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台湾人の先生に質問されて答えられずにいます。

日本の地名によくある「〇〇ヶ原」「〇〇ヶ丘」などの
「ケ」の読み方は「が」になりますが、
どうしてカタカナの「ケ」を「が」と読むのか
理由を知りたいそうです。

国語辞典で調べたところ「ケ」は漢字の「介」の略体と
書かれていましたが、やはり理由までわかりません。

この理由についてどなたか教えてください。
お願いします。

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A 回答 (10件)

多くの方から回答が寄せられていますが、私も気になったので調べてみました。



「ケ」という表記のもとの字は「箇」で、ものを数えるときの助数詞です。平安時代末期の『今昔物語』に例があります。
「法会を行ふ事、五箇日」
しかしこれだけでは、「箇」をなんと読んだのかは分かりません。そこで室町末期にキリシタンが全部ローマ字で書いた『平家物語』を見ると、
「十四五箇国」をjuxigocacocuと書き、「三箇年」をsanganenと書いています。つまり、「箇」は前後の音によって「カ」とも「ガ」とも読んでいたことが分かります。

明治に入って、森鴎外(鴎の正しい字がネットで扱えない)は「一箇月」と書き、「ケ」は使わなかったようです。一方、夏目漱石は、
「授業が始まって、一ヶ月ばかりすると」
と、「ケ」を使っています。

では、「ケ」は明治以降にできた書き表し方かというと、先の『今昔物語』で、鎌倉時代の写本に、
「既に三ケ日夜を経たり」
とあります。したがって、「ケ」という書き方が鎌倉時代には行われていたことが分かります。一方、このころのお坊さんは写しものをするとき、「菩薩」を「草かんむりにカタカナのサ」の一字で代用したそうです。「菩」の草かんむり、「薩」のサです。このような大胆な省略法を日常行っていたので、「箇」の字も竹かんむりの片側だけを取って、「ケ」にしてしまったようです。

以上は助数詞としての「ケ」の始まりの説明でしたが、長い間に、助数詞ではない格助詞の「ガ」を持つ地名などにも、真似て「ケ」が使われるようになりました。

なお、現代仮名遣いでは、固有名詞を除いて、「カ」や「ガ」を書く方がよいとされています。

ここまでは朝日新聞社『大野晋の日本語相談』2002年8月発行を参考にしました。

「ケ」を小さく書く理由ですが、現代仮名遣いで、「ハ」を「wa」と読む例はあっても、「ケ」を「ka」または「ga」と読んでもよいなどということはありません。日本語の原則からはずれるので、あえて小さく書き、仮名文字ではなく記号のような意味合いを持たせたのではないかと思います。これは私の想像です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
文献を用いてこれほどまで詳細な情報を収集されたことに驚きました。またそれをわかりやすくまとて書かれたことに本当に感謝します。いままで個々にわかっていたことが一つにつながり非常に納得いきました。

「箇」の読みについては「箇」の前後に濁音があるかないかで「カ」又は「ガ」に変えることがあるんですね。
「ケ」の使用は比較的新しい書き表し方と思っていましたが、すでに鎌倉時代に「ケ」のような省略法を使ってるんですね。

読み方がわかるまで普及してるのに読み方の理由を知らなかったことさえ気づかなかった「ケ」の存在を再認識できたことは大変おもしろいことでした。

片仮名(平仮名)=発音という日本語の基礎がこの質問のもとになっていたなんて思ってもみませんでした。

お礼日時:2003/08/10 18:37

仕事で走り書きをするとき


事務所 を
事ム所
と書くのに似ているなとおもいました。

ム から 務 が想像できるような省略の仕方ってほかにもあるのではないでしょうか。
ケっと 箇 の かんむりの ケ だけを取ったんでしょうね。
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この回答へのお礼

広く一般的に使われる省略の仕方について今は思いつきませんが、職場など狭い範囲で通用する省略の仕方ならあるかもしれません。

例えば仕事の仲間の「大野さん」は「大ノさん」と電話伝言メモの宛名に書かれます。
但し文字の形から「ノ」→「野」を想像できるかどうか疑問なんですけど・・・。
アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2003/08/10 18:53

