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最近(といっても結構経ちますが)学力低下について様々な議論がなされています。文科省も学力低下を認めましたし、この問題はいっそう過熱していくのだと思います。

学力低下の背景には勉強離れがあると思っています。学校以外で勉強する子どもが、かなり減少してきています。「学びからの逃走」と表現されている事象がまさに勉強離れなのだと考えています。何故、勉強離れが進行していくのでしょうか?

原因の1つに経済状況があると思います。極端な話バイトだけでも生きていくことはできます。先進国で勉強離れが進行しているのは勉強する意味がなくなったから、勉強しなくても生きていけるから、ではないでしょうか?逆に後進国は勉強して親よりも高い社会的な地位を獲得しようと勉強に励むのでしょう。

原因は経済状況だけ?ではないはず。学びから逃走してしまうのは他にも原因が考えられるのではないでしょうか?何冊か本を読んでみて学力低下についてはわかったのですが、何故勉強しなくなったのか?国力・経済以外の問題があるなら一体それは何でしょう?

長々とした上にまとまらない文章で申し訳ありません。

A 回答 (5件)

私は現在高校に通っているので、親の世代がどれだけ『勉強』をしていたか知りません。


「学校以外で勉強する子供が減少」とありますが、中学では塾に行くのが当たり前というおかしな常識がありました。実際クラスで中3の最後に塾に行っていなかったのは4・5人いるかというぐあいです。
つまり、勉強の場はあります。しかしなぜ学力低下が騒がれるかというと、私はその勉強の仕方にあると思います。高校でもそうですが、中学の頃も『子供のことを親が決めている』というのが多かったです。親が塾に行け、この高校を受けろと言います。自分が決めなくても自然と勉強の場が自分の目の前にあります。
つまり、子供の意思でないのです。そうすると子供はテストの点が悪かったり、先生に怒られると『だって別に塾に来たくて来てるんじゃないもん』となります。これでは上がるはずの成績も上がりません。どんなことも自分で決めて実行するのが一番です。たぶん親の立場からすると子供はボオっとしていてたよりなく、高校に受からなくなるから塾に行かせようとするのでしょうがそれは逆効果だと思います。
文科省は学力低下を騒いでいますが、そのための『ゆとり教育』は私にしてみると必要のない政策です。
授業時間が減ったおかげで、内容の薄い授業となったし、土日が休みになった分塾が入っているようですし、塾に行くのが当たり前になっているから一度習ったものとして授業をする先生もいました(塾に行っていない子にとっては何故の連発の授業)。
原因として経済が豊かになり勉強の環境が作りやすいのと、政府の政策がおかしいからの二つをわたしは考えられます。
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この回答へのお礼

「ゆとり」が現場にとってどのような意味合いを持つものなのか、少なくなった分塾行ってるんじゃ「ゆとり」には確かになりませんよね、塾に行ってるものとして授業をするなんて完全に本末転倒なわけで。

これでは塾に行っている子と行っていない子の学力に大きな格差がうまれるのは間違いないでしょう。文科省の今後の政策に期待しましょう。

お礼日時:2003/07/31 01:25

学力低下・・・今かなり話題になっていますよね。


私は、授業が面白くないというのも原因のひとつだと思います。(こんなこと言うと、教師をされている人に対して失礼かもしれませんが・・・スミマセンm(__)m)
受験のための勉強、受験のための授業になっていて、子どもたちも勉強することに楽しさを見つけられず、勉強しなくなる→学力が低下する。
総合的な学習の時間もありますし、そういった時間を通して、子どもたちが学ぶことを楽しいと思える授業が、今後なされることを期待しています。
ホントえらそうな回答ですいません・・・
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この回答へのお礼

授業がつまらなければ勉強しなくなる、確かにその通りだと思います。しかし重要なのは楽しければ「学び」になるか、というとまた疑問ですよね。授業でやったことを修めることができなければ「学び」としての意味は無くなってしまいます。しかし楽しくなければやる気もなくなるのは、ご指摘の通りだと思います。えらそうな回答なんかじゃないですよ、的をえた答えだと思います。

