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免疫検査のIgG数値が高いのに理由がわからない場合
注意点や調べたほうがいいことなどは何かありますか?

自己免疫疾患があるので定期的に病院へは通っているのです。
医師によると、その病気でたしかに高くなる検査項目ではあるものの、免疫抑制剤による薬治療もしているし、他の検査項目をみても病状が悪化している様子もない現在の状態にしては、IgGだけが上昇してゆくのは不自然だそうで、他に何か理由があるかもしれないとは言われてるのですが、その理由がわからない。

調べたくても何か他に自覚症状があるわけでもなく、主治医の先生は様子をみるとおっしゃってすでに何ヶ月も経過しました。
このまま放置してどこまで上昇するものなのかわかりませんが、この数字が高いことによっておきる問題は何もないのでしょうか?

A 回答 (3件)

IgG自体が高くて問題なることはありませんが、IgGが高くなる原因によって体に異常が起こる可能性があります。

IgGは、免疫系の異常で高くなることが多いですが、なかなか診断がつかないことも多いです。主治医の先生のいう通り、定期的な検査でフォローし、数値の推移で診断がつきやすくなることもあります。引き続き、定期的な検査を受けることをお勧めいたします。
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ご存知だと思いますがIgGは他の抗体より半減期も長くもともと血液中でもっとも多い自己抗体です。

通常は血液中で体内を巡回しながら常在菌などに対応、抗原中和やオプソニン化を果たしていますが、自己免疫疾患ではさらに増加します。
自己抗体はだれでも加齢にともなって増えるのですが、それは体内で老化したり壊れた異常細胞を処理するためのものです。自己免疫疾患では同様に組織破壊が起っていますので自己抗体を増やしてその異常細胞に対応してるわけです。
抗体産生細胞はB細胞ですが、外来抗原の抗体産生はB細胞でもB2細胞の方です。これはステロイドや免疫抑制剤を使えば抗体産生は抑制されます。
しかし自己抗体であるIgGやIgMは腹腔や扁桃などに多いB細胞でもB1細胞が産生します。B2細胞より起源が古く老化、自己免疫疾患などストレスで破壊される異常自己に備えています。残念ながら免疫抑制すればするほど顆粒球(ほとんど好中球)増多を引き起こし組織破壊が進んでいきますので、自己抗体を増やしておかなければなりません。
つまり免疫抑制剤はB2細胞には効きますがB1細胞は活性化して自己抗体を増やしかえってマイナスです。自己免疫疾患はそれでなくてももともと組織破壊を伴ってるにもかかわらず、免疫抑制剤を使うことによってさらに破壊は進みます。自己抗体のIgGが減るどころか増えることになります。
自己免疫疾患で現れる自己抗体や病態の把握が間違ってるために、IgGが増え続けることが不自然だというような結論になってしまうのです。不自然でもなんでもありません。免疫抑制をするとそうなることは自然なことです。

残念ながらIgGの数値が高いのは組織の破壊が収まらず進行してるということです。自己免疫疾患は末梢では顆粒球増多、リンパ球は減少という明らかな免疫抑制状態になっています。免疫抑制の病気をさらに免疫抑制すればどいうことになるでしょう。
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この回答へのお礼

IgGが増えることそのものが不自然だと言われたわけではなく、その増え具合がそれを考慮した上で高い、ということらしいのです。
定期的に行っている血液検査の結果で、その他の項目は上がったり下がったりしながら大体は大きな動きも無いことに対して、IgGだけは毎月少しずつですが確実に上がっているのです。

回答いただいた顆粒球増多、リンパ球減少もたしかにあります。
ありますが、一定以上悪くなっている様子もなく、それらが正常値に近付いている時ですら、IgGは増えているのです。
上がり続けるとはいっても限界はあるでしょうし、このまま様子をみるとは言われた以上そうするしかないのですが・・・
どのくらいまで上がってくるまで見るだけでいるのか、他の異常が出ないかぎりはいつまででも様子をみるだけなのか、限られた診察時間の中ではそこまで質問するのが難しく、検査結果を説明されるたびに募ってきていた疑問を誰かに相談してみたくて今回のような質問になりました。

色々と詳しくご説明下さり、とても感謝しております。お礼が遅くなり申し訳ありません。
ただ、明らかな免疫抑制状態になっている、とは言われましても、なんだか状況的にどういう解決方法もなさそうな印象で困ってしまいますが・・・

そもそもなんの自覚症状もないままに偶然発見された病気(SLEです)でしたので、免疫抑制剤を飲むように言われた時からわからないことだらけ。
勉強不足ですね(^^;

お礼日時:2010/10/26 19:29

マクログロブリン血症、多発性骨髄腫なども考えますが、たぶん蛋白電気泳動で正常なのでしょう。


とはいえ、蛋白電気泳動は感度が悪いので、自費になりますが遊離軽鎖(FLC)を測定されてもいいかと思います。FLCで正常ならば次に、慢性甲状腺炎などの慢性炎症、IgG4関連疾患など一応は考えますが、それらは肝機能の数値や症状がでてからでも遅くはないかと思います。
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この回答へのお礼

回答いただいた病名を調べたところ、自覚症状のあるものについてはあまり一致する部分はありませんでしたが、気付きにくい病気でもあるようなので記憶しておきたいと思います。
ありがとうございました。

慢性的に炎症があると上がる数字みたいですが、炎症、一応CRPは毎回基準値以内です。
すべてがこの項目に現れるわけでもないようですし、それだけではなんともいえないでしょうけど。

IgG・・・数字でわからない炎症がどこかにあるにしても、一時的な上昇ではなく、毎回少しずつ上昇し続けるものなのかどうかも少し疑問です。
炎症が増えているならさすがに何か自覚症状があってもいいはずですし・・・。

目安のようなものがないので、医師から「今わかっている病気だけが理由にしては高い」と言われると、じゃあ同じ病気の人はどんな数字なんだろう、という疑問がわいてしまいます(^^;

症状・年齢などによってバラバラですし一概に平均も書けない理由はあるのでしょうが・・・
それほど希少ではないにしても、多いとは言えない病気ですので、知人には一人もいませんし困ったもんです。
どこかに同じ病のコミュニティでもあればいいのですが、探しても見つからなかったんですよね。

保険外の検査はもうしばらく保留してから考えてみることにします。金額恐いし(^^;
最後に、PCを頻繁に使える状況ではないためにお礼や補足等、返事が遅くなってしまったことをお詫び致します。

お礼日時:2010/10/26 19:18

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