ふたたびお邪魔します。



おっしゃるとおり「三箇日」はすなおによめば「サンカニチ」とにごらないようにおもいます。なんでにごるんでしょうね。

大きいほうの「ケ」はカタカナで、「介」の字ががもとになってできたと、いろいろな本にかいてあります。
小さいほうの「ヶ」はカタカナではないのだそうで、個数専用の文字 (記号?) なのだそうです。小さいほうの「ヶ」は「个」の字がもとになったのだそうです。
両方とも国語辞典に (もとになった漢字のこととか) のってますが、小さいほうの「ヶ」に関しては「け」の項ではなく、「か (箇、個、个)」の項ににのってます。図書館などでおおきめの国語辞典や漢和辞典をしらべてみると、おもしろいですよ。
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この回答へのお礼

>なんでにごるんでしょうね。
「が」を使った方が音の響きがいいからでしょうか?うーん・・・わかりませんね。

大きい「ケ」と小さい「ヶ」の違いは何だろうと思ってたところで、この回答を頂きとても嬉しいです。本当にありがとうございます。

改めて国語、漢和辞典を調べると今まで知らないことがいろいろ載っていて本当おもしろいですね。Joshua0440さんがおっしゃるようなおおきめの辞典にはさらに多くの情報が載っていてもっとおもしろそうですね。

お礼日時:2003/08/05 18:09

お礼ありがとうございます。



>「个」「箇」が中国語の「ガ」の発音に近いかどうか台湾人の先生に今度聞いてみます。

中国語の「ガ」の発音に近い?・・・これは北京語の場合ですが・・・地名の「ガ・カ」との繋がりは判りません。
   ただ日本語では箇所(個所)といいますね。。。

台湾の福建語の発音では「个」「箇」は、[go(ga)≒コ]のように聞こえます。

広東語の場合も、日本人が発音するのとほとんど変わりのない[コ]で通じます。

「个」「箇」の内、[个]は台湾/香港などの商店では広く使う文字で、筆記体は日本人の書いたの[ヶ]のように見えます!


今朝改めて辞書を見たら、[ヶ]も「介」の草書体という記述もあり、「介」の意味も9番目に「ものを数える語」と出ていました。
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この回答へのお礼

再度アドバイスありがとうございます。中国語はいろいろ種類がありますから発音もいろいろなんですね。まだ先生に会ってないので「个」「箇」の発音について確認できてません。

先生に質問されなかったら「ケ」を辞典で調べることはなかったと思います。国語、漢和辞典を使うのは難しい熟語を調べるだけではないのですね。こんなふうに辞典を使うこともできるんですね。

お礼日時:2003/08/05 18:03

1.「三日間」という意味の「サンガニチ」は漢字で「三箇日」とかく


2.「三箇日」は「三个日」とかいてもおなじこと
3.「个」をてがきすると「ヶ」にみえなくもない
4.「三箇日」を「三ヶ日」とかくようになった
5.「三ヶ日」が「サンガニチ」なら「ヶ」は「ガ」にちがいないと感ちがいするひとがふえた
6.「○○の丘」という意味の「○○が丘」の「が」を「ヶ」におきかえるひとがあらわれた

といったところではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。「三箇日」の「箇」を「が」と読むのですね。
「箇」は「か」しか読まないと思っていました。
この流れはどこかで聞かれた話しなのですか?

お礼日時:2003/08/05 03:00

>『国語辞典で調べたところ「ケ」は漢字の「介」の略体と』・・・???




「ヶ」は「个:カ/コ」の筆記体のはずですが???

「个」は「ヶ」の文字で、戦前のお店屋さんなどではよく使っていました・・・(トマト3ヶ、など)

「个」は[箇・コ]の俗字で、今流に書くと[個]になりますが。。。




>「〇〇ヶ原」「〇〇ヶ丘」などの「ケ」の読み方は「が」になりますが、~~~

こちらのことに関しては、申し訳ないのですが私には分りません!

・・・私見としては「个」「箇」などは、中国語では「ガ」に近い発音をするのですが、その音ではないかと考えます。
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この回答へのお礼

>「ヶ」は「个:カ/コ」の筆記体のはず~
私が調べた国語辞典は旺文社のものです。ちなみに漢和辞典(旺文社)には「ケ」は「介」の草書体と書いてありました。調べた辞典がよくないのでしょうか?

