメリカのネットショップから日本へ送る場合です。
通関業者が関わる場合ですが、一体どこで絡むのでしょうか?
基本的な流れはありますか?
考えられるパターンをあげますが、どれが正しいですか?


アメリカ→空港でA通関業者→飛行機で飛ぶ→空港でB通関業者→日本
この場合はAとBは同じ会社ですか?
通関業者は輸入禁止商品のチェック、もしくは税関の仕事をまかないますか?


アメリカ→A通関業者→税関→飛行機→警察犬→日本
A通関業者がとりあえずチェックして、結局税関が再度チェックするイメージです。
B通関業者はなく、出国するときだけチェックするみたいな感じです。


できれば通る場所や荷物チェックポイントを矢印で書いて頂けるとわかりやすいです。
詳しい方、助けて~

A 回答 (1件)

こんにちは。


空港関係の仕事をしている者です。

航空貨物の場合の通関手順について説明します。


米国国内(品物の購入、宅配業者Aへの発送の依頼)

宅配業者Aが輸出空港へ配達

通関業者Bに荷物を委託

通関業者が開封・通関手続きを行い、税関に申告

申告で問題がある場合、税関職員が荷物をチェック

通関業者が荷物をまとめ、日本行きの航空会社に荷物を委託

航空機に搭載

日本へ飛行機で移動

航空機から荷物を取り下ろし、日本側通関業者Cに引き渡し

通関業者Cが荷物を受け取り、通関手続きをして、税関に申告

申告で問題がある場合、税関職員が荷物をチェック
または抜き打ち税関チェック

問題がなければ宅配業者Dに荷物を委託

受取人に配送



宅配業者A、通関業者B、通関業者C、宅配業者D
以上の4者は、全く別々の4社が提携により連携している場合もあれば、すべて1社のネットワークで行う場合もあります。
例えば、DHL、UPS、Fedexなどは、すべて1社で業務を行うことができます。
国によっては、クロネコや日通も自社だけでできます。
多くの場合は、BとCが同一で、AもDもその国の配送業者と提携している、という場合です。
アメリカの場合、Aの部分をアメリカの宅配業者、BとCをDHLやFedexが1社で、Dを西濃や日通、が担うことが多いです。
日通ペリカンはDHLと提携しているので、世界最大のネットワークを持つDHLが通関した荷物は、日本国内で日通が配送を担当します(一部地域はDHLの自前便)。

EMSなどの郵便サービスでも、届け先の国で郵便局を経由せず、DHLなどの他現地の宅配業者が絡んでくるものもあります。
マレーシアなどアジア諸国の場合、国際共通の郵便速達サービスであるEMSで発送しても、日本国内では西武運輸が宅配します。
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この回答へのお礼

素晴らしい回答ありがとうございます。
とてもわかりやすかったです。

お礼日時:2010/07/09 15:22

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