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V-V結線にて、電圧と電流の位相差が30°ずれる理由が分かりません。
どうしてなのでしょうか?

A 回答 (2件)

V結線だと、巻線には線間電圧が直接かかり、電流は線電流(Y接続時の相電流に等しい)が直接流れます。


負荷の力率が1の場合、Y接続の相電流と相電圧は同相になっていて、相電圧と線間電圧には30度の位相差がついています。
このため、巻線の電圧と電流が30度位相がつきます。
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この回答へのお礼

V結線はΔ結線から一本、線をなくしたものだと思っていましたが、Y結線も関係しているのですか?Y結線の相電流が流れるところがよく分からないもので。。

お礼日時:2011/01/15 15:35

線電流と線間電圧の対応を説明するために、Y接続をちょっと引き合いに出しましたが、あまり良くなかったでしょうか。


では、ちょっと変えて、
二次がΔ接続の(平衡した)トランスで、Δ接続の抵抗(平衡)負荷に電力を供給している場合を考えます。
uvの巻線や負荷を1番、vwを2番、wuを3番と呼ぶことにします。

それぞれの相が平衡しているので、1番の抵抗負荷と変圧器の巻線には線間電圧と同位相の電流が流れています。2番と3番も同様。(この時、u相の線には1番の電流と3番の電流を合成したものが流れていて、線電流と相電流の間には30度の位相差がついています。)

ここで、トランスの巻線のうち3番を取り外してV接続で電力を供給します。
負荷は相変わらずΔ接続なので、1,2,3番の抵抗に流れる電流も相変わらず線間電圧と同位相です。
ところが巻線がわでは、3番の抵抗に電流を供給していた3番の巻線がなくなっているので、1番や2番の巻線で3番分の電流も供給する(uやwの線電流を1番や2番の巻線で全て賄う)必要がでてきます。
結果、1,2番を流れる電流はu相やw相の線電流と同じになり、負荷の相電流(線間電圧と同位相)と位相が30度異なります。
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この回答へのお礼

遅くなりました!
大変分かりやすかったです!
ありがとうございました!

お礼日時:2011/08/16 09:12

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