>「个」は[箇・コ]の俗字で、今流に書くと[個]になりますが・・・
「1ケ」を「1コ」と読むわけがわかりました。

「个」「箇」が中国語の「ガ」の発音に近いかどうか台湾人の先生に今度聞いてみます。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2003/08/05 02:58

確か、八百屋の店頭での個数表示を「箇」から省略していって「ケ」になっていったと聞いた事があります。

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この回答へのお礼

八百屋さんは「箇」を書くのが面倒だったんでしょうね。
この話を台湾人の先生に話したらおもしろいと思います。
本当ありがとうございました。

お礼日時:2003/08/05 02:55

 「○○が浦」「××が岳」などで「が」を使う理由はほぼ明白です。


 すなわち、格助詞「が」は所有を表わします。

1(格助詞)
1体言及び体言に準ずる語に付く。連体格を示す。前の体言が後の体言に所有・所属などの関係で続くことを示す。同じ連体格に「の」があるが、「が」は、前の体言に「我わ」を始めとして話し手側の人間を受けることが多く、能動的主体としてとらえる。「の」に比べ、低い敬意で遇するととらえられることもある。(広辞苑第5版より)

 ですから「どこそこの何」という意味だと考えられます。
 けれども、それに「ヶ」の文字を宛てる理由がわかりませんでした。
 それで、♯1の方の回答を拝見すると、なんとなく納得がゆきます。
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この回答へのお礼

「ケ」の前が数字以外の場合、どうして「ケ」を「か」と読まず「が」
と読むのか疑問だったんです。
この回答で納得いきました。本当ありがとうございました。

お礼日時:2003/08/05 02:53
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この回答へのお礼

早速参考URLを見ました。
gooの辞典がこんなに活用できるとは知りませんでした。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/08/05 02:52

こんにちは!


「3ヶ所」とかいうときの「ヶ」は、「箇」という漢字の竹かんむりの片っぽをとったものだと聞いたことがあります。
竹かんむりの漢字を探してみてはいかがでしょう。
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この回答へのお礼

回答頂き本当にありがとうございました。
「ケ」が「箇」の竹かんむりを取ったものだとは知りませんでした。
「ケ」の前が数字の場合、納得いきます。竹かんむりの漢字を調べてみます。

お礼日時:2003/08/05 02:51

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 大きい「ケ」と小さい「ヶ」は、由来を別にする物(「ヶ」は「箇 or 个」の略字)という説も有り、正式表記として大小どちらを使うかを決めている自治体もあります。

  「ケ」のもの
   青森:西津軽郡鰺ケ沢町
   青森:南津軽郡碇ケ関村
   青森:上北郡六ケ所村
   岩手:胆沢郡金ケ崎町
   宮城:刈田郡七ケ宿町
   宮城:宮城郡七ケ浜町
   茨城:龍ケ崎市
   埼玉:鳩ケ谷市
   千葉:鎌ケ谷市
   千葉:袖ケ浦市
   東京:八丈支庁青ケ島村
   神奈川:横浜市保土ケ谷区
   長野:駒ケ根市
   岐阜:不破郡関ケ原町
   静岡:田方郡天城湯ケ島町
   静岡:引佐郡三ケ日町
   三重:阿山郡島ケ原村
   奈良:添上郡月ケ瀬村
   熊本:天草郡龍ケ岳町
   宮崎:西臼杵郡五ケ瀬町

  「ヶ」のもの
   茨城:新治郡霞ヶ浦町
   埼玉:鶴ヶ島市
   神奈川:茅ヶ崎市
   新潟:北蒲原郡京ヶ瀬村

 まあ、当の自治体自体が正式文章や施設名称などで間違えていたりする事が良くある事なので、目くじらを立てる程の物では無いと思いますが…。
 (自治体によっては、「どちらを使っていただいても問題ありません」と公式に発表している所も有ります。)

 最近は、コンピュータのプリンタなどの普及で気にする必要が無くなって来ましたが、それ以前は活字の問題(1字1字、字形を別に容易しなければいけない)で字数を減らす為に「ケ」に統一する様に推奨する動きもありました…。
 (総務省とかは大きい方を使う傾向がある。)

 Wikipedia等の不特定多数の人が更新するような所では、下記の様な規定が有ったりします。

>小さい「ヶ」は、使わないでください。
> 例: 1ヶ月 → 1か月、1箇月
> 固有名詞の場合は、使用できますが、以下に注意してください。
> o 地名では正式表記が「ケ」の場合も「ヶ」の場合もあります。
> 例: 鎌ケ谷市、茅ヶ崎市
> o 正式表記が揺れる場合があります。
> 例: 雑司が谷(地名)・雑司ヶ谷霊園・雑司ケ谷停留所・雑司谷中学校、七里ヶ浜(地名)・七里ヶ浜駅・七里ガ浜(住所表示)、溝口(地名)・武蔵溝ノ口駅(JR)・溝の口駅(東急)
   http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E8%A1%A8%E8%A8%98%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89#.E4.BB.AE.E5.90.8D

