永遠は存在するのでしょうか?
ふと、永遠はあるのだろうかと疑問を持ちました。
・人間は勿論、永遠じゃないですよね。100年後には皆死んでしまいます。
・地球も永遠じゃない。いつかは跡形もなく無くなるかもしれない。
・人間の考え出した(発見した)数式や思想はどうだろうか。でも人間がいなくなれば使われること
が無くなる。これも永遠じゃない。しかし人間がいなくても、思想はまだしも数式などはあるようなもの
ではないか?でも人間が見つけない(認識できない)と、やはり無いようなものではないか。(なんか永遠じゃなくて存在のような話になっていますが、ご容赦ください)
でも一方ではこういう永遠はあるのでは?と思いました。
・「私は今22歳だ。もう21歳に戻ることは永遠に出来ない」
確かに、これは永遠です。でも上で挙げた永遠とは違う気がします。私が疑問に思っている
永遠は「ずっと続くもの」と考えていますが、22歳の例の永遠は「過ぎ去ったことに対するもので
それがもう未来には来ないもの」だと思います。
と、いうわけで私が出した結論は「未来永劫ずっと続くものは存在しない。永遠は無い」ということです。
しかし、少ない脳みそで考えたのでまだ疑問が残ります。
永遠は存在しますか?あるのなら何か例を挙げて頂けれると嬉しいです。
言葉足らずな面もあると思いますが、よろしくお願いします。
No.2
- 回答日時:
あなたの言う永遠って「無限」という表現に近いですね。
>「私は今22歳だ。もう21歳に戻ることは永遠に出来ない」
これは「二度とない」=「永遠」ですね。
だからこれは違うと分かると思います。
さて、永遠ってあるのか。
それは数学、思想の中であります。
数学では永遠に拡散したり、割り切れない数字が出てきます。
思想では人間の心は死んでも永遠に続きます。
回答、ありがとうございます。
無限ですか。考えていなかったですね……しかし永遠は「ずっと続いていく」と考えれば、
なるほど無限とも言えなくもないですね。
割り切れない数字!確かに10÷3は割り切れない。永遠にそうなりますね。
思想はどうでしょうか。死んだとしても、その人の思想は、例えば本などで読めば続いていきそう
ですが……
No.5
- 回答日時:
永遠と刹那は同じものです。
光速で移動するなら静止しているものからみると時計は停止します。
逆から見ると永遠となります。
No.6
- 回答日時:
永遠は存在するのでしょうか?
○ 存在するのですよ。
誰しもそれを記憶しているからノスタルジーを感じるのです。
「全てのものは移り変わって行く、何一つとして変わらないものはない。諸行無常ですね。」
「同時に、この世の物で何一つ自分の物といえるものはない。諸法無我ですね。」
これらは、私たちが変転の中にいることを表現しているわけですが、これを肉体的主観から精神的客観に移って観てごらんなさい。
変転を見つめる覚めた自分、永遠の自分が存在するがゆえに変転を冷静に観察できることがわかるでしょう。
つまり、永遠に生きる自分がいるからこそ、変転があり、それを楽しんでいる自分がいるということですね。これが「涅槃寂静」の心なのですね。誰しも理解はできる境地ですね。
この世は苦である。変転は苦である。若くいたい。死にたくない。
そう我らは永遠の存在だからこそ、苦の世界があるのですね。苦の世界は修行を楽しむ世界でしかないというのを見破ったのが仏陀ですね。
気がつけば簡単なことですね。本当の世界は永遠の生命の世界で、肉体生命は仮の遊び場でしかないということですね。・・・・・こんなこと心の奥の奥でみんな知ってることなんですよ。
回答、ありがとうございます。
仏教ですね。諸行無常は、なるほど変化というのは常に起こる。
永遠の生命の世界ですか。話は変ってしまって恐縮ですが、この世は苦で満ちていますし、
若くいたい、死にたくないというのは同意できます。
でもだからこそ楽しいことがあった時に思いっきり楽しめ、老いることで若いときにはない発見
があったりすろと思います。
No.8
- 回答日時:
あたしゃ#4のご意見に反対だね。
「永遠」即「存在」とあたしゃ理解している。「存在」っちゅうのは「変化」と自己撞着しちまう。まあ、矛と盾だ。変化ちゅうのは、未だそこにないから変化という言葉に意味がある。そこに既にあるんなら、変化じゃないもんね。もっと言うと、前もってどう変化するか判ってるんなら、変化する前にそれに関する全情報が「在った」ことになって、「変化」という言葉と矛盾しちまう。で、変化っちゅうのは「構造」のことだ。熱力学で言う平衡状態ちゅうのは、空間の並進対称性と方向対称性を持っている。どこまで行っても同じ世界だ。だから、あんたが居たら、並進対称性は破れてしまう。あんたも含めて構造ちゅうのは、熱力学で言う非平衡状態なんじゃね。そして、非平衡状態の定義から、全ての構造は一過性なんだ。だからあんたは一過性、すなわち変化の表現なんだ。物理屋は今現在でも、この宇宙は「存在」なんか、それとも「変化」なんか、どっちが本質なんかで喧嘩して居る。
