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高齢者の生活
89歳の父は私とは離れて、食堂とお風呂が用意されている高齢者用のマンションに独りで住んでいます。
昨年母が亡くなるまでは恵まれた環境にいると安心していたのですが、食事以外は独りで部屋にいる父の暮らしに不安を持つようになりました。4年ほど前まではテニスをやっていて人と会う機会があったのですが、今は腰椎ヘルニアで長く歩くことができません。そこで近くにある整骨院に行くようになり、保険診療で1回190円なので毎日通うようになりました。整骨院が腰椎ヘルニアで保険請求をすることも、1年以上長期的に保険適用していることも違法だと私はわかっています。けれども、父にとっては、待っていてくれる人がいて、やさしく触ってもらえ、小遣い程度の料金で散歩にもなる、と良いことばかりで、他に知合いを3人も誘い、また父の時間に合わせて他からくるお年寄りもいます。つまり、整骨院は高齢者のサロン化していて、整骨院と高齢者の利害が一致している状態です。ここで、違法だと整骨院を訴えると、他に同様のサービスをしている所がありません。90歳位まで生きるお年寄りが珍しくない最近ですが、介護が必要ではない高齢者について、老稚園のような受け皿が必要なのではないかと思います。なにか良いアイデアは無いでしょうか。

A 回答 (1件)

介護業界に勤める者です。


介護が必要がない方に関しては、老人会など地域のコミュニティに参加している方が多いようですね。
週に1回ほどの会合では、講師を呼んでボランティアで講演会をしてもらったり(だいたい健康に関する内容が多く、医師や歯科医師に来てもらうことも多いようです)それ以外の日には、ヨガ教室やダンス教室、楽器を持ち寄って練習会などを行っているところが多くあるようです。
ボランティアとして、手伝いに行ったことが何度かあります。女性は手作りの漬物やまんじゅうなんかを持参して、後でみんなでお茶(酒盛りまで)を楽しむのが最大の目的だったみたいですけどね。
集会場のカレンダーは、毎日何らかのイベントがあって、好きな方は毎日通うんだとか。

月会費程度は必要なようですが、そういったところを探してみてはいかがでしょう?
高齢者用のマンションって、福祉サービス関連の事務所が併設されているか近くにありませんか?そういうところで訊ねてみると情報が得られるかもしれません。ケアマネさんとかヘルパーさんがよくボランティアで借り出されていますから。
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この回答へのお礼

さっそくの回答をありがとうございました。
父は今の所に移って9年になります。母は移ってからそこでのいろんな同好会に参加して、囲碁・コーラス・俳句・グランドゴルフ・介護フロアへの大正琴のボランティア等忙しく過ごしました。男女の違いか、母が9歳も若かったせいかはわかりませんが、父はそういった趣味に興味が無いようでした。整骨院に行くことは、癒されると同時に若い経営者を応援する満足感もあるようです。それと、意図的に用意された行事ではなく、時間は短くても日常的なのが居心地を良くしていると思います。60歳代から高齢者としての人生を送るのですが、それから30年というのはものすごく長い時間に思われます。そういった時間をどう過ごすかを計画的に考えた人は少なく、その年齢にならないとわからない、だんだん判断力が鈍ったり体が動きにくくなったりの世界があるようです。男の人は特にいくつになっても人から必要とされたい社会性もあるように思います。連れ合いとこのことを話して、都会と地方ではまた違うだろうということ、病院等が高齢者のサロン化するのは「病気」がお互いの共通項になりやすく、待ち時間によく顔を合わせるということが知合いになりやすいのだろう、ということです。それなら、病院にサロンを併設すれば、とも思います。介護についてもまだ試行錯誤が始まった状態で、高齢者の生活についてはまだこれから社会でどう受け止めていったら良いのかを考えて行かなければならないのかもしれません。難しい問題です。

お礼日時:2010/08/16 01:07

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