お礼日時:2003/07/31 01:29

 今、中学校で理科講師をやっています。

その経験から言えることは、先生が面白い授業をしようとするからではないか、と思います。
 面白い授業は、生徒たちも大変楽しんで意欲的に取り組んでくれます。私も面白い授業は賛成です。具体的には、担当が理科なので実験を多用しています。座学よりも実際に体を動かす実験の方が生徒の受けもよく、積極的な質問も多く出ます。
 しかし、実験の整理を座学で行わないと理科の学習ではないので、実験結果から何がわかったか?の授業では生徒の受けはよくないです。積極的な質問は一切なく、こちらが指名してもカンに頼るような答えしか返ってきません。
 つまらない授業をどうやって面白く乗り切るか?は生徒自身が考えることではないでしょうか。
(面白い授業)=(体験学習)
になっているようですが、地球上のすべての事象を体験させるわけにはいきません。
 生徒たちが自分から勉強する必要があります。周りの大人はヒントを出す係りになってほしいです。「考える力」を生徒に付ける必要があると思います。
 そのためには、周りの大人が学力を維持する必要があると思います。
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この回答へのお礼

理科実験など、実践では生徒もよく活動するのはやはり楽しいからですよね、しかしその後の考察などのまとめでは意欲が明らかに低下しているのはやはり面倒だからなのでしょう。しかしその考察をしなければ実験の意味がない、という問題になります。
体験学習はとても良い活動だ、というのが世間の流れですが、果たして体験だけで「学び」になるのか?という疑問があります。体験から得るものもたしかにあります、それは間違いないでしょう。問題はその体験をいかにして上手く「振り返らせるか」だと思います。生徒の意欲・関心を喚起するのはとても困難な問題だと思います。

お礼日時:2003/07/31 01:35

北海道で中学校の教員をしています。

最近特にマスコミ等で「学力低下」という言葉を耳にしますが、実際に現場で教えていて感じることは、「学力が二極化している。そのため、平均的学力が低下している。」ということです。二極化というのは、「学力が伸びている子」と「学力が落ちてる子」の差が激しくなっているということです。原因は、やはり文部科学省の「ゆとり教育」です。休みが増えたために、教育に熱心な家庭と放任している家庭の教育力の差がめだってきています。これはあくまでも予測ですが、都市部と地方の教育力(知的学力に限定)の差もついてきているのではないでしょうか。家庭の教育力の他に、学校で行っている、総合的な学習の時間や選択教科の時間(合わせて週4~6時間もあるんですよ!)も影響しているように思います。学習内容の自己選択の幅が広くなったため、やる気のある子はどんどん力をつけていきますし、その逆にやる気のない子はぼーっとしている時間が長くなってしまいました。(ぼーっとさせないために苦労しています) 文部科学省の唱える「ゆとり教育」は、私個人としては理念は賛同しているのですが・・・現実としては、やや理想論が先走ってしまった感があります。asutarotoさんが心配されている「勉強しなくなった理由」については、私個人の考えとしては、asutarotoさんの分析と同じように、今の日本社会が、未来や将来のに魅力・夢・理想を感じることのできない社会になってしまっているのでは・・・と感じています。(ちなみに、私が必死に勉強した理由は、貧乏から抜け出し、安定した職につきたいためでした・・・) すみません・・・あくまでも自分が勝手に考えている意見でした。
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私は今、大学で教職の勉強をしている者です。

ですのでなかなか良い回答が言えないと思いますがごりょうしょうして下さい。
学力低下に何故陥っているのかについてですが、私は“意欲”が欠けているからだと思います。では“意欲”とは一体何から生まれてくるのでしょうか?私は“夢”から生まれてくると思います。夢、それは自分でみつけるもの。自分で本気になってみつけるもの。asutarotoさんももちろん教師になりたいという夢を持ち、その夢に向かって情熱を燃やし、学問に対してはもちろん生徒に教えることに対しても情熱を燃やしつずけていると思います。私はasutarotoさんのように生徒が情熱を燃やせる程の夢を持たせることが重要だと思います。現代においても“○○になりたい”という想いはとても必要でしょう。夢を持てばその夢に向かって一生懸命になるでしょう。まずはそういったことも生徒に真剣に話しをしたらわかると思いますョ!それが伝わって各自が真剣に取り組めば次第と意欲がでてきますョ(^^)
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
将来への目標の喪失、できる子とできない子の差が大きくなった、など全体的な問題と局所的な問題双方が混在した非常に難しい問題となっているようですね。年齢が上がるにつれてその問題は深刻になっていくのでしょう。私自身教育実習を通して学力全般だけでなく、現場の様子を少し知ることができました(小学生ですが)自分が思っていたより遙かに大変なんですね、教師という仕事はすごいんだなと実感しました。現場での努力が報われればな、と思います。様々なアドバイス、回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/16 10:32

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