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武田邦彦氏に対する反論本の有無
『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』などの著作がある武田邦彦氏の論に対して体系的に(ピンポイントの誤りの指摘ではなく)反論した文書はありますでしょうか。SF作家の山本弘氏以外のもので、できれば専門家の立場から書いたものを教えていただけるとありがたいです。

A 回答 (5件)

正式な資料がわからなくて、武田邦彦のようなでたらめな情報が目立つ日本とはなんだろうかと、考えさせられる質問です。



以下に正式な資料があります。

1.ココが知りたい温暖化(独立行政法人 国立環境研究所 地球環境研究センター )
  http://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/qa_inde …

2.「地球温暖化懐疑論批判」  
  http://www.kanshin.com/keyword/1979191

3.“環境問題のウソ”のウソ
  http://www.kanshin.com/keyword/1330642
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この回答へのお礼

2番目の資料が参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2010/10/10 10:17

y-konsan が例示されているように、反論文書はいくつもあります。

無料で配布されている文書と金儲けのためのインチキ本との区別は容易でしょう。

ただ、根本的な問題として、トンデモ本に対して反論することは、困難です。そもそも、問題点になっていないことを取上げていますから。

武田氏やekoponさんがおっしゃることがら
「だいたい日本には大昔、象がいたし、古典文学にも異常気象の話はたくさん出てきます。
温暖化やその原因がCO2だとする説には、疑問を唱えるさまざまな分野の専門家が世界的にかなり多いようなのです」

IPCCの報告書では、太陽活動の変化による過去の気候変動を否定していません。
日本の気象庁の異常気象レポートでも、現在の日本の気候は「ゆるやかな寒冷化傾向にある」と、はっきり指摘しています。
(念のため、縄文期には温暖な時代がありましたが、ナウマンゾウとアフリカゾウは違います)

そのような、自然現象による気候変動を「差し引いた結果」を議論しているのです。もし、今後100年間、気温が一定で推移すれば、「温暖化傾向にある」といわざるを得ません。
実際には、「差し引いた結果」でも上昇傾向にあるということです。

それから、「原因がCO2だとする説」はIPCC報告にはありません。あくまで「温室効果ガス」であって、CO2は(過半数ですが)一部に過ぎません。将来の気候の推定には水蒸気の影響も考慮されています。ただし、自然発生の水蒸気は政策としてコントロールする対象にはならないので、「削減しよう!」とは言わない。

IPCCの報告書は、世界中の学術論文(査読誌)をすべて集めて、多数のレビューワーが整理したものです。ここに、無査読論文が紛れ込んでいたということです。件の某氏の意見でも、きちんとした論文があれば、報告書に引用されます。引用されるべき論文が無い者を、この分野の専門家とは言いません。専門家の99%以上はIPCCの報告書を支持しています。

IPCCの報告書は完全に無料で公開されていますし、報告書の作成にかかわった著者の氏名も公開されています。
「異論・反論でどちらが正しいかではなく、広く情報を集めて自分で判断すること」
これが正しい姿勢ではないでしょうか。

参考URL:http://www.ipcc.ch/
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この回答へのお礼

IPCCの報告書を1から読んでみようという気にはなりませんが、2点ほど補足をします。
一般論として、トンデモ本に対して反論が難しいのは、反論本を書いても商業出版として成り立ちにくいことと専門家がわざわざ書きたがらないことにあります。そのため、質問文でも名前を上げたSF作家の山本弘氏が反論本を出したり、あるいは学際計算統計物理学が専門の菊池誠氏が医療分野について発言したりといった状況にあります。
また、専門家の定義ですが、IPCC報告書に引用された論文の著者に限定するのではなく、気象学等の地球環境関連の分野で公的機関の研究職をしていたり、査読付き論文誌に論文が掲載されたことがあれば専門家とみなしていいと思います。

お礼日時:2010/10/10 13:24

まちがって「回答を評価する」をクリックしてしまいました。


あしからず。

ただし、クライメート・ゲートは複雑な問題です。

この事件は、インド研究者の私的レポートをWWFが引用し、
それをIPCCが不用意に採用してしまったというものです。

高山の融雪などのローカルな研究は地域の研究者に任せてあり、
査読されないないという欠点も明らかになりました。

今のIPCCのパチャウリ委員長は、インドの経済学者で、
ブッシュ前米国大統領の強い要望で前任者から交代した人です。

何かなければよいがと不安でしたが、やっぱりかという印象です。

しかし、IPCCの根幹の研究は揺らいでいませんので、
次回の第5次報告書も大幅な変更は無いと思います。
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この回答へのお礼

クライメートゲート事件とよばれているものは電子メールの漏洩と、米国の保守派層などが電子メールの内容について疑惑を指摘したことを指します。
「インド研究者の私的レポートをWWFが引用し、それをIPCCが不用意に採用してしまった」というのは別のことを指しているとおもいます。強いて言えば「ヒマラヤ氷河事件」でしょうか。

お礼日時:2010/10/10 11:10

回答にはならないかもしれませんが、「クライメートゲート事件」を知っていますか?


COP15の論拠になったIPCCのデータが怪しいという話(詳しくはネットでお調べください)です。
BSの国際ニュースでは、IPCCのあり方を見直そうということになったと報道されていました。
(地上波ではまったく出てきません)
そういえば、このニュース以後、なんか「温暖化」を騒がなくなって今夏の酷暑も「偏西風の蛇行」
としか解説しなくなりました。
だいたい日本には大昔、象がいたし、古典文学にも異常気象の話はたくさん出てきます。
温暖化やその原因がCO2だとする説には、疑問を唱えるさまざまな分野の専門家が世界的にかなり多いようなのです。ただし、懐疑派も「空気と水はできるだけ汚してはいけない」ことをはっきり主張しています。

このことで私は学んだのですが、マスコミが大騒ぎすることは常に「?」をもって聴くこと・
異論・反論でどちらが正しいかではなく、広く情報を集めて自分で判断すること・・・ですね。
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この回答へのお礼

地球温暖化「論争」についての感想をきいているわけではありません

お礼日時:2010/10/10 10:50

武田邦彦とそれに反対する論客たちの



「武田邦彦はウソをついているのか?」
http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%A6%E7%94%B0%E9%82 …

はどうでしょうか?
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この回答へのお礼

amazonのレビューを見る限り討論会の書き起こしということですね。

お礼日時:2010/10/10 10:32

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