あたしゃ「存在」の勇がアインシュタインで、「変化」の勇がプリゴジンだと思って居る。変化っちゅのを、物理屋風にかっこ良く素人脅しに言うと、この宇宙の「未来と過去についての時間の対称性の破れ」っちゅうんだが、果たして本当に時間の対称性の破れがあるのかないのかなんてのが、物理屋では問題になちょる。アインシュタインは本気で「時間が幻想である」って言っとる。一方、プリゴジンは「熱力学で言う意味での時間の対称性が破れているから、我々の脳味噌を含めた複雑系がこの世に出現し得る」って言っとる。
こないだ、一昨年にノーベル賞を貰った小林誠さんの講演をNHKの番組で聞いたんだが、ご自分のやった仕事を紹介した締めくくりの最後に、
「実は、ここで紹介した素粒子論の関する時間の対称性の破れとは全くレベルの違った問題として、熱力学で言うエントロピー増大の法則と言う『現象論的な』時間の破れと言うものがあります。しかし、この問題はここで述べた最も基本的な時間の対称性の破れとはレベルの違った『二義的』な問題ですので、私はこのことに関しては触れませんでした。」
と言う趣旨のことを仰っておられた。
現在じゃあ、物理学に矛盾することなくこの宇宙に人間を含めた複雑系が出現できる根拠が、この熱力学のエントロピー法則に基づいた時間の対称性の破れであることが確認されており、その業績に関して全世紀後半にノーベル賞が出ている。しかし、小林誠さんは、どうやら人間の出現は、この宇宙の基本原理とは無関係であり、現象論的、従って、二義的な根拠で可能になったのだと、この締めくくりのコメントで主張されているようだ。そう、ご本人はご自分で何を仰られたか判っておられんようだったが、小林誠さんに言わせると、あたしらっちゅう構造を持った連中は二義的な存在なんだそうだ。
こと程左様に、物理学者の間では小林誠さんのように「永遠」すなわち「存在」が最も基本的な問題であると考えているのか、それとも熱力学屋の物理学者のように、人間の出現を典型的な例とした「変化」がこの宇宙の最も基本的な問題であると考えているのか、未だに論争が絶えんのじゃ。
回答、ありがとうございます。
さて、本当にすみません。物理学は全くなので、ほとんど分かりませんでした。
ただ、永遠=存在は、確かに続いていくのだからそこになければならないと考えればそうなる
と思いました。
変化については……もう少し考えさせてください。
No.10
- 回答日時:
「永遠は存在するか?」という問いを、「存在は永遠か?」と
言い換えれば、どう思われますか?
あるいは、時間軸的な「永遠」を空間軸に射影して、
「無限は存在するか?」と言い換えればどうでしょう?
「存在」自体に「有限(時間的・空間的)」が先入しているのです。
存在性の本質が不確定性(=存在確率波)に依拠している事が
明らかとなっており、それによって波を無限に詰め込むと、
ある波形に対して、それを打ち消す逆位相の波が必ず約束され、
波の山が平坦になり、「不確定性無限=絶対無」だと言えます。
実は、先の「存在が依拠している確率性」は、時間軸と空間軸に
対して相補的な不確定性をなしており(位置を決定しようとする
とその時間的変化である速度の値が無限不確定化し、時点を決定
しようとするとその空間的変化(=内部運動量)である質量が無限
不確定化する)、どのような存在性も、原理的・絶対的に決定
しようとすると無に還元され、いい加減(階層現象)に捉える
時に有限的性質=存在性は派生する、と言えます。
「絶対無=不確定性無限」において、その無限の闇に認識体の
仮定断面の運動(プランク定数hの収束の時系列化)を想定すれば、
相対的に無の風は光になり、認識体はその光の向うに、自我仮説の
補完としての時空仮説=宇宙を認識するのです。
無=無限の潜在としての自我仮説性に対する、相補分化として
時空仮説が生じるならば、その時空的認識の有限性の“外”である
無限の広がりや永遠の時間は、問うだけ空しいものです‥‥その
“内”からして無なのですから。
回答、ありがとうございます。
「存在は永遠か?」と言われると、違うと言いますね。人間は永遠かと言われているようなものです。
ちなみに、こんな質問をしたのは質問にも書いたように気になったからです。
この人生が永遠だったら……相当嫌ですね。
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