 小さな「ッ」は促音(そくおん)[つまる音]、通常、3モーラを構成する真ん中の要素としてのみ存在する物だと思いますが…。
 (別物だし発音からして変わる)

 大きい「ケ」と小さい「ヶ」は、由来を別にする物(「ヶ」は「箇 or 个」の略字)という説も有り、正式表記として大小どちらを使うかを決めている自治体もあります。

  「ケ」のもの
   青森:西津軽郡鰺ケ沢町
   青森:南津軽郡碇ケ関村
   青森:上北郡六ケ所村
   岩手:胆沢郡金ケ崎町
   宮城:刈田郡七ケ宿町
   宮城:宮城郡七ケ浜町
   茨城:龍ケ崎市
   埼玉:鳩ケ谷市
   千葉:鎌ケ谷市
   千葉:袖ケ浦市
   東京:八丈支庁青ケ島村
   神奈川:横浜市保土...続きを読む

Q「個」と「ヶ」の違い

特に専門家の方にお聞きします
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もし知っている方がいらっしゃれば教えて下さい
よろしくお願い致します

Aベストアンサー

前にも同じような質問があって回答した憶えがあったのですが、さがせませんでしたので、あらためて回答します。

「ヶ」はカタカナの「ケ」ではなく「箇」の略体である「个」という文字から来ているという説が有力です。そしてその「箇」は「個」の異体字で、両方の文字の意味はまったく同じものだそうです。

つまり、個=箇→个=ヶ という関係です。

このことから、1個も三箇日も五箇条も槍が岳もみんな1ヶ、三ヶ日、五ヶ条、槍ヶ岳と「ヶ」が使われているわけです。

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一ヶ月、霞ヶ関など、「か」や「が」と読んで発声している部分を文字にした際に「ヶ」と表記していますが、これはどうしてなのでしょうか?
このように表記するようになった理由、経緯について詳しい方が居りましたら、お教え下さい。宜しくお願い致します。

Aベストアンサー

一ヶ月、霞ヶ関などに使われる「ヶ」は、他にも一ケ、二ケと数を数える時にも使い「こ」と読みます。「いっけ」、「にけ」と読んでる人がいますが、それは誤りとなります。

これらはいずれも、表記としてはカタカナの「ケ」を使っていますが、カタカナの「ケ」に「か」「が」「こ」などという読み方があるわけではありません。もとをたどれば、漢字の「个」とか同類の「箇」の冠の略字形なのです。これらの漢字の読みは「か、こ」で「物などを数える」語です。

これらの漢字は今では一般的には使われず、「個」となります。これは「こ」とは読みますが「け」とは読めないため、「ケ」=「個」であることが直接的にはわかりづらくなっています(「个」「箇」を知らないとわからない)

ところで、カタカナの「ケ」はもともとの漢字(ひらがな・カタカナは漢字の全部または一部を略して生まれたものです)は、「介」で、「介」にも「数を数える」語の意があるのですが、これがある意味混乱のもとになっているようです。一ヶ月、霞ヶ関などに使われる「ヶ」は「个」「箇」の略字として生まれたのですが、同じ文字を使うカタカナの「ケ」の元字「介」にも数を数える意味があったのです。また、「ケ」「ヶ」が区別なく使われる状況になっていますので混乱に拍車をかけてしまっているのです。

なお、「ケ」「ヶ」は

(1)もともと、数を数える際の「いっこ、にこ」の用法

からはじまり、次のような用法が派生していったようです。

(2)次の語を飾ったり、所有をしめしたりする役目
     ex)霞ヶ関、阿佐ヶ谷、自由が丘 

(3)飾るだけの役目
     ex)三ヶ月

一ヶ月、霞ヶ関などに使われる「ヶ」は、他にも一ケ、二ケと数を数える時にも使い「こ」と読みます。「いっけ」、「にけ」と読んでる人がいますが、それは誤りとなります。

これらはいずれも、表記としてはカタカナの「ケ」を使っていますが、カタカナの「ケ」に「か」「が」「こ」などという読み方があるわけではありません。もとをたどれば、漢字の「个」とか同類の「箇」の冠の略字形なのです。これらの漢字の読みは「か、こ」で「物などを数える」語です。

