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先般、「いる(居る)」の敬語「いらっしゃる」は、「いらせらる」から転化したものであることを、このカテで教えていただきました。
つきましては、これらから派生したと思われる「社長は会議室に【いらした】」という表現について教えてください。
前提をお示ししてから質問に入ります。

1.
いらせらる は、
いらせら・れ-ず
いらせら・れ-て
いらせら・る
いらせら・るる
いらせら・るれ-ば
いらせら・れよ

のようにラ行下二段活用する。
「いらっしゃる」よりも尊敬の度合いが高い。
ということになると思われます。

2.
いらっしゃる、は
いらっしゃ・ら-ない
いらっしゃ・り-ます / いらっしゃ・っ-て
いらっしゃ・る
いらっしゃ・る-人
いらっしゃ・れ-ば
いらっしゃ・れ

のようにラ行五段活用するのでしょう。

3.
「いらっしゃる」の連用形には、
「いらっしゃい(り)ます」の他に、「いらっしった」「いらっしって」「いらしった」「いらしって」があることも教えていただきました。
「社長がいらした」「社長がいらして室内は静かになった」などは時折耳にします。

ここで質問です。
「いらした」「いらして」などの連用形以外で、
「いらさない・いらす・いらす・いらせば・いらせ」などという活用も、現代人の人口に膾炙しているか否かは別にして(古語としてでも構いませんが)誤った活用ではない、ということになるのでしょうか。

・社長は、どこにもいらさない。(未然形)
・社長は、会議室にいらす。(終止形)
・応接室にいらす方は、社長の父上らしい。(連体形)
・社長がいらせば相談してみる。(仮定形)
・そこにいらせ(給え)。(命令形)

などという表現は存在するでしょうか、ということです。
連体形としての「いらす」
仮定形としての「いらせば」
などは聞いたことがあるような気もするのですが、正否は知りません。

なお、「いらせらる」の活用をあえて提示したのは、「いらした」が「いらせらる」から直接転化した可能性が、もしかしてあるのかもしれない、と感じたからです。
「いらせられる」が転化する段階でサ行五段活用が採用され、「いらす」が出現した、などの妄想をいだいてみたわけです。
ただ、この妄想の点に関してはお付き合いいただく必要はありません。
あくまで、「いらさない・いらす・いらす・いらせば・いらせ」などという活用は正しいのか否か、について知りたいというのが質問の眼目です。
  

     

A 回答 (1件)

「いらさない・いらす・いらす・いらせば・いらせ」という活用はありません。


「いらっしゃって」「いらっしゃった」から「いらっして」「いらっした」が生まれ、
さらに「いらして」「いらした」に変化したと考えられます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
  

お礼日時:2011/01/04 19:52

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