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最近は工学の分野で風圧荷重等をニュートン(N/m2)で表現しますが今一、ピンときません。
原因はニュートンとういう単位を日常では使わないからです。(例、肉1ニュートン100円)
日常:力(重量含む)の単位=kg (質量は日常では用いない) 
物理:力(重量含む)の単位=N  (質量の単位=kg)
物理と日常を統一するには日常の重さの単位をkgからNに(世界中で)変更する必要があるのですが、そこまで行うのでしょうか?
やらないのなら工学の分野でも荷重はNよりkgの方が解かりやすいと思うのですがどうでしょうか?
  

A 回答 (14件中11~14件)

どうでしょうかといわれても、現在では、kgfで表示する計測機器の販売及び販売目的の陳列、及び、kgfを使用した商取引は法律で禁じられています(計量法第8条、9条)。



ニュートンは国際単位系の力の単位ですが、国際単位系というのは物理のためにあるものではありません。国際単位系は物理を含むサイエンスのみならず、工学、産業、商業、医学などありとあらゆる分野を対象としたものです。そもそもが国際単位系は商取引上の必要性から生まれたものです。製造した機械類を輸出入する場合に、各国の基準がまちまちだと非常に困りますよね。実際に産業革命当時、これで非常に困ったのでフランスのタレーランの提唱によってメートル条約ができ、現在の国際単位系に発展していきました。

たこ壷的な研究室内で通用すればいいものであればどんな単位を使おうがその人しだいですが、いざその成果を外に向けて出そうとしたときに、国際基準に合わないというのは非常に困ります。サイエンスならまだしも、工学だと産業に直結していますから、余計困るんじゃないですか。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
質問を投稿してから気になって、本屋で立ち読みしたのですが、
中学1年の理科で、質量=kg、力=Nと厳密に区別していました。
但し、問題には「質量1kgの水の重力を10Nとして圧力を求めなさい」との但し書きがありました。
これは仕方が無いのかも知れません。

しかし厳密にいうなら「体重計」は重さ=重力=力なのだから目盛はkgではなくNにすべきでは?
又は「体重計」では無く「体質量計」と名称を変えてkgをそのまま使うかでは?

お礼日時:2010/12/15 05:35

ちょっと(わずかな)誤解があるようです。


「ニュートン」とは「力」の単位。「kg」は重量(質量)の単位です。
厳密に言えば、「1ニュートンは、1キログラムの質量をもつ物体に1メートル毎秒毎秒 (m/s2) の加速度を生じさせる力」です。(WIKIPEDIAより)
ですから「肉1ニュートン」は明らかに間違い。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5% …

物理学などの世界では、このように従来、混同されてきた「力」と「質量」に対して、「力」は「ニュートン」、「質量」は「kg」という風に厳密な棲み分けをしようとして、現状のような状況になったものです。
私が高校生の頃には「力」の単位として「kg重」というのがありました。あれが中途半端(混同しやすい根源)だったのですね。
上記wikipediaページに換算表がのってますが、「1kg重=9.8N」ということで実に半端。「1 N = 1 kg·m/s2 」の方が遙かにシンプルです。
同じように熱量の単位でも従来の「カロリー」の方が日常生活ではまだまだ主流ですが、いずれ「ジュール」で統一されていくことでしょうね。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
質問を投稿してから気になって、本屋で立ち読みしたのですが、
中学1年の理科で、質量=kg、力=Nと厳密に区別していました。
但し、問題には「質量1kgの水の重力を10Nとして圧力を求めなさい」との但し書きがありました。
これは仕方が無いのかも知れません。

しかし厳密にいうなら「体重計」は重さ=重力=力なのだから目盛はkgではなくNにすべきでは?
又は「体重計」では無く「体質量計」と名称を変えてkgをそのまま使うかでは?

お礼日時:2010/12/15 05:30

単に「kg」だと質量の単位になっちゃうからダメですね. kgf, kgw など「違う次元の単位である」ことを明確にしておかないと.


「重量 (力)」と「質量」を明確に区別する分野と区別せず混同して用いるところとで食い違いがあったとしても, それはしょうがないと思いますよ.
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2010/12/15 05:32

>工学の分野でも荷重はNよりkgの方が解かりやすいと思うのですが


 
「解かりやすい」とかはどうでも良いのです。重要なのは「荷重と重さを混同しないこと」ですから。
 
「荷重はN、重さはkg」のように、異なる物に同一の単位を付けないようにするのが重要なのであって、日常で使わないとか、解かりやすいとか、そんな主観的な理由で単位を決める事は出来ません。
 
それに「日常で使わない」とか「解かりやすい」とかってのは「貴方個人の主観」であり、そこには、万人が認める客観性がカケラもありません。
 
万人が使う「単位」には「万人が認める客観性」が必要で、個人の主観が入り込める余地は微塵もありません。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
質問を投稿してから気になって、本屋で立ち読みしたのですが、
中学1年の理科で、質量=kg、力=Nと厳密に区別していました。
但し、問題には「質量1kgの水の重力を10Nとして圧力を求めなさい」との但し書きがありました。
これは仕方が無いのかも知れません。

しかし厳密にいうなら「体重計」は重さ=重力=力なのだから目盛はkgではなくNにすべきでは?
又は「体重計」では無く「体質量計」と名称を変えてkgをそのまま使うかでは?

お礼日時:2010/12/15 05:29

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