プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

フィラメントの材料でタングステンを使う以前は炭素を使っていた、と聞いたのですが、何故タングステンが現在使われるようになったのでしょう??どうして炭素ではダメだったのですか?

A 回答 (3件)

炭素もタングステンも3000度以上の高温に耐え、


蒸発も少ない優秀なフィラメント材料です。
しかし炭素の方がタングステンに比べて蒸発しやすく、又切れやすいため、
圧倒的に寿命の長いタングステンがフィラメントに使われるようになりました。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

とても分かりやすい回答で参考になりました。ありがとうございました!

お礼日時:2003/07/18 00:28

炭素は高熱によってすぐ切れるという欠点があったようです。


http://www.tepco.co.jp/corp-com/elect-dict/file/ …

参考URL:http://www.tepco.co.jp/corp-com/elect-dict/file/ …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

URLとても参考になりました。ありがとうございました!

お礼日時:2003/07/18 00:30

当時のタングステンは鉱石からの精錬技術が未熟で大量に生産することが出来ず、そのためタングステンで出来た素材は貴金属に匹敵するほど高価だったはずです。

また、非常に硬くて融点が高いため精錬できても電球に使用できるほど細くて品質のよい針金を作ることが出来ませんでした。現在でも加工が非常に難しい部類に入る金属です。
タングステンが本格的に生産されるようになったのは電球の原型が出来た後だったのです。高温に強く安定した素材として頭に浮かんだのが炭素であったとしても、当時の状況としてはごく自然なことです。

(ほかの方の回答とは別の視点で見た場合の回答です)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうだったんだ、高価なものだったんですねー。ありがとうございました、参考になりました!

お礼日時:2003/07/18 00:33

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!