これらの漢字は今では一般的には使われず、「...続きを読む

Q1ヶなどの読み方、表記の仕方を教えて下さい。

物を数える時などに、1ヶ、2ヶなどと「ヶ」を使いますよね?
表記の仕方はカタカナ「ケ」を使うのでしょうか?
それとも○○ヶ崎などと同じ表記「ヶ」なのでしょうか?
そして読み方は??
何を数える時に使うのでしょう??
分からないことだらけです。
どなたか教えて下さい。

Aベストアンサー

ケ以外にもカ、ガ、か、が、個、箇、などが使われます。一応の使用基準は次の通りです。小説家など好みの
表記をする人がいます。

1.数詞の場合
歴史的かなづかい・・・数ヶ月、一ヶ所、
現代式表記・・・・・・数ヵ月、一ヵ所
読みはどちらも「か」です。

2.普通名詞
特に決まりはないので、自分の好みで統一します。

3.固有名詞
県名、市町村名、個人名、会社名などは上記の原則ではなく、使われている(本人や関係機関)表記を尊重します。

4.箇、ケを使うもの
数値としては、リンゴ、みかん、椅子、石、コップ、
など。最近は日本人もよく間違えるので、外国人は
覚えるまでは、すべて箇を使っても意味は通じます。

なお日本語の正しい表記は下記の本が参考になります。
買うか図書館で利用して勉強してください。

『日本語の正しい表記と用語の辞典』講談社、
¥1,359+税
『NHKことばのハンドブック』日本放送出版会、
¥1,845+税

Q1コ、2コはなぜ1ケ、2ケともいうのですか?

1個を1ケと表記する仕方がありますが、あれはいつからどういういきさつでそうなったのでしょうか?普段何気なくつかってるけど、あれはイッケ、ニケ、とは読みませんよね???・・・謎です。ご存じのかた、よろしくお願いいたします。

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「ケ」という表記のもとの字は「箇」で、ものを数えるときの助数詞です。平安時代末期の『今昔物語』に例があります。
「法会を行ふ事、五箇日」
しかしこれだけでは、「箇」をなんと読んだのかは分かりません。そこで室町末期にキリシタンが全部ローマ字で書いた『平家物語』を見ると、
「十四五箇国」をjuxigocacocuと書き、「三箇年」をsanganenと書いています。つまり、「箇」は前後の音によって「ka」とも「ga」とも読んでいたことが分かります。

明治に入って、森鴎外(鴎の正しい字がネットで扱えない)は「一箇月」と書き、「ケ」は使わなかったようです。一方、夏目漱石は、
「授業が始まって、一ヶ月ばかりすると」
と、「ケ」を使っています。

では、「ケ」は明治以降にできた書き表し方かというと、先の『今昔物語』で、鎌倉時代の写本に、
「既に三ケ日夜を経たり」
とあります。したがって、「ケ」という書き方が鎌倉時代には行われていたことが分かります。一方、このころのお坊さんは写しものをするとき、「菩薩」を「草かんむりにカタカナのサ」の一字で代用したそうです。「菩」の草かんむり、「薩」のサです。このような大胆な省略法を日常行っていたので、「箇」の字も竹かんむりの片側だけを取って、「ケ」にしてしまったようです。

以上は助数詞としての「ケ」の始まりの説明でしたが、長い間に、助数詞ではない格助詞の「ガ」を持つ地名などにも、真似て「ケ」が使われるようになりました。「自由ヶ丘」「緑ヶ丘」などです。

なお、現代仮名遣いなどでは、助数詞の場合は「個」や「コ」「こ」、格助詞の場合は、固有名詞を除いて、「カ」や「ガ」を書く方がよいとされています。

ここまでは朝日新聞社『大野晋の日本語相談』2002年8月発行を参考にしました。

「ケ」を小さく書く理由ですが、現代仮名遣いで、「ハ」を「wa」と読む例はあっても、「ケ」を「ka」または「ga」と読んでもよいなどということはありません。日本語の原則からはずれるので、あえて小さく書き、仮名文字ではなく記号のような意味合いを持たせたのではないかと思います。これは私の想像です。

「ケ」という表記のもとの字は「箇」で、ものを数えるときの助数詞です。平安時代末期の『今昔物語』に例があります。
「法会を行ふ事、五箇日」
しかしこれだけでは、「箇」をなんと読んだのかは分かりません。そこで室町末期にキリシタンが全部ローマ字で書いた『平家物語』を見ると、
「十四五箇国」をjuxigocacocuと書き、「三箇年」をsanganenと書いています。つまり、「箇」は前後の音によって「ka」とも「ga」とも読んでいたことが分かります。

明治に入って、森鴎外(鴎の正しい字がネットで扱え...続きを読む

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