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シリコンのキッチン用品って・・・

ちょっと前からシリコンのキッチン用品を
店頭や通販カタログで見かけるようになり、
便利そうなので私も欲しくなりました。

店頭で手に取ってみたところ、
ホコリというか繊維?みたいなものがよく付着していました。
お店の管理が悪いのかと重い、
他店へ見に行ったところ、同じでした。
正直食べ物を使う為のツールなのに不衛生では?と思ってしまいます。

みなさんがお持ちのシリコン製のキッチン用品はどうですか?
シリコンをはそういうものなのでしょうか?

A 回答 (3件)

シリコンとは主鎖に珪素を持つシロキサン結合で、側鎖にはメチル基・フェニル基等を持つエラストマ(弾性体=ゴム)です。

食用油に消泡剤として入れられている添加物のシリコンも、類似の分子構造です。
シリコンは人体に対して生理的に不活性な物質なので、医薬品の特に注射薬を製造する設備で使われています。しかしその反面、熱に弱い、油に弱い、匂いが吸着しやすい、機械強度が弱くて破損しやすいなどの欠点がある上に値段が高いので食品製造にはほとんど使われない材質です。

シリコンは帯電性が高く、表面の付着性も高いので、様々な塵埃が付着するのでしょう。きれいに洗ってから使って下さい。
塵埃には様々な由来があります。土壌由来(土埃)、ハウスダクト(衣類の繊維)、動物の毛、植物の綿毛など様々まです。中でも土埃は、土壌中で腐敗した様々な物質が粉塵になったものです。空気中を浮遊している一般細菌の9割方は単独で飛んでいるのではなく、塵埃に混じって飛んでいるとされています。
食品工場では静電気を帯電するものを避け、また外気は高性能フィルタを通して取り込んで、塵埃の侵入を不正でいます。でもご家庭ではそこまでで来ませんので、使う前に洗えば良いかと思います。

実の所、キッチン用品にシリコンが使われている理由は、私には理解できません。おそらく、破片が発生して異物として飲み込んでしまっても、毒にはなりませんとの意味はあるかも知れません。
材料の性質から考えたら、シリコンよりも、四ふっ化ポリエチレン樹脂(TFPE:商品名「テフロン」)の方が優れているでしょうね。やや高いのが難点でしょうが。
熱にも油にも、酸にも強く、移り香が起きず、しかも安全な材料は何かと言えば、私ならパーフルオロゴム(商品名「カルレッツ」)と言いたい所ですが、今は余りに高過ぎて家庭用には暫くの間使われないと思います。
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この回答へのお礼

詳しく分かりやすく説明して頂き、シリコンの事がよく分かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/06 09:34

前述の回答には無いことを補足します。


シリコンでできた製品はエタノール(アルコール)に触れるとたちまち溶解して使い物にならなくなります。ほんのちょっとでも後からおかしくなります。除菌用でもまずいです、熱湯消毒だけにしてください。
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この回答へのお礼

参考にさせて頂きます。ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/06 09:32

シリコン製品は材質的に埃を寄せ付けやすいので、店頭で陳列していればどうしてもそうなると思います。



シリコンは埃などが付着しやすくしかもそれが目立ちますが、逆に言えば目立つから良いということも言えます。
木製品や金属製品にだって、当然埃は付着してるのですが見えにくいから気付かないのです。

詳しいことは本題から脱線してしまいますので省略しますが、人間が生活していく上で埃はどうしてもつきまとってきます。
そればかりか、埃が無くては困ることもあります。

一概に「埃 = 不衛生」とは言えません。
衛生上問題なのは、埃より「雑菌」です。
雑菌が繁殖しにくいということに関しては、シリコンは優秀です。

木製品は雑菌が繁殖しやすく(腐る)、金属製品は酸化(錆びる)します。
これはどちらも人体に有害ですが、シリコンにはそういうことがありません。

したがって、シリコンは極めて衛生的な素材と言えます。
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この回答へのお礼

参考にさせて頂きます。ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/06 09:36

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