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「イチロー」や「キダタロー」のように、名前(本名)に「-」入りのフリガナを打つことは問題ないですよね?

私の名前にも促音があり、フリガナを打つときは、いつも「ー」を使っています。「イチロウ」や「キダタロウ」では本人ではないような感じがするのと同じで、自分のアイデンティティとして大事にしたいなと思っているのです。

しかし、先般生命保険の契約更新をしようとした時に、これでは受け付けられないといわれました。また、病院の窓口でも、健康保険証をだした時に、これは間違いなのでなおしなさい、といわれることもあります。(保険が使えなかったことは今までないですが)えらそうにそんなことを言われたらなんか人格を否定されるような気分です。

ちなみに、健康保険証や年金手帳などは「-」になっています。銀行の預金通帳の口座、キャッシュカードにも「-」を入れています。

これは、法律上、あるいは行政上、あるいは民事上問題あるのでしょうか?何か不利益になることもあるのでしょうか?
なお、戸籍にフリガナがないことは理解しています。

A 回答 (1件)

生保や病院窓口氏は、現代仮名遣いの本則に拠ったのだと想像します。


『現代仮名遣い』(昭和61年7月1日内閣告示第1号)によりますと、オ列の長音は、「オ列の仮名に『う』を添える。」とされています。
お父さんは(おとーさん)でなく「おとうさん」、今日は(きょー)でなく「きょう」です。一郎は(いちろー)でなく「いちろう」です。

大リーガーのイチローですが、カタカナで表記するところがミソです。『現代仮名遣い』の前書きに次のように書かれています。

1. (略)
2. (略)
3. この仮名遣いは、科学、技術、芸術その他の各種専門分野や個々人の表記にまで及ぼそうとするものではない。
4. (略)
5. この仮名遣いは、(中略)、外来語・外来音などの書き表し方を対象とするものではない。
6. (以下略)

イチローやキダタローは、外人名ふうに名乗っていると考えられるので、上記の4.項に該当します。
3.項の「個々人の表記にまで…」の一節ですが、出生届を提出する際に、参考として記入を求められる読み方にも適用されるのかどうか、確認したことはありません。しかし、市町村が発行する質問者さんの保険証や年金手帳に、長音記号が使われているのなら、出生届でも認められているのだと考えられます。
結論として、生保や病院、銀行などより、市町村が発行する書類等に使われている字を、優先すればよいと思います。
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この回答へのお礼

詳細かつ丁寧な御説明ありがとうございます。現代仮名遣いに法律上の規定があるのですね。自分の出生の時は恐らく「ウ」で届け出されたとは思うのですが、その後ずっと「ー」を使い続けており、規定上も個々人の表記に影響をおよぼさない、というのであれば、このまま使用し続けて問題なさそうですね。たしかに、ひらがなでかくと「いちろう」「おとうさん」でないとおかしいとは思いますが「イチロー」が「イチロウ」だったら違和感があるように、個人の名称として使うのは法律上も問題ないのですね。

お礼日時:2003/08/21